エクセルで表を作る際、日付や曜日を入力する機会は多いです。
そこで今回の記事では、エクセルで曜日を入力する方法について詳しく解説します。
初心者から出来る曜日の入力方法から、日付と連動した曜日の表示方法、関数を使った曜日の表示方法など様々な方法を紹介します。
また、曜日に合わせて文字の色を変える方法も解説していますので、ぜひ参考になさってください。
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エクセルで曜日を表示する方法とは
曜日を表示させる方法はいくつかあります。
- セルに直接、曜日を入力する方法
- セル参照をして曜日の表示に変える方法
- TEXT関数を使って曜日を表示する方法
- WEEKDAY関数を使って曜日を表示する方法
上記の4つの方法があります。
難易度順に紹介しますので、エクセル初心者の人は、最初の方法から試してみてください。
曜日をセルに直接入力する方法
オートフィルを活用した入力方法
まずは、基本の入力方法です。
日付の入力と合わせて紹介します。
エクセルのはオートフィルという機能があり、規則性があるものについては、自分で1つ1つ入力しなくても、簡単なドラッグ操作のみで効率よく日付や曜日を入力することができます。
初心者の方にオススメの方法です。
まず日付を入力します。
日付を入力したセルを選択し、セルの右下の■にポインターを合わせます。
マウスポインターが「 +(プラス)」になったら、下方向にドラッグします。
これで、簡単に日付を入力することができます。
次に、曜日を入力します。
先ほどと同じ手順で、セルを選択して下方向にドラッグしてコピーしましょう。
ドラッグ以外に、「+(プラス)」のポインターの状態でダブルクリックすると、日付が入力されているセルと同じ行まで、自動で一気に曜日が入力されます。
これで、簡単に曜日を入力することができました。
日付や曜日を変更する場合
修正が必要な場合は、日付と曜日、両方を変更する必要があります。
まず、入力したときと同じ方法で日付を入力します。
この時、曜日は日付と連動していないため、最初に入力した曜日がそのまま表示されます。
曜日も入力し直して、下方向にドラッグしてコピーします。
このように、この方法では、「日付は日付」、「曜日は曜日」で独立しているため、それぞれを入力・変更する必要があります。
また、曜日は途中のセルに入力されていてもコピーすることができます。
基準となる曜日から上のセルにコピーをしても正しく表示されます。
オートフィルの入力は、規則性を利用した入力方法なので、基準となる曜日からどの方向にコピーしても正しく曜日を入力することができます。
曜日の表示をセル参照で行う方法
セルに直接曜日を入力した場合、日付と曜日が連動していないため、日付を変更しても曜日が自動で変更されません。
手入力で修正を行わなければならないため、手間がかかってしまいます。
また、手入力の場合入力のミスや変更忘れといったミスも起こる可能性があるため、日付と曜日は連動しておくと便利です。
エクセルに慣れてきたらこの方法を試してみましょう。
Excelで曜日を自動表示する方法の動画解説
Excelで曜日を自動表示する方法の画像解説
日付のセルを参照してデータを取得する
まず、イコールを入力して、セルを参照します。
Enterキーを押して確定すると、参照元の日付と同じデータが表示されます。
下の方向に数式をコピーします。
それぞれ、同じ日付が表示されます。
表示形式を設定して曜日の表示に変更する
次に、参照して表示した日付を、曜日に見えるように表示形式を設定します。
適用したいセル範囲を選択し、「ホーム」タブの「数値」グループにある「表示形式」のボタンをクリックします。
「セルの書式設定」のダイアログボックスが開きます。
「表示形式」タブの「ユーザー定義」を選択し、「種類」の欄に「aaa」と入力します。
入力が出来たら、「OK」をクリックします。
先ほどまで日付だった表示が、曜日に変更されました。
日付のデータを変更します。
すると、自動で曜日も変更されます。
日付を変更すると、すべての曜日も自動で変更されます。
日付を参照することで、日付のセルと連動することができます。
手入力よりも楽に管理することができます。
表示形式を使った時の注意点
日付を曜日の表に設定したセルを選択して、表示形式の設定を確認すると「ユーザー定義」になっていることがわかります。
曜日のデータをDeleteキーで削除しました。
しかし、データを削除しても、ユーザー定義の設定が残っていることがわかります。
この状態で数値を入力すると・・・
入力した数値は表示されず、表日のデータが入り、曜日で表示されてしまいました。
表示形式はセルに対して設定をするものなので、データが削除されても設定はそのまま残ってしまいます。
こういった場合は、セル範囲を選択し、「ホーム」タブの「数値」グループにある「表示形式」の一覧から「標準」を選択します。
入力したデータと異なるデータが表示されたら「標準」に設定すると直すことができます。
このように、ユーザー定義で日付から曜日の見え方に変えることはできますが、表示形式の特徴について理解しておくといいでしょう。
