MOSにはスペシャリストとエキスパートの2段階のレベルがあります。
MOSの取得を検討している方には、「いきなりエキスパートを受けていいものか」「スペシャリストから段階的に取得するべきなのか」で悩んでいる方も多い印象があります。
MOSをどちらで取得するべきなのか悩んでいる方の為に、スペシャリストとエキスパートの性質の違いについてご紹介します。
合格点に関しては別記事にまとめました。
MOSの合格点は何点?各バージョン&スペシャリストとエキスパート
パソコンで最も人気があるのがMOS資格。特徴や勉強方法がわかれば合格への近道になります。
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MOS スペシャリスト エキスパート 違い
スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)は出題範囲が大きく異なります。
言い方を変えれば出題範囲がほとんど重複していません。
その資格名から想像できる通りスペシャリスト(一般)は基礎的なことを問われる一方、エキスパート(上級)は管理を意識した機能を中心によりスキルが求められる内容の習得がその合格には必要です。
それぞれ全く難易度が異なります。パソコン初心者であれば、もちろん、スペシャリストから受けることがおすすめです。
ただし出題範囲が大きく異なるので、アプリケーションの操作スキルが総合的に身に付いていることを証明するには両方の取得が推奨されています。
エキスパートはより高度なレベル
例えば、エキスパートでは、マクロ機能を利用して簡単な作業を自動化させたりVBAに関する知識が問われたりするバージョン(2003)がありました。
VBAとは、エクセルで利用できるプログラミングのことです。
マクロは、エクセルを使用している人が実際に作業をした内容をエクセルに覚えこませるものでした。
しかし、VBAはマクロで覚えこませるよりも複雑な作業を直接エクセルに指示することで、使用者の作業を楽にできるのです。
このような形で、業務の改善などに大いに役立つけれど、使いこなすのに高度な技術を要求されるものについての試験がエキスパート試験です。
「オフィスソフトでこんなことができるなんて、想像もしなかった…!」という内容も多いかもしれないですね。
難易度はどれくらい違うのか
MOSのエキスパートとスペシャリストの難易度の差はどれくらいあるのでしょうか?
結論から言いますと、スペシャリストは実務がメイン、エキスパートは業務改善といった点が重視され、難易度は2倍に上がります。
パソコン初心者はまず実務に慣れるために必要な知見を身につけるため、スペシャリストから受けることが得策。エキスパートは、ある程度実務で実践を重ねてから受けるのがベストです。
スペシャリストの難易度
MOSスペシャリストは、実務に即した試験ですね。
スペシャリストの試験範囲の内容には「あ!この表(文章)って自分で作れるんだ!」という内容が多くあります。
例えば、エクセルなら2つの値を参考にして集計データを出す「ピボットテーブル」。
ワードなら「図表、写真が挿入された案内状」、パワーポイントなら「アニメーションや動画が挿入されたプレゼン資料」など。
「パソコン資格一覧|事務職で活かせる講師おススメの人気資格はコレ」でも挙げているように、最も知名度があり多く使われている資格はMOSです。
ウィンドウズを出している会社がマイクロソフトであり、マイクロソフトが公認の資格がMOSだからです。
また、会社が業務で使用するソフトが、マイクロソフト社のワードやエクセルといったソフトである場合が多いです。
日常の業務で使用するソフトの資格のため、勉強すると知識やスキルをそのまま仕事に活かすことができます。
「見たことはあるけれど、実際に自分で作ったことはなかった」「職場では『この部分は触らないで!』とロックがかかっていた」資料や書類を自分で作れるようになるのが、スペシャリストです。
エキスパートの難易度
スペシャリスト(一般)は、普通に事務作業において使用する一般的な機能を中心に出題されるのが特徴です。
そのため、初心者でも無理なく合格を目指すことができると言われています。
一方でエキスパート(上級)は、会社組織において文書管理やデータ集計、グループワークなどより洗練された業務を意識した機能や特に「管理」を目的とした機能を中心に出題されます。
ゆえにスペシャリスト(一般)に比べるとワンランク上の生産性の高い機能を身に着ける必要があり、より効率的にアプリケーションを使いこなせるレベルを目指すため難易度は高めです。
