今回の記事は、エクセルで文字に取り消し線を付ける方法について紹介します。
エクセルで文字に取り消し線を引こうとしたとき、ワードにあるような取り消し線のボタンがないので困ることがあります。
エクセルで文字に取り消し線を引く場合は、設定画面を開いて適用しなければいけません。
今回は、取り消し線の設定方法をわかりやすく解説します。
便利なショートカットキーについても紹介していますので、ぜひ参考になさってください。
取り消し線(ショートカット)の付け方
動画解説
画像解説
取り消し線を引く方法はこちら
エクセルで文字に取り消し線を引く方法は2つあります。
- ダイアログボックスから設定して、取り消し線を適用する方法
- ショートカットキーの活用して、取り消し線を適用する方法
この2つがあります。
それでは詳しい手順を解説します。
今回はこの3つのセルに取り消し線を適用します。
ダイアログボックスから設定して、取り消し線を適用する方法
まず、取り消し線を適用したいセルを選択します。
次に、ホームタブのフォントグループの右下のフォントの設定をクリックします。
ダイアログボックスが開きます。
取り消し線にチェックを付けましょう。
チェックが付いたら、「OK」をクリックします。
これで、選択したセルに取り消し線を適用することができました。
続いて、取り消し線を適用するセルを選択します。
「F4」キーを押すと、取り消し線を引くことができます。
※「F4」キーには「直前の操作を繰り返す」という機能があります。
ショートカットキーの活用して、取り消し線を適用する方法
取り消し線を引きたいセルを選択します。
キーボードの「Ctrl」を押したまま「5」を押しましょう。
これで取り消し線を引くことができました。
取り消し線を適用したらここに注意!
データをクリアしてみましょう。
データを消したセルに、新たにデータを打ち込むと、入力した文字にも取り消し線が適用されてしまいます。
設定した取り消し線を解除する方法
設定した取り消し線を解除する方法も2つあります。
- ダイアログボックスから、取り消し線を解除する方法
- ショートカットキーで、取り消し線を解除する方法
この2つがあります。
そうなんです。
解除も設定と同じ手順ですることが可能です。
ダイアログボックスから「取り消し線のチェックを外す」、または「Ctrl」+「5」のショートカットで解除が可能です。
取り消し線をリボンに追加する方法
「ワードにあるような取り消し線のボタンがないので困ることがあります」とお話をしましたが、実は「取り消し線」は設定を変えることでリボンに追加することも可能です。
もし、使う頻度が多いお仕事などであれば、リボンにボタンを追加しておく方が早く処理することができます。
まず「ファイル」タブをクリックします。
左の一覧から「オプション」を選択します。
緑色の部分に「オプション」がない場合は「その他」をクリックすると表示されます。
Excelのオプションダイアログボックスが開きます。
- 左の一覧から「リボンのユーザー設定」を選択します。
- 「新しいグループ」を選択します。
- 「名前の変更」をクリックして、わかりやすい名前を入力します。※今回は「取り消し線」としています。
- コマンドの選択の一覧から「リボンにないコマンド」を選択します。
- 一覧から「取り消し線」を選択します。
- 「追加」をクリックします。
ここまでの手順が完了すると、取り消し線が追加されます。
「OK」をクリックして終了します。
これで「取り消し線」のボタンが追加されました。
あとは、ボタンをクリックすれば、取り消し線を簡単に適用することができます。