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Excel(エクセル)|縦書きの文字の間隔を詰める・広げる方法

2025年9月12日

Excel(エクセル)|縦書きの文字の間隔を詰める・広げる方法|テキストボックスの設定も

Excel(エクセル)で縦書きを使って文字を入力したとき、思ったより文字間が広すぎて見づらくなったり、詰めすぎて読みにくくなったりして困ったことはありませんか?

縦書きのままだとバランスが崩れやすく、せっかく作った資料も印象が悪くなってしまうことがあります。

こうした問題は、文字の間隔やフォント、セルやテキストボックスの使い方を少し工夫するだけで解決できます。

正しい方法を知っていれば、縦書きでも見やすく美しい資料を簡単に作成でき、読み手に伝わりやすいレイアウトが実現できます。

そこで今回の記事では、セルやテキストボックスで縦書きの文字間隔を調整する具体的な方法や、フォントによる違い、文字間隔を詰める・広げるテクニックなどを詳しく解説します。

ぜひ参考になさってください。

エクセルで文字列を縦書きにする設定については、下記の記事で解説していますのでご覧ください。

Excel(エクセル)で文字を縦書きにする方法|基本から裏ワザまで紹介


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縦書きの文字間隔を狭くする方法

エクセルで縦書きを設定したとき、文字と文字の間が広くて見づらいと感じることはありませんか?

特にタイトルや表の見出しなどで縦書きを使うと、文字間隔が広がりすぎてレイアウトが崩れることがあります。

そんなときは、フォント名の前に「@」を付けることで、文字間隔を狭くしてスッキリと表示させることができます。ここでは2種類の方法を紹介します。

フォント名の前に全角の「@」を入れる方法

もっとも簡単な方法は、フォント名の先頭に全角の「@」を入力するやり方です。

  1. 文字間隔を狭くしたいセルを選択します。
  2. 画面右下の入力モードを確認し、「あ」と表示されていて全角入力になっていることを確認します。
  3. 「ホーム」タブの「フォント」グループにある「フォント名」のボックスをクリックし、先頭にカーソルを合わせます。
  4. キーボードで全角の「@」を入力し、「Enter」キーで確定します。

これで縦書きの文字間隔が狭くなり、コンパクトに表示されます。

フォント名の前に半角「@」を入れる方法

次に、縦書きの向きを変えてから半角「@」を使う方法です。

もっと文字の間隔を狭くしたいという場合はこちらを使いましょう。

  1. 対象のセルを選択します。
  2. 「ホーム」タブの「配置」グループにある「方向」をクリックし、「右へ90度回転」を選びます。
  3. 入力モードが半角になっていることを確認します。
  4. 「ホーム」タブの「フォント」グループにある「フォント名」の先頭にカーソルを合わせます。
  5. キーボードで半角の「@」を入力し、「Enter」キーで確定します。
  6. 「ホーム」タブの「配置」グループで「中央揃え」に変更して整えます。

この方法でも縦書きの文字間隔を狭くできます。


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縦書きテキストボックス 文字間を詰める

縦書きテキストボックスはレイアウトの自由度が高い反面、文字間が広く見えることがあります。

ここでは「縦書きテキストボックス」を挿入して、文字の方向を縦にし、さらに文字の間隔を詰める手順を解説します。

  1. 縦書きテキストボックスを挿入する
    「挿入」タブ → 「テキストボックス」グループ → 「縦書きテキストボックス」を選んで配置します。
  2. 文字を入力する
    テキストボックスの中に文字を入力します。
  3. 縦書きに設定する
    テキストボックスを選んで「図形の書式」タブ → 「図形の書式設定」 → 「テキストボックス」 → 「文字列の方向」で「縦書き」を選びます。

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フォントの種類でも文字間が変わる

Excel(エクセル)|縦書きの文字の間隔を詰める・広げる方法|テキストボックスの設定も

エクセルで縦書きにしたとき、文字同士の間隔が広がって読みにくいと感じることがあります。

実はこれは「縦書きだから」という理由だけではなく、使っているフォントのデザインや仕様によっても左右されます。

エクセルの標準フォントである「游ゴシック」や「游明朝」は、横書きを基準にデザインされており、縦書きにすると文字と文字の間が広がって見える特徴があります。

一方、「MSゴシック」や「MS明朝」は縦書き文書にも対応しているため、縦書きでも比較的バランスよく文字が詰まって表示されます。

逆に「メイリオ」は横書きに特化した読みやすさを重視しているため、縦書きでは間隔がさらに広くなってしまいます。

このように、フォントごとに縦書きへの最適化の度合いが異なるため、同じ縦書き設定でも文字間隔が変わって見えるのです。

もし縦書きで文章を整えたいときは、「どのフォントを使うか」も重要なポイントになります。

そのため、縦書きを多用する資料や文書を作成する場合は、まずフォントを変更して見た目を比較し、自分のイメージに合ったものを選ぶとよいでしょう。

縦書きで文字の間隔を詰める時の注意点

縦書きの文字間隔を調整する際、フォント名の先頭に「@」を入れる方法がありますが、このとき全角で入力するか半角で入力するかによって、見た目に大きな違いが出るので注意が必要です。