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それぞれの出題範囲はこちら
エキスパートとスペシャリストの出題範囲の比較をしていきましょう。
最初にお伝えしますが、MOS試験科目のうちで上級資格のエキスパートがあるのは、ワードとエクセルの2科目だけです。
パワーポイント、アクセス、アウトルックにはありませんのでご注意ください。
受験者の多い、MOS2019で比較しますね。
エクセル
スペシャリスト
- ワークシートやブックの作成と管理
- セルやセル範囲の管理
- テーブルとテーブルのデータの管理
- 数式や関数を使用した演算の実行
- グラフの管理
エキスパート
- ブックのオプションと設定の管理
- データの管理、書式設定
- 高度な機能を使用した数式およびマクロの作成
- 高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理
エクセルもワードと同じように、スペシャリストは「見栄えのする表やグラフを作成・編集すること」に重点がおかれ、エキスパートは「関数やレイアウトの設定をし、フォーマットを整えること」に重点がおかれていますね。
出題される関数については別記事にまとめました。
ワード
スペシャリスト
- 文書の管理
- 文字、段落、セクションの挿入と書式設定
- 表やリストの管理
- 参考資料の作成と管理
- グラフィック要素の挿入と書式設定
- 文書の共同作業の管理
エキスパート
- 文書のオプションと設定の管理
- 高度な編集機能や書式設定機能の利用
- ユーザー設定のドキュメント要素の作成
- 高度なWord機能の利用
ワードは、スペシャリストが、「文書を作成すること」に重点をおいた内容になっているのに対して、エキスパートは、「文書を管理すること」に重点をおいた内容になっています。
実務上では、エキスパートレベルの人が作成した文書フォーマットを使用して、スペシャリストレベルの人が文書を完成させるイメージですね。
MOS・Word エキスパートの難易度などについては、こちらの別記事にまとめています。
MOS Word(ワード)エキスパートの難易度はどのくらい?
人によって捕らえ方が異なる
上記の話を聞いて、どのくらいのスキルが必要かが若干見えたと思います。
「簡単ジャン!」と思う方もいれば、「思ったより難しい」という感想をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。スキルレベルは皆様違うので一概には言えません。
一番良いのは「書店」などで販売されているテキストをみてみると良いでしょう。実際に近い問題が多数出ております。
MOS試験の内容について詳しくはこちらの別記事をご覧ください。
MOSで出てくる関数一覧
MOSExcelスペシャリストで出てくる関数
MOS Excelは「スペシャリスト(アソシエイト)レベル」と「エキスパートレベル」に分かれます。
まずはスペシャリスト(アソシエイト)からです。
- SUM
- AVERAGER
- MAX
- MIN
- COUNT
- COUNTA
- COUNTBLANK
- IF
- RIGHT
- LEFT
- MID
- UPPER
- LOWER
- LEN
- CONCAT
- TEXTJOIN
これらの関数が出てきます。
SUM・AVERAGE・MAX・MIN
COUNT・COUNTA・COUNTBLANK
IF
RIGHT・LEFT・MID
UPPER・LOWER・LEN
CONCAT・TEXTJOIN
MOSExcelエキスパートで出てくる関数
次にエキスパートレベルに出てくる関数をお伝えします。
- VLOOKUP
- HLOOKUP
- SUMIF
- AVERAGEIF
- COUNTIF&SUMIFS
- AVERAGEIFS
- COUTIFS
- AND
- OR
- NOT
- MATCH
- INDEX
詳しく見ていきます。
VLOOKUP・HLOOKUP
SUMIF・AVERAGEIF・COUNTIF&SUMIFS・AVERAGEIFS・COUTIFS
AND・OR・NOT
MATCH・INDEX
ゴールシーク・シナリオの登録・What-IF分析
関数以外に何が出題される?
主にexcelで使用する関数について説明してきましたが、試験ではほかも出題されるので把握しておくべきです。
一部を紹介しますと、「ブックのオプションと設定の管理」「ユーザー定義の表示形式やレイアウトの適用」といったものが出題されます。
それぞれの合格率はどれくらい?
