エクセル・VBA

Left(レフト)関数の使い方を初心者向け徹底解説|Excel

2022年11月24日

Left(レフト)関数の使い方

今回の記事はLeft(レフト)関数の使い方について紹介します。

LEFT(レフト)関数は、左から抜き出したい文字数を指定できる関数です。

例えば西暦だけ年号だけ、など自分が必要とする文字を入力せずに取り出せる便利な関数です


Excel(エクセル)を使いこなすのって結構難しいです。

Excel(エクセル)は、出来ることが多くて覚えるのがかなり大変です。

そんな方のためにExcel(エクセル)の使い方や、関数のコツ、ピボットテーブルやグラフなどをまとめたページをライン登録で無料プレゼントしております。

Excel(エクセル)以外にも、Word(ワード)、パソコン基本、PowerPoint(パワーポイント)、Mac、ブラインドタッチなどの特典もございます。

ご興味ある方は下記よりご登録ください。

ライン豪華プレゼント

無料LINE登録はこちら

LEFT(レフト)関数役立つ場面とは

LEFT関数は、指定した文字列の左端から指定した文字数分だけの文字列を抜き出すことができる関数です。

例えば、生年月日の西暦だけ取り出したりすることが可能です。

自分ですべて手入力しよとすると、かなり時間を要してしまいますが、LEFT関数を使えばあっという間に終わってしまいます。

ビジネスでも役立つ関数なので、ぜひ習得してくださいね。

LEFT(レフト)関数の画像解説

Left(レフト)関数の使い方

Left(レフト)関数の使い方

さらに詳しい解説

LEFT関数の構文はこちら

=LEFT(文字列 , [文字数])

となり、2つの引数を使用します。

文字列取り出したい文字が入っている文字列を指定します
文字数左端から何文字目までを取り出したいのか指定します

このようにシンプルな構文です。

この文字列から、左端から〇文字目までを取り出したいという関数です。

LEFT(レフト)関数の使い方

先ほども説明したように、レフト関数は、文字列の左側(文字列の先頭)から、指定した文字数を取り出す関数です。

LEFT関数を使用する場合、覚えておくべきポイントがあります。

抜き出したい文字数ですが、これは、ひらがな・漢字・数値、または半角や全角などは区別されず、1文字として数えられます。

また、空欄も1文字として数えられるので注意が必要です。

では、使い方を解説します。

⓵関数を挿入します

LEFT関数の説明

LEFT関数の説明

 

まず関数を挿入します。

セルに「=l」または「=le」と入力しましょう。

関数の候補一覧が表示されますので、「LEFT」をダブルクリックまたはキーボードの「Tab」キーを使用して関数を挿入します。

 

LEFT関数の説明

 

これで関数が挿入されます。

自分ですべて入力することも可能です。

その場合は「=left(」と、カッコまで入力するのがポイントです。

 

②文字列を入力する

LEFT関数の説明

 

続いて、文字列を入力します。

今回は、セルA1の文字列から抜き出したいので、マウスでセルA1をクリックします。

セル参照をすると、自動的にセル番地が数式内に入力されます。

 

LEFT関数の説明

 

手入力で関数を挿入する場合、それぞれの引数の間を半角のカンマで区切る必要があります。

キーボードで半角カンマを入力しましょう。

 

③抜き出したい文字数を入力します

LEFT関数の説明

 

次に左端から何文字目までを抜き出したいのかを指定します。

今回は、「広島県」を抜き出したいので、「3」と入力してEnterキーを押します。

 

LEFT関数の説明

 

これで、関数が確定され、指定した文字列の左端から3文字目までを抜き出すことができました。

 

LEFT関数の説明

 

下のセルにも数式をコピーしてみましょう。

 

LEFT関数の説明

 

2行目以降も同じように左端から3文字目までを抜き出すことができました。

 

【解説詳細】

セル「A1」に、「広島県広島市安佐南区緑井」と入っているとします。

左側(先頭)から3文字目までを取り出したい場合は

LEFT A1 , 3

という数式になります。

【解説】

LEFT広島県広島市安佐南区緑井 , 3

広島県広島市安佐南区緑井の左側(先頭)から、3文字目までを返す

=広島県

このような結果になります。

西暦などのように何文字取り出すのか固定されている物については、取り出す文字数を1、2、3といった数字で指定すると便利です。

では、都道府県名のように含まれる文字や文字数が異なる場合はどうすればいいのでしょう?