全角@マークを使うと同じ見た目になるので注意が必要

Excel(エクセル)|縦書きの文字の間隔を詰める・広げる方法|テキストボックスの設定も

先ほど例に挙げた「游ゴシック」「游明朝」「MSゴシック」「MS明朝」「メイリオ」といったフォントは、それぞれ文字の雰囲気や印象が異なります。

しかし、フォント名の先頭に全角の「@」を付けて縦書きにすると、すべてのフォントがゴシック体のような見た目に変わってしまいます。

つまり、フォントによる違いがなくなり、明朝体を選んでいても特徴が消えてしまい、ゴシック体のような角ばった印象になってしまうのです。

デザイン性や資料全体の雰囲気を重視している場合、この変化は大きなデメリットになります。

半角@マークならフォントをそのまま使うことができる

Excel(エクセル)|縦書きの文字の間隔を詰める・広げる方法|テキストボックスの設定も

一方で、フォント名の先頭に半角の「@」を入力すると、縦書きにしても元のフォントの見た目を保ったまま縦書きにすることが可能です。

たとえば「MS明朝」に半角@を付ければ、縦書きでも明朝体らしい上品な雰囲気を保ちながら、文字間隔を詰めて表示することが可能です。

つまり、縦書きで「文字の間隔を狭めたいけれどフォントの特徴は活かしたい」という場合には、半角@を使うのがポイントになります。

この違いを理解しておくことで、思った通りのデザインを維持しながら縦書きの見た目を整えることができます。


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縦書きの文字間隔を広げる方法

縦書きでは「文字が詰まりすぎて読みにくい」と感じることもあります。

その場合は、均等割り付けを使って文字の間隔を広げると見やすくなります。

ここではセルの縦書きとテキストボックスの縦書き、それぞれの方法を解説します。

文字の間隔を広げる方法

まずはセルに直接入力した縦書き文字の間隔を広げる方法です。

  1. 間隔を調整したいセルを選択します。
  2. 「ホーム」タブの「配置」グループから「配置の設定」をクリックします。
  3. 「セルの書式設定」ダイアログが開いたら「配置」タブに移動します。
  4. 「文字の配置」項目の中にある「縦位置」で「均等割り付け(インデント)」を選びます。
  5. 必要に応じてインデント幅を設定して「OK」をクリックします。

これで、文字がセルの上下いっぱいに均等に配置され、間隔が広がって見やすくなります。

縦書きテキストボックスの文字間隔を広げる方法

テキストボックスを使った縦書き文字でも、間隔を広げることができます。

  1. 間隔を広げたいテキストボックス内を右クリックします。
  2. 表示されたメニューから「段落」を選択します。
  3. 「段落」ダイアログボックスが開いたら「インデントと行間隔」タブをクリックします。
  4. 「配置」の欄で「均等割り付け」を選び、「OK」をクリックします。

この設定を行うと、テキストボックス内の文字が上下に均等に並び、文字間隔が広がって整った見た目になります。

縦書きの文字間隔を調整するメリット

いかがでしたか?

エクセルで縦書きを利用する際、文字間隔が思ったようにならず「見づらい」「バランスが悪い」と感じることは少なくありません。

今回解説した内容を理解しておくと、文字の見栄えを自由にコントロールでき、資料全体の印象を大きく改善できます。

例えばフォント名の前に全角の「@」を入れる方法では、手軽に文字間隔を狭められますが、明朝体でもゴシック体のような見た目になってしまうという特徴がありました。

一方で半角の「@」を使えば、フォントのデザインを維持したまま文字間隔を詰められるため、資料の雰囲気を壊さず調整が可能です。

さらに、テキストボックスを使った縦書きでは、行間の調整や配置の自由度が高く、セルの縦書きよりも柔軟な表現ができます。

加えてフォントそのものを変えるだけでも文字間隔に差が出ることを理解しておけば、目的に応じて游ゴシックやMS明朝といった書体を使い分けられます。

そして、均等割り付けの設定を使えば文字間隔を広げることもでき、タイトルや見出しを強調したい場面に効果的です。

これらの方法を組み合わせて使いこなすことで、単に文字を縦に並べるだけでなく、見やすさやデザイン性を考えたレイアウトが実現できます。

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