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曜日の表示 TEXT関数
セルに表示形式を設定した場合、設定した表示形式がデータを削除しても残ってしまうという注意点がありました。
もちろん、設定を直せば解消される問題です。
しかし、そのトラブルをあらかじめ防ぐ方法があるなら、それも選択肢の一つですね。
エクセルの関数に「TEXT関数」があります。
TEXT関数では、日付のデータを取得して、それを表示形式を使って曜日に見せることができます。
セルに表示形式を設定する方法と何が違うの?と思われるかもしれませんが、TEXT関数では関数で表示形式を設定するため、セルの設定には影響がありません。
ユーザー定義で曜日の表示を設定した場合は、表示形式の欄が「ユーザー定義」になっています。
一方、TEXT関数で曜日を表示した場合は、表示形式が「標準」になっています。
このように、セルに対して表示形式を設定するとデータの有無に関わらず、設定が適用されます。
しかし、TEXT関数は、関数が挿入されていても削除されても表示形式は初期設定の「標準」のまま変更されることはありません。
それでは、TEXT関数の使い方について詳しく解説します。
TEXT関数で曜日を表示 動画解説
日付から曜日を表示する 画像解説
まずは、日付から曜日を自動で表示する方法について、ザックリとしたイメージをわかりやすいイラストで解説しています。
TEXT関数の構文
=TEXT( 値, 表示形式 )
値 | 書式設定をする値 |
表示形式 | 適用する表示形式 |
表示形式を入力するときは、ダブルクォーテーションで表示形式コードを囲んで指定します。
それでは、実際の使い方について解説します。
TEXT関数の使い方
今回は、A列に入力された日付に対応する曜日を、TEXT関数を使ってB列に表示します。
セルB2にTEXT関数を挿入します。
次に、値を入力します。
今回は、セルA2に対応する曜日を表示させたいので、セルA2をクリックして参照します。
セルの選択ができたら、半角カンマを入力して、引数を区切ります。
続いて、表示形式コードを入力します。
今回は「月」「火」「水」という表示にしたいので、「aaa」を使用します。
ダブルクォーテーションで囲んで、「"aaa"」と入力しましょう。
表示形式コードの入力ができたら、Enterキーを押して数式を確定させます。
これでセルA2に対応した曜日が指定した表示形式で表示されました。
数式を下のセルにコピーすると、それぞれのセルに対応した曜日が自動で表示されます。
セルA2の値を変えてみましょう。
すると、セルB2の曜日も自動で変更されます。
日付が変更されると、それぞれの曜日も自動で変更されるので、作業効率が非常によくなります。
曜日の表示 WEEKDAY関数
最後に紹介する方法は、WEEKDAY関数を使って、日付に対応した曜日を自動で求める方法です。
WEEKDAY関数では、日付に対応した曜日番号を取得することができます。
取得した曜日番号を元に、ユーザー定義の表示形式を使って、曜日の表示に変更します。
曜日を表示するという目的だけであれば、TEXT関数と変わりませんので、どちらの関数を使用しても問題ありませんが、WEEKDAY関数は別で書式設定が必要なため、TEXT関数の方が簡単です。
WEEKDAY関数の使い方については、下記の記事で詳しく解説していますので、参考になさってください。
その他の表示形式コード
曜日の表示は「月」「火」と省略して表示することもできますし、「月曜日」「火曜日」と表示することも可能です。
また、「Sun」「Mon」や「Sunday」「Monday」といったアルファベット表記も可能です。
入力する表示形式 | 表示結果 |
---|---|
aaa | 日・月・火・水・木・金・土 |
aaaa | 日曜日・月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日・土曜日 |
ddd | Sun・Mon・Tue・Wed・Thu・Fri・Sat |
dddd | Sunday・Monday・Tuesday・Wednesday・Thursday・Friday・Saturday |
このように、目的に応じて日本語・英語で表示を指定することができます。
この他に、「(月)」「(火)」というようにカッコを付けて表示をしたい場合は、表示形式コードを入力する際に「"(aaa)"」「"(ddd)"」とカッコを含めて入力したものをダブルクォーテーションで囲みます。
ダイアログボックスのユーザー定義に表示される「y」「m」「d」はそれぞれ、「年」「月」「日」を表しており、例えば「yyyy」の場合は4桁の西暦、「yy」は2桁で十の位以下を表記する指定となります。
曜日に合わせて文字の色を変える方法
例えば、土曜日だけ青色にしたい、日曜日は赤色にしたいなど、データが変更されても自動で文字の色やセルの色付けを自動で変更することができます。
下記の記事では、条件付き書式で特定の文字列や新しいルールから自動的に土日などに書式の設定をする方法について詳しく説明しています。
関数と組み合わせて実行することで作業効率もアップします。
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