今回の記事はExcel(エクセル)の今日の日付をショートカットキーで出す方法についてお話します。
日付をショートカットで出す方法
「今日」の日付の入力方法
今日の日付を自分で入力するのは
- セルに直接「12/16」と入力する
- 「きょう」と入力して変換する
- TODAY関数を使用する
といった方法があります。
直接入力するなら、①か②の方法になりますが、「きょう」と打って変換するのは割と手間ですね。
直接、「12/16」のように入力した方が早いですが、「あれ?今日って何日だっけ?」ということもありますよね。
日付を確認してから打ち込むのも割と手間です。
そこで便利なのが、「ショートカット」です。
これなら「今日って何日だっけ?」という状況でも使えるし、とにかく速いです。
「今日」の日付のショートカット
ショートカットはとっても簡単♪
キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「;(セミコロン)」を押す!
たったこれだけです。
これで今日が何日が曖昧でも正確に速く入力できます。
日付のショートカット 画像解説
今日の日付の表示は自分で設定できる
ショートカットで入力したら、年月日の区切りはスラッシュで表示されます。
中には、「年なしで表示したい!」とか、「〇〇年〇月〇日の方が良いんだけど…」とか、「曜日も一緒に出せると助かるんだけどなぁ~」など細かなご要望もあると思います。
そんな時は、「ユーザー定義」で表示形式を自分の望む形に変えてみましょう。
表示形式を自分で変える
「ホーム」タブをクリックして、「数値」グループの中の右下にある四角と矢印が組み合わさったようなマークをクリックします。※先ほどの画像解説の位置を参考にして下さい。
続いて、分類の一覧から「ユーザー定義」をクリックします。
例えば、
- 年なし【12/16】:m/d
- 〇〇年〇月〇日【2022年12月16日】:yyyy"年"m"月"d"日"
- 曜日も欲しい【2022/12/16(金)】:yyyy/m/d(aaa)
こんな感じで設定すると自分のしたい形で表示ができます。
表示形式の設定は、一度行えば、Deleteでデータを削除しても、表示形式自体を解除しない限り、次に入力した時にも同じ表示形式が適用されます。
TODAY関数じゃダメなの?
TODAY関数も今日の日付を入力することができます。
表示も同じように表示形式を活用すれば変えることができます。
TODAY関数でもOKですが、違いを理解して使うことがポイントです。
TODAY関数は、更新系の表示になります。
なので、今日データを開けば今日の日付、明日開けば明日の日付、という風に設定した日ではなく、開いている日を表示する関数なので、固定されません。
請求書などで毎回発行日が作成している日という「今日」であれば便利ですが、例えば、日々のデータを入力する、残すものであれば更新されるとまずいですね。
なので、そういった場合は、固定する必要があるので直接入力または今回のようなショートカットでの入力となります。
日付だけじゃない!現在時刻も出せる!
現在時刻のショートカット
実は、今の時刻もショートカットで入力が可能です。
今の時刻は
「Ctrl」キーを押しながら「:(コロン)」を押すと出すことができます。
現在時刻を出せる関数もある
こちらも関数があります。
NOW関数です。
今の時間を出したいセルに「=NOW()」と入力すれば結果が出ます。
ただ、こちらも更新系の関数になるので、固定されません。
例えば、タイムカードの記録として残す場合の入力にNOW関数は向きませんので、このようなショートカットでの入力が便利です。