MOS Excel(エクセル)エキスパートの合格率は公式から発表されていないため、その詳細を知るすべはありません。
ただし、MOS資格取得に向けた授業を受けられるパソコン教室や通信講座の多くはMOS Excel(エクセル)エキスパートの合格率は60%あたりの数字を提示しているところが多い傾向にあるようです。
なお、スペシャリスト(一般)は80から90%となっていることが多いことを踏まえるとその難易度が高いことがわかります。
MOSの合格点はどれくらい?
MOSの合格点は1,000点満点中、700点が合格ラインとなります。
合格点についてさらに詳しい詳細情報を知りたいなら、下記記事をご参考ください。
MOSの合格点は何点?各バージョン&スペシャリストとエキスパートを徹底分析
MOS Excel(エクセル)エキスパートの合格率が高くなる3つのポイントとは?
- 計画的に取り組む
- 対策の練習を繰り返す
- 受かるレベルになってから受ける
しっかりと計画的に取り組みましょう。
独学でも十分取得できる資格ではありますが一人でしっかり計画をこなすことが苦手な人はパソコン教室や通信講座を活用することをおすすめします。
次に対策時には繰り返しの演習を行うのがおすすめです。
これはMOSの合格の秘訣は問題を解く正確さにあると言われているためです。
MOS Excel(エクセル)エキスパートの合格を目指す際の一番のポイントは受かるレベルになってから受ける、というものです。
万全の対策をし、準備ができてから受けましょう。
これは受験できる機会が多くその価格が高いためです。
MOS試験をザックリ言うと
MOS試験は、エクセルやワードなどのオフィスソフトを使用したソフト製品のスキル操作を認定する資格試験になります。
日本でも知名度、人気とともに高い資格でありMOSの累計受験者数は400万人を超えています。
世界約200ヶ国で同じ基準で実施されているので、国際的にもスキルを証明できるものです。
この資格があれば普段の仕事のスキルアップだけでなく就職や転職に有利になるというところもポイントです。
また、パソコン資格として客観的に証明でき、履歴書に書けるレベルの技能検定です。
履歴書への書き方はこちらをご覧ください。
グローバルな資格試験ですので、世界共通の「デジタル認定証」が発行されます。
実は、難易度と言っても、MOS検定資格試験にはバージョンがいくつかあります。
それによっても変わってきます。
MOSは、オフィスソフトのバージョン別に「3つのパターン」の試験科目があるのをご存知ですか?
例えば、同じMOSワード スペシャリストでも、MOSワード365、MOSワード2019、MOSワード2016の「3つのパターン」があるんです。
また、エクセルとワードには、2つのパターンの一般と上級もあります。
基礎的な内容のスペシャリストと高度で専門的な知識とスキルを必要とするエキスパートの2種類です。
「できれば…難易度が優しいものを受けたい…!!」
「せっかく受験するなら、より実践力がつくもので受けたい…!」
今回は、受験を検討するときに、色々な思いがあると思いますので、今回はMOSのバージョンも可能な限りお話ししますね。
経験上オススメの教材などを勉強の進め方とともにご紹介していきます!
MOSは各バージョンで形式が違い、難易度も異なる
先ほども少しだけお話ししたのですが、MOSはオフィスソフトのバージョン別に科目があるので、同じワードでも3パターンのテストがあります。
MOSの試験科目は、マイクロソフト社のオフィスソフトのワード・エクセル・パワーポイント・アウトルック・アクセスの5科目です。
それぞれに365、2019、2016のバージョンがあるので、受験科目は全部で15科目以上になるということですね。
MOSの科目について詳しくは、こちらをご覧ください。
MOSの科目はいくつあるのか?パソコン教室講師が徹底解説
MOSの受験科目で迷ったら最新のものを受験すべき
MOSの受験科目は意外に多い
MOSの受験科目の種類が意外に多くてびっくりした方もいるのでは?