Excel(エクセル)を使いこなすのって結構難しいです。

Excel(エクセル)は、出来ることが多くて覚えるのがかなり大変です。

そんな方のためにExcel(エクセル)の使い方や、関数のコツ、ピボットテーブルやグラフなどをまとめたページをライン登録で無料プレゼントしております。

Excel(エクセル)以外にも、Word(ワード)、パソコン基本、PowerPoint(パワーポイント)、Mac、ブラインドタッチなどの特典もございます。

ご興味ある方は下記よりご登録ください。

ライン豪華プレゼント

無料LINE登録はこちら

LEFTとFINDを組み合わせる方法

都道府県名で左端から取り出そうとしたとき、例えば「広島県」の場合は3文字ですが、「和歌山県」だと4文字になります。

これだと文字数を3文字、4文字と指定するのは難しいですね。

しかし、これをFIND関数を組み合わせることで解決することができます。

先ほどの2つに共通しているのは「県」ですね。

FIND関数は「指定された文字列を、他の文字列から探し、その文字列が左端から数えて最初に現れる位置を数えて、その番号を返す関数」です。

今回は、文字列から「県」という文字が左から何文字目にあるのかを探し、FIND関数で返された数字を使って左から何文字取り出すかを指定しましょう。

 

LEFT・FIND関数の説明

 

今回は、こちらの例で説明します。

広島県からは3文字目までを、和歌山県からは4文字目までを抜き出したいので、それぞれ3文字目まで、4文字目までと指定する必要があります。

LEFT関数とFIND関数を使って、正しく抜き出してみましょう。

 

⓵LEFT関数を挿入します

LEFT・FIND関数の説明 LEFT・FIND関数の説明

 

セルA1を参照し、半角カンマを入力します。

 

②文字数の引数に「FIND関数」を挿入します

FIND関数の構文はこちらです。

=FIND ( 検索文字列 , 対象 )

 

LEFT・FIND関数の説明

 

LEFT関数の文字数の所に、FIND関数を挿入します。

「fi」と入力して表示される関数の候補を表示します。

ダブルクリックまたは「Tab」キーで関数を挿入します。

 

LEFT・FIND関数の説明

 

★ポイント
関数の中に関数を挿入するときは、イコールは不要です。

 

③探したい文字を入力する

LEFT・FIND関数の説明

 

続いて、FIND関数で探したい文字を入力します。

今回は、「県」を探したいので、「”県”」と入力しましょう。

 

LEFT・FIND関数の説明

 

半角カンマを入力します。

 

④検索対象が含まれた文字列を選択する

LEFT・FIND関数の説明

 

続いて、検索してほしい文字が含まれた文字列を選択します。

今回は、セルA1から「県」を検索してほしいので、セルA1を参照します。

参照出来たらEnterキーを押します。

 

LEFT・FIND関数の説明

 

関数や数式を挿入している時に、上記のようなメッセージが表示されることがあります。

これは「閉じのカッコが合っていない、足りていないので、修正するけど良いですか?」というエクセルの親切機能です。

なので、「はい」をクリックして関数を確定させます。

 

LEFT・FIND関数の説明

 

正しく結果が表示されたので、下のセルにもコピーしましょう。

 

LEFT・FIND関数の説明

 

和歌山県という4文字目に県がある場合でも、FIND関数で「県」を探し、正しく結果を表示することができました。

 

【FIND関数でとの組み合わせの詳しい解説】

セル「A1」に「広島県広島市」、セル「A2」に「和歌山県和歌山市」と入っているとします。

FIND関数で左側(先頭)から「県」を探し、そこまでの文字数をLEFT関数で抜き出しましょう。

=LEFT ( A1 , FIND ( "県" , A1 ))

=LEFT ( A2 , FIND ( "県" , A2 ))

という数式になります。

【解説①】

=LEFT ( A1 , FIND ( "県" , A1 ))

