今回の記事はExcel(エクセル)の表示形式で曜日を出す方法についてお話します。
あれ?今日何日だっけ?あれ?今日何曜日だっけ?よくありませんか?
自分で入力するとなると手間はかかるし、確認する時間もかかります。
でも表示形式で日付に対応した曜日が自動で表示できるようにしておけば、日付が変更されても自動で曜日も変更されるのでとっても効率的です。
今回は、活用できる場面も多い便利な機能、「表示形式」について紹介します。
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Excel 曜日の表示形式 簡単解説
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わかりやすい動画解説④
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曜日を表示形式で出す詳しい手順
まず、表示形式は「そこに入っているデータをどんな風に見せるか」というものになります。
つまり、関数を使用して日付を表示させたとしても、手入力をしたとしても正しく入力されていれば、指定した形で表示をさせることができます。
表示形式の設定をしたいセルを選択
まず、曜日を自動で表示させてたいセルを選択します。
セルが空欄の状態でも設定はできますが、あらかじめ関数を挿入、または手入力で日付を入れておく方がわかりやすいです。
ユーザー定義を使用する
セルの選択ができたら、「ホーム」タブをクリックします。
「数値」グループの右下にある小さな資格のようなマークをクリックします。または選択したセルの上で右クリックをすると一覧に「セルの書式設定」が出るのでそちらをクリックします。
ダイアログボックスが開くので、「分類」の一覧から「ユーザー定義」クリックしましょう。
表示形式の種類を選ぶ または 入力する
ダイアログボックスの右側に「種類」の一覧があります。
その中からセルの中のデータをどのように見せるのかを選択することができます。
例えば、「12月1日」と表示されているものを「2022年12月1日」と表示させたい場合は、一覧から「yyyy"年"m"月"d"日"」を選択し、「OK」をクリックすると表示が変わります。
「2022年12月」で表示したい場合は「yyyy"年"m"月"」にすると良いです。
曜日の表示形式は自分で入力する
日付の表示形式を決めたら、次は曜日の表示です。
「2022年12月1日(水)」と表示させたい場合は、「yyyy"年"m"月"d"日"」の後ろに「(aaa)」を追加します。
「yyyy"年"m"月"d"日"(aaa)」このようになります。
ダイアログボックスのサンプルの欄に「2022年12月1日(木)」と表示されていればOKです。
最初に「セルが空欄の状態でも設定はできますが、あらかじめ関数を挿入、または手入力で日付を入れておく方がわかりやすいです。」とお伝えしましたが、セル空欄の場合、このサンプルの欄には何も表示されません。
設定をしてから実際に入力しないと合っているか間違っているかがわからないので、前もって何かしらの日付を入れておくとわかりやすいです。
また、入っている日付のデータを削除しても、再度打ち直せば表示形式は適用されます。
「12/1」から「12/31」に編集しても表示形式は変わりません。
曜日は「a」の数で表す
曜日の表示は「a」を入力して設定します。
aaaは、日・月・火のように、曜日が1文字で表示されます。
aaaaは、日曜日・月曜日・火曜日のように「〇曜日」の形で表示されます。
aの数が3個か、4個かで表示が変わります。その他の個数は何も起こりません。
ちなみにカッコ内に曜日を表示させたい場合は、「(aaa)」「(aaaa)」のように入力すればOKです。
曜日を英語表記でしたい場合は「d」
曜日の表示は「d」を入力して設定します。
dddは、Sun・Mon・Tueのように、曜日が略された状態で表示されます。
ddddは、Sunday・Monday・Tuesdayの形で表示されます。
dの数が3個か、4個かで表示が変わります。その他の個数は何も起こりません。
ちなみにカッコ内に曜日を表示させたい場合は、「(ddd)」「(dddd)」のように入力すればOKです。
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曜日を別セルで表示させたい場合
もちろん、日付とは別のセルに曜日を自動で表示させることも可能です。
セル「A1」に「12/1」と入力しましょう。「12月1日」と表示されます。
続いてセル「B1」に「=A1」と入力します。
すると、セル「B1」にセル「A1」同様、「12月1日」が表示されます。
では、セル「B1」を選択した状態で「セルの書式設定」のダイアログボックスを表示しましょう。
すると、「種類」の入力欄に「m"月"d"日"」が表示されています。
この時点で「m"月"d"日"」となっていなくても問題はありません。
入力欄に入っている文字列を全て削除し、「aaa」と入力しましょう。
サンプルの欄に曜日だけが1文字で表示されていれば大丈夫ですので、「OK」をクリックします。
すると、セル「B1」に曜日だけが表示されます。
セル「A1」から「B1」を選択した状態で、オートフィルで下にコピーすると日付も曜日も自動で表示されます。
データを編集してみよう
セル「A1」に入っているデータを「12/16」に編集してみましょう。
すると、同時にセル「B1」の曜日も自動で変更されます。
続いて、セル「A1」を下にオートフィルでコピーし、日付を変更してみましょう。
すると、B列に表示されている曜日も自動で変更されます。
数式も活用した効率の良い設定
オートフィルで数式をコピーするというのも一つの手ですが、数式を利用すれば、1つのセルを変更しただけで、その他のセルも自動で日付も曜日も変更することができます。
こちらの方が効率が良いです。
まず、先ほどと同じようにセル「A1」に「12/1」と入力し、セル「B1」には表示形式で「木」と出るように設定しておきましょう。
ここまでは一緒です。
セル「A2」に「上のセルにプラス1の日付を出す」という数式「=A1+1」を入れます。
「12月2日」と表示されたら、下にオートフィルで数式をコピーしましょう。
見た目は先ほどと変わりませんが、セルに入っているデータは「12月5日」ではなく「=A4+1」になります。
セル「B1」を下にオートフィルで数式をコピーしましょう。
曜日が表示されます。
では、セル「A1」のデータを「12/16」に打ち直してみましょう。
Enterキーを押すと、セル「A2」以下が自動で日付が変更されます。
さらに、A列の日付に対応して自動で曜日が表示されるB列も連動して同時に表示が変わります。
このように、セルを参照して数式で日付や曜日を設定することで、1つ編集すれば、そのまま連動して他のセルも一気に変更されます。
効率が良いのでこちらがオススメです。
表示形式は見せ方を変えられる
いかがでしたか?
紹介してきた手順で注目すべきは数式バーのデータです。
例に挙げた「12月1日」という日付も、見え方が変わっても数式バーに表示されているデータはすべて同じなんですね。
この表示形式を活用できれば、作業効率も幅も広がり今よりももっと効率の良い作業が可能になります^^
ぜひ参考になさって下さい。
表示形式で曜日を出す方法 動画
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