受験に悩んでいる人は、何のどの科目を受けたらいいのか困ってしまったかもしれませんね。
普段自分が使っているオフィスのバージョンを確認して受験項目を決定してください。
もし、自分にあった受験科目がどれなのか悩んだなら、最新バージョンの科目を受験することをオススメします。
2024年2月の段階での最新バージョンは、MOS 365です。
MOS 365については、下記の記事で解説していますので、参考になさってください。
最新バージョンおすすめの理由
どうして最新のバージョンの受験をすすめるかというと、多くのパソコン資格は古いバージョンの資格を持っていても「資格を持っています」とみなされないからです。
例えば、パソコン上で写真を加工したり、イラストを描いたりする人に重宝されているAdobe(アドビ)社のソフトがあるのですが、そのソフトを使いこなす指標になる資格もそうです。
古すぎるバージョンは記載しないほうが良い
公式サイトにはっきりと「〜〜のバージョンよりも古いバージョンで取得されている場合は、新しいバージョンで取得し直すか、資格保持の旨を職務経歴書などに記載しないでください」というような文言が書かれています。
パソコンソフトは、新しいソフトが出るまでの期間が短く、次々に便利な機能が追加されていくものです。
古いバージョンにはなかった機能を使いこなせるようになるためにも、悩んでいるなら新しいバージョンで受験した方がいいでしょう。
どれを受けたほうが良いかは悩むところでしょう。詳しくは別記事に書きました。下記をご覧下さい。
MOS2019については、こちらの記事に書いています。
エキスパートとスペシャリスト、どちらを受けるのがいい?
エキスパートとスペシャリストどちらかで悩んだらエキスパートを受けることをおすすめします。
どのバージョンでも言えることですが、エキスパートは就職や転職で有利になる資格だからです。
とはいえ、絶対的なものではないので、パソコン初心者であれば、まずは難易度が低いスペシャルから受けてみるのもいいでしょう。
エキスパートが就職にどんな影響を与えるのか、下記記事で詳しく記載しておりますので、ぜひご覧ください。
MOSエキスパートで就職が有利になる?実際のところを調べてみた
Access(アクセス)やPowerPoint(パワーポイント)の難易度は…簡単?
大量のデータを効率的に管理分析するデータベース管理ソフトのアクセスやプレゼンテーション資料を作成するパワーポイントの難易度についても触れておきますね。
アクセス・パワーポイント・アウトルックは、それぞれ上級試験のエキスパートがありません。3つとも一般レベルのスペシャリストだけの試験です。
バージョンごとの難易度の変化は、ワードやエクセルと同じ程度。バージョンが新しくなるごとに実践力がつく難易度になっています。
スペシャリストに合格できれば、一通りの機能を使用できるようになるので、これらの受験科目で迷ったなら、最新のものか業務上で使用するバージョンで受けるのがいいでしょう。
実際に仕事でよく使われるソフトウェアは言わずとしれた表計算ソフトのExcel(エクセル)と文書作成ソフトのWord(ワード)です。
これらの2大ビジネスソフトウェアに次いで、実際の仕事でよく使われるソフトウェアといえば、PowerPoint(パワーポイント)になります。
この3つのビジネスソフトウェアを使いこなせれば、就職・就活でとても有利になります。その点については別の記事で詳しく書いています。
MOS資格で就職・転職に有利なのはどの科目?徹底的に調べてみた
いきなりエキスパートはどう?
あなたの試験を受ける目的は何ですか?
いきなりエキスパートの受験も大丈夫です。
ですが、目的は何でしょうか?
スキルをあげる為というお話であれば、「スペシャリスト」から取得する方が良いでしょう。
基本的に、「スペシャリスト」と「エキスパート」は全く異なる問題です。
確かにスペシャリストよりも上のレベルの問題が出てきますが、関連性があるわけではありません。
スペシャリストとエキスパートはまったく異なる問題です
要は、「エキスパートを持っているからと言って、スペシャリストレベルは勉強しなくても理解できている」とはならないです。全く別物とお考え下さい。
なので、「エキスパートがスペシャリストを網羅している」と考えた上で「エキスパートだけ取得」というのであればやめたほうが良いです。
そうではなくて、会社の上司に「エキスパートをとりなさい」といわれたけど、スペシャリストも持っていないのにいきなりエキスパートで大丈夫?というご心配であれば、大丈夫です。
いきなりエキスパートの問題を行なっても問題ないです。
どんな勉強方法がある?
実際に取得するにはどうしたら良いのでしょうか?