=LEFT (広島県広島市, FIND ( "県" , 広島広島市 ))
→ここでFIND関数が返す結果は「 3 」となります

=LEFT (広島県広島市, 3 )
→FIND関数での結果をもとにLEFT関数で結果を返すと、「広島県」が表示されます。

 

【解説②】

=LEFT ( A2 , FIND ( "県" , A2 ))

=LEFT (和歌山県和歌山市, FIND ( "県" , 和歌山和歌山市 ))
→ここでFIND関数が返す結果は「」となります

=LEFT (和歌山県和歌山市,)
→FIND関数での結果をもとにLEFT関数で結果を返すと、「和歌山県」が表示されます。

※FIND関数の引数は最大3つですが、3つ目は文字を検索する開始位置の指定で省略可能です。省略した場合は、1を指定したと見なされます。

 

ココがポイント

そのほかの都道府県はどう?

 

LEFT・FIND関数の説明

 

他の都道府県名ではどうなるのか、見てみましょう。

上の図のように、「神奈川県」と「東京都」を追加して、関数をコピーしてみましょう。

 

LEFT・FIND関数の説明

 

残念ながら、「神奈川県」は正しく表示されましたが、「東京都」は「県」が含まれていないため、抜き出す文字数を指定することができず、エラーが表示されてしまいました。

このように、「県を含まない都道府県名」はどうすればいいのでしょう?

 

LEFTとIFとMID組み合わせる方法

「都」「道」「府」「県」いずれの場合でも正しく都道府県名を返す方法があります。

今回は、「LEFT関数」と「IF関数」、「MID関数」の3つを組み合わせて行います。

なぜ、この3つを組み合わせるのかについて少し解説しますね。

 

まず、IF関数です。

IF関数は、条件に合った場合と、合わなかった場合で返す結果が変わります。

【IF関数】

=IF(論理式 , 真の場合 , 偽の場合)

=もし(○○だったら , △△にして , そうでなければ◇◇)

このような数式になります。

 

次にMID関数です。

MID関数は、指定した文字列で指定した開始位置から、指定した文字数を抜き出すことができる関数です。

LEFT関数が、左端から指定した文字数を抜き出すのに対し、MID関数は文字列の真ん中を抜き出すことができる関数です。

 

【MID関数】

=MID(文字列 , 開始位置 , 文字数

=MID(この文字列の 左から○文字目を開始位置にして そこから○文字を抜き出す

このようになります。

 

この2つの関数とLEFT関数を組み合わせて、関数を挿入します。

ザックリいうと、

「もし左から数えて4文字目が「県」だったら、LEFT関数で左から4文字目までを抜き出し、そうでなければ左から3文字目までを抜き出す」

という内容を関数にしていきます。

日本は、「1都1道2府43県」で、県名は3文字または4文字ですが、県以外の「東京都」「北海道」「大阪府」「京都府」はすべて3文字になります。

なので4文字目が「県」なら4文字、それ以外は3文字を抜き出せばOKということですね。

 

【例】

セル「A1」に「東京都千代田区」と入っているとします。

その場合の数式は

=IF(MID(A1 , 4 , 1 )="県" , LEFT(A1 , 4 ),LEFT(A1 , 3 )

になります。

 

【解説】

=IF(MID(A1 , 4 , 1 )="県" , LEFT(A1 , 4 ),LEFT(A1 , 3

=もし(東京都千代田区の4文字目が県だったら , 東京都千代田区の左から4文字目までを返す , そうでなければ東京都千代田区の左から3文字目までを返す

となります。

この場合、「東京都千代田区」という文字列の左から4文字目は県ではないので、LEFT関数で3文字目までを返し、「東京都」と結果が表示されます。

 

LEFT(レフト)関数の動画解説

 

