今回の記事では、エクセルで「行」や「列」を固定する方法を紹介します。
エクセルはOfficeソフトの中でも業務での使用頻度が高いことで知られていますが、作業をする中で、表の「データ」が多いと表が縦や横に長い表になり、確認するときに表の先頭の行の「項目」が見えないことがあります。
こういった場合、「データ」を確認して「項目」が入っている「セル」に戻って確認する手間があり、かなり効率が悪いです。
そこで便利なのが、行と列の固定ができる機能です。
スクロールをするときに縦横の「項目」の固定することができる方法で、シートのこの部分だけは常に見えるようにしたいという時に役に立つ機能で、データが見やすく、仕事の作業効率も良くなります。
ビジネスでもよく使用される機能で、データを見る時に役立ちますので、この機能が使え るようになるのはとってもおすすめです。
わかりやすく説明していますので、ぜひ、参考になさってください。
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エクセルで行や列を固定して見やすく
エクセルの表が縦にも横にも長い時、「固定している場合」と「固定していない場合」どれくらい見やすさが変わるかを見てみましょう。
■固定をしていない場合
固定をしていない場合、スクロールをすると表の見出し(先頭行)が見えなくなり、数値が何の項目なのかがとても分かりづらくなってしまいます。
■行を固定した場合
行を固定すると、スクロールをしても表の見出しが常に見えている状態なので、どの数値が何の項目を表しているのかも一目でわかります。
こちらの方が見やすいですね。
それでは、「ウィンドウ枠の固定」機能を使って、行や列、セルの固定をして表を見やすくしてみましょう。
エクセルで行や列を固定する方法
「行」を固定する方法
固定をする際には、選択がとても重要です。
動かないようにしたい、部分の次を選んでください。
今回は、3行目の見出しまでが動かないようにします。
この場合は、4行目を選択します。※必ず「行選択」をしてください。
次に「表示」タブの「ウィンドウ」グループにある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
プルダウンリストから一番上の「ウィンドウ枠の固定」をクリックしましょう。
これで3行目までを固定することができました。
見た目では、わかりませんが、スクロールをすると「項目」が固定されていますので確認してみてください。
「列」を固定する方法
横に長い表は、右側にスクロールすると、左側の列が見えなくなってしまうため、このように、何の項目の数値なのかが分からなくなってしまいます。
こちらも同様に、列を固定することで見やすくなります。
ここでも選択する場所が重要となります。
今回は、B列まで見えるように固定したいので、1つ右側のC列を列選択します。
次に「表示」タブの「ウィンドウ」グループにある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
プルダウンリストから一番上の「ウィンドウ枠の固定」をクリックしましょう。
これで右スクロールをしても、左側の支店名が常に見えるので、とても見やすくなりました。
行も列も固定したい場合
縦にも横にも長い表の場合は、下にスクロールしても、右にスクロールしても行の1行目と、1列目が見えるようにしておくと見やすくなります。
この場合は、「セル固定」をして行と列を同時に固定することができます。
今回は、3行目までを固定、同時にB列まで固定します。
行と列を同時に固定したい場合は、固定したい行と列が交わる右斜め下のセルをクリックします。
ここでは、セル【C4】をクリックします。
次に「表示」タブの「ウィンドウ」グループにある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
プルダウンリストから一番上の「ウィンドウ枠の固定」をクリックしましょう。
これで、下スクロールをしても1行目の項目が見えますし、右スクロールをしても1列目の項目名が見えます。
【選択のコツ】
一番多い選択の間違いは「固定したい部分を選択して設定してしまう」というミスです。
覚えにくい人は、「ここから動いていいよ!」という行や列、セルを選択すると覚えましょう。
(例)
3行目までを固定したいなら、4行目からは動いていいよ!ということなので、4行目を選択するという感じです。
固定する時は、ここから動いていいよという場所を選択しましょう。
ウィンドウ枠の固定 解除方法
固定の解除は非常にシンプルです。
次に「表示」タブの「ウィンドウ」グループにある「ウィンドウ枠の固定」をクリックします。
プルダウンリストから一番上の「ウィンドウ枠固定の解除」をクリックしたら固定が解除されます。
固定されている場所を選択したりする必要はありません。
解除のボタンをクリックするだけで、固定の解除が可能です。
表全体を印刷しようとするときに「データ」が多いと1ページでは入りきらずにページ数が増えることになります。
そこで表の項目の部分「見出し」がどのページにも反映されることで、「データ」が印刷をする時に何を指しているのかがわかるようになります。
そこで今回の記事では「見出し」の固定の方法についてお話しします。
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エクセルの印刷時見出し固定 動画解説
エクセル 見出しを固定して印刷する
エクセル 見出しを固定して印刷する方法 画像解説②
見出しを固定して印刷する方法 動画
「ページレイアウト」の「印刷タイトル」を押します
「ページレイアウト」タブの「印刷タイトル」ボタンを押します。
「タイトル行」のところを押します
「タイトル行」の右枠をクリックします。
固定したい「行」や「列」をクリックします
Excelの表で最初の行番号(固定したい行番号)を選択します。
複数行固定したい時は、複数行選択します。
行番号を選択すると「タイトル行」の欄に範囲選択されたセル番地が表示されていますので確認してみてください。
番号の上をクリックすると操作しやすいです。
「OK」ボタンを押します。(「ページ設定」画面の右下に表示されています。)
印刷タイトル固定が解除できたかどうか確認をする場合には、「ページ設定」画面の「印刷プレビュー」を押すと印刷される状態がわかりますので確認してみてください。
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