基本的には「本」を使っての独学か、パソコン教室での学習を行なうのが良いでしょう。
パソコンが比較的得意だと思われる方は独学が良いでしょう。
合格する為の学習方法があります。詳しくは別記事で書きました。
MOS資格は独学で取得できる?初心者でも合格できる具体策を公開
あなたが、パソコンは苦手だと思われるようであれば、パソコン教室に通われるほうが良いでしょう。
実は、本当のオススメは独学よりも、パソコン教室に通うことです。
合格に近いのはパソコン教室に通う事
確かに独学でも勉強すれば合格できるのですが、あくまでも合格できるという結果しか残りません。
本来の資格取得の目的は何でしょうか?
「履歴書に書ける」というのも一つの目的かもしれませんが、最も大切なのは「使いこなす」という事ではないでしょうか?その為にMOS資格を取得されるかと思います。
全国には何千というパソコン教室が存在します。
MOSの試験に合格しようと思ったら、まずは教室選びに注力することです。
パソコン教室に通う際、1科目でおよそ8万円という費用がかかります。結構な額なので慎重に選ぶことが重要になります。
下記記事では、授業スタイル、費用、通う回数からより良い選び方について解説しております。教室選びで失敗しないよう、検討している人は一読しておきましょう。
パソコン教室に通うとMOS試験がいつでも受講可能
パソコン教室でMOS資格の勉強をするメリットとして、最短翌日でMOSの試験が受講できることです。
独学でMOSの試験を受けようとすると最低でも2週間程度かかりますが、パソコン教室は試験自体を開催していますのですぐに受けることができます。
自身のタイミングで受講日を選べることは、お仕事をする社会人や子育てと家事を両立させる主婦にとって最大のメリットになるでしょう。
MOSの資格を最短で取得できる方法を下記でまとめていますので、ぜひ一読ください。
MOSを独学で学ぶときのテキスト
パソコン教室に通う時間がなく、独学でMOSを受けようとする方におすすめなのがFOM出版のテキストです。
FOM出版のテキストは、わかりやすく効率よく勉強できることで好評。一方、FOM出版と比較される日経BPは、本番により近い構成となっているのでおすすめです。
両者違いを下記の記事にて詳しく記載しておりますので、独学で勉強したい方は一読ください。
ちなみに合格までにどのくらい期間がかかるの?
学習を始めるのは良いですが、どれくらい学習期間がかかるのでしょうか。
別記事で書いております。ご参考になさってください。
MOS資格の勉強方法や勉強時間合格までどのくらいかかるか調べてみた
MOSの問題例は?
どんな問題が出るのかは気になるところです。
関数も難しいところが出てきます。
また、関数だけと思われがちですが、日常触ったことのない部分なども出てきます。
MOS Excelエキスパート|問題は何が出る?|傾向を詳しく解説
MOS資格は初心者でも合格できるの?
MOS資格は初心者でも合格可能です。
ですが、時間がかかります。
独学でも可能ですが、効率が悪くなる場合が多いです。
長期で学んでいくのであれば独学でもよいですが、早いタイミングで合格したいのであればパソコン教室なども検討してみるとよいでしょう。
独学での勉強方法をお勧めするのは、「テキストをパッとみて、内容がわかる」という感じのレベルの方にしかお勧めしません。
独学を完全否定はしませんが、自分のスキルと考えて、どんな方法が良いのかをトータルで考えるのがおすすめです。
実際にMOSをパソコン教室で学ぶ場合の費用がどれくらいかかるのかについて詳しく調査した結果は、別の記事にまとめてあるので御覧ください
MOS資格を習得したらこんな未来
業務改善がスムーズになる
スペシャリストは、「今ある業務をよりスムーズにこなす」「今ある業務にちょっとしたエッセンスを加えて時間を短縮する」ためのテクニックに関する試験です。
エキスパートは、「今ある業務を根本から改善する」「新しいフォーマットを作る」テクニックに関する試験ということです。
エキスパートレベルのテクニックが頭に入っていて、しっかり使いこなすことができれば、かなり業務改善することができます。
履歴書に書いてスキルのアピールにも
社会人の方がMOS資格を取られる理由は大きく分けて2つです。
- 実務をもっと効率よくこなしたい
- 就職や転職で履歴書に書ける資格が欲しい
社会全体でパソコンの使用率は年々増加傾向にあります。
業種によっても求められるスキルなどが異なるので、履歴書に書いたりアピールする場合はそこらへんも踏まえるといいでしょう。
使う頻度には差がありますが、Officeソフト(Word・Excel・PowerPoint)は使えなくて困ることはあっても、使えて困ることはありません。
ですので、使用頻度が高い事務職などでは重宝される資格ではありますが、お話をさせていただいたように「資格を取得したこと」と「使いこなせること」は別物なので、取得後も実務レベルで使えるようにすることが必要です。
MOS検定資格で就職・転職に有利なのはどの科目?徹底的に調べてみた
MOS検定資格を履歴書に書くのは恥ずかしい?|実際どうなのか調べてみました
まとめ:習得できるものが違う
今回は、MOS検定の出題範囲・関数・難易度・合格率・合格点についてお話ししました。
MOSスペシャリストとエキスパートの違い、わかりましたか?