ぜひ、試してみてください。

ビジネスに役立つ関数を習得するためにはパソコン教室という選択肢もおすすめです

Excel(エクセル)は、仕事の中で最も使われているソフトといっても過言でありません。

仕事の現場では、かなり多くの事を要求され、またそれが当たり前になってきています。

中々Excel(エクセル)が覚える事が出来ない方は、ちょっとしたコツを知らないので操作を苦手とされているケースが多いです。

そのコツを覚えるだけで日常のストレスは大幅に改善されます。その感覚を覚えれば使いこなせます。

ご自身で学習されるのもよいですし、弊社のようなパソコン教室を利用するのも良いです。

パソコン教室パレハは、特に「パソコンが苦手な方に特化した」パソコン教室で、Excel(エクセル)の使い方を実践力を交えて学べる講座をご用意しております。

ご興味ある方は下記をご覧ください。

Excel関数講座

パソコンが苦手な方向けエクセル関数講座の詳細はコチラ

Excel関数実践講座

パソコンが苦手な方向けExcel関数実践講座の詳細はコチラ

パソコンが苦手な人向けエクセル講座

パソコンが苦手な方向けエクセル講座の詳細はコチラ


Excel(エクセル)を使いこなすのって結構難しいです。

Excel(エクセル)は、出来ることが多くて覚えるのがかなり大変です。

そんな方のためにExcel(エクセル)の使い方や、関数のコツ、ピボットテーブルやグラフなどをまとめたページをライン登録で無料プレゼントしております。

Excel(エクセル)以外にも、Word(ワード)、パソコン基本、PowerPoint(パワーポイント)、Mac、ブラインドタッチなどの特典もございます。

ご興味ある方は下記よりご登録ください。

ライン豪華プレゼント

無料LINE登録はこちら

ココがおすすめ

パソコン教室パレハ直営校

パソコン教室パレハ直営校

■ パソコン教室パレハ広島市安佐南区緑井校

■ パソコン教室パレハ広島市中区本通り校

■ パソコン教室パレハ 静岡市駿河区南町校

ココがおすすめ

パソコン教室パレハグループ加盟校

自信をもってご紹介できるパソコン教室

下記はパレハグループ加盟校となります。

料金体制などは異なりますが、パソコン教室パレハが自信をもってご紹介できるパソコン教室です。

■ 岩出市のパソコン教室キュリオステーション

■ 岩出市にあるパソコン教室 「キュリオステーション 岩出店」の公式サイトはこちら

■ 名古屋市緑区にある有松パソコン教室

■ 愛知県名古屋市緑区にあるパソコン教室 「有松パソコン教室」の公式サイトはこちら

■ 宮崎市にあるパソコン教室Cosmarp(コスマープ)

■ 宮崎市にあるパソコン教室Cosmarp(コスマープ)の公式サイトはこちら

全国加盟校一覧

全国のパソコン教室一覧(実店舗&オンライン)|パレハ直営校&グループ加盟校

ココがおすすめ

オンライン形式をご希望の方はこちら

オンライン形式をご希望の方はこちら

東京・名古屋・大阪・福岡・札幌・横浜・仙台・埼玉・千葉・沖縄などで受講したい方はオンラインレッスン(Googleミートを使ったオンライン個別レッスンです)をお選びください。

オンラインパソコン教室|オンラインなのに生レッスン

ココがおすすめ

パソコン教室講座一覧はこちら

パソコン教室講座一覧はこちら

他にもパソコンの講座は多数ございます。

詳しくは下記をご覧ください。

パソコン教室の受講コース案内(講座のご紹介)

ココがおすすめ

パソコン教室に関連する情報はこちら

こちらも是非ご覧ください

ココがおすすめ

エクセルの操作方法

Excel(エクセル)でヘッダー・フッター(ページ番号)を作成・編集方法

Excel(エクセル)|図形を作成・追加する方法

Excel(エクセル) | 取り消し線の付け方(ショートカット)を解説

Excel(エクセル)|半角のデータを全角に一括変換できるJIS関数

Excelで文字列を"&"や関数で結合する方法|空白や記号の追加

Excel(エクセル)で文字列を抽出できる関数と関数の組み合わせ方法

Excel(エクセル)でバージョンを確認する方法

Excelで不要な空白行をまとめて一括削除する方法

Excel(エクセル)の「スピル」機能って何?使い方とエラーの解決方法

Excel マクロ|組み方・使い方・ボタンの作り方まで徹底解説

メールの画像

メールはこちら

ラインの画像

LINEはこちら

電話の画像

お電話はこちら