MOS(Microsoft Office Specialist)にはエキスパートとスペシャリストの2つの資格があります。
エキスパートは、特定のExcel機能を高度に活用できる能力を示し、ビジネス環境での実践的なスキルを重視します
。難易度が高く、合格点も厳しいため、十分な勉強と練習が必要です。
簡単にまとめると、スペシャリストは、「今ある業務をスマートにこなす」ことができる試験です。
エキスパートは、「今ある業務を根本から改善する」能力を磨く試験ということです。
MOSエキスパートは管理を意識した機能を中心によりスキルが求められる内容の習得が必要で、効率的にアプリケーションを使いこなせるレベルを目指すため難易度は高めですが、しっかりと計画的に取り組み、すばやく正確に問題が解けるよう対策の練習を繰り返すことで合格率も上がります。
エキスパートレベルを取得することで、知識に余裕を持つことができ、仕事の効率もアップさせることができます。
たまに「どうせ受けるなら一気に上級試験を攻める!」という方がいらっしゃいますが、記事内でご紹介したように、スペシャリストとエキスパートでは習得できるテクニックが全然違います。
一方、スペシャリストは基本的な機能や操作を中心に扱い、初心者でも独学で対応可能な範囲です。
どちらもMicrosoftの最新バージョンに基づく試験内容で、テキストや講座で学習することが推奨されます。
なので、スペシャリストとエキスパート両方取得されると実務での効率もかなりアップしますね。
試験内容やポリシーが変更されることもあるため、最新版の環境に合った教材を選び、確実に合格を目指しましょう。
MOS検定資格の全体像を知りたい方は別記事にまとめております。下記をご覧ください。
MOS検定資格とは?|パソコンの人気試験を徹底的に調べてみた
パソコンの資格取得が難しい方にはパソコン教室を利用するのがおすすめ
人気のMOS資格取得を目指す時に大変になってくることが3つあります。
- 内容を理解していく
- わからない点を把握する
- 勉強時間の確保とスケジューリング
このあたりです。
ご自身で内容を理解できて、毎日コツコツと学習できるタイプの方は良いですが、それってかなり大変なことです。
特に苦手分野の事を勉強するのは非常に難しいです。
そんな時には、パソコン教室を利用するのも一つの手です。
パソコン教室パレハは「苦手な方専門」に特化したパソコン教室です。
オンラインを主体として運営しております。
オンラインというと「動画を見るだけ」とか「オンラインなんてやったことがない」というご不安があるかと思います。
ですが「苦手な方専門のパソコン教室パレハ」の「オンラインレッスン」は、動画ではなく、直接講師に質問できる生レッスンです。
生レッスンでありながらリーズナブルに学べるのが人気の秘密です。
また、苦手な方に特化しているのでパソコンが特に苦手だと言う方には最適です。
パソコンが苦手でも、オンラインできる仕組みがあります。
詳細は下記をご覧ください。
パソコンの資格取得をすればパソコン操作が楽になってきますし履歴書にも書けるようになります。
資格の特徴や勉強方法がわかれば合格への近道です。
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