ホームポジション、指の動かし方、単語の入力練習など、基本的な練習が終わり、キーボードを見なくても打てるようになってきたら長文のタイピング練習にチャレンジしてみると良いでしょう。
実際に、実務では、文書の作成や会議資料の作成、報告書や議事録、メールなど単語よりも長文を打つ機会の方が多いですよね。
タイピングに慣れてきたら、そういった実践のことも踏まえて長文タイピングの練習をするのがオススメです。
しかし、単語のタイピング練習とは違い、長文タイピングには押さえておきたいポイントやコツがあり、それを行うだけで効率の良いタイピングになるんです。
今回の記事では、長文タイピングの練習ができるおすすめの無料サイトと練習方法、長文タイピングのテクニックについて紹介します。
ぜひ参考になさってください。
タイピングにはちょっとしたコツがあります。
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長文タイピング練習ができる無料サイト
無料で練習できるタイピング練習サイトの中からおすすめの3つのサイトを紹介します。
e-typing(イータイピング)
「オリジナル」「日本の昔話」「世界の童話」「源氏物語」「日本国憲法」のテーマで長文の練習問題が用意されています。
入力する文字数は、テーマによって異なりますが、初心者向けからレベルアップを目指す方まで幅広く対応しています。
初心者に対応しているマークが付いたテーマの練習内容は、200文字前後の少ない文字数で練習することができます。
初心者マークが付いていないテーマの練習については、500文字から長いもので1500文字以上の入力練習をすることができます。
入力後は、スコア、レベル、入力時間、入力文字数、ミス入力数、正確率や苦手なキーを表示してくれます。
タイピングの練習は、ローマ字のほかに、かな入力も用意されていますので、どちらの入力タイプの方にも練習していただくことが可能です。
毎日5問のタイピングトレーニング
毎日日替わりでタイピングの練習問題が更新されており、「練習問題1」~「練習問題5」までの5問の練習問題がアップされ、無料で練習をすることができます。
過去の練習問題も実施することができ、実施した結果がランキングで表示されます。
このサイトの長文タイピングの特徴は「変換あり」という点で、個人的には非常におすすめの練習サイトです。
問題になっている文章をそのまま作成するため、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、数字、記号が含まれており、実践的なタイピングの練習をすることが可能です。
問題の文章を見ながら、タイピングを行うため、交互に見て文章の内容とミスタイプがないかを確認しないといけません。
結果として表示されるのは、かかった時間のみでタイピングの正確性は分かりませんが、速く正しく打つことができれば、タイムは速くなりますし、ランキングにも入りやすくなります。
マイタイピング
「今週のタイピング練習(長文)」で毎週新しいタイピングの内容が更新され、過去の練習問題の実施も可能です。
タイピング終了後には、スコア、1秒間の打鍵数、正誤率、かかった時間、打鍵数やミス、ミスの多いキーを表示してくれます。
また、ミスの多いキーを克服するためのアドバイスも出してくれます。
詳細結果を見ることで、実際にどこのキーを間違えたのかをチェックすることができますし、ミスのみ再挑戦も可能です。
ランキング登録もできるので、モチベーションを維持しながらコツコツを長文タイピングの練習をすることができます。
「今週のタイピング練習(長文)」以外にも、様々なテーマで長文タイピングの練習問題が用意されていますので、飽きることなく継続して練習をすることができます。
長文タイピングの練習はここに注意
長文タイピングの練習は、シンプルにローマ字入力でタイピングスキルを高めるものが多いです。
タイピングのスキルを向上させるために、正しい打鍵はもちろん、速さも大切です。
しかし、ここで1つ考えたいのは、実際に実務でタイピングをする時、単語や短文、長文に限らず「変換」が必要になります。
この「変換」もできる練習方法が理想的な練習と言えます。
タイピング練習サイト以外を使った練習方法とは?
タイピング練習サイトのメリットは、スコアが出たり、正確率やミスの多いキーを自動で分析してくれるという点です。
しかし、一方で「変換」がないことで、変換を含むタイピング練習がなかなかできないというのも悩みどころです。
そこでオススメなのが、サイト以外の長文タイピングの練習です。
例えば、新聞や雑誌、書籍あるいはネットニュースなどの記事でも何でもいいです。
自分が興味のあるもの、用意できる物で試してみましょう。
それらを見ながら、ワードで長文タイピングの練習をしてみてはいかがでしょうか。
もちろん、正確率やミスの多いキーなど、数値など目に見えて結果が分かるものではありませんが、ワードで入力をしていれば、おかしな表現や打ち間違えなどはエラー表示が出ますし、入力した文字数も画面左下に表示されます。
時間は、時計やスマホのストップウォッチで計測すると良いですね。
実際に「変換」を含めたタイピングの練習をすることで、実践に近いタイピングの練習をすることができます。
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長文タイピングのコツは?
前述したように、実務でタイピングをする場合、「変換」が必要になります。
そして、「変換」のタイミングが、効率の良いタイピングとそうでないタイピングの運命の分かれ道…とも言えます。
それが顕著に出るのが、長文タイピングです。
効率よくタイピングできるコツを覚えておくことで、タイピングも楽になりますし、作業もスムーズになります。
変換は文節で行う
「文節」とは、文章を不自然でないところで区切った最小の単位を言います。
よく例として言われるのが、文章の途中で「ね」などを入れて読んでも、意味が通じる部分です。
「明日は晴れの予報なのでみんなで動物園に行くことにしました」という文章の場合、「明日は[ね]晴れの[ね]予報なので[ね]みんなで[ね]動物園に[ね]行くことにしました」こんな感じです。
誰かに話すときに切ってもおかしくない位置ですね。
それ以外の場所で変換すると単語での変換になり非常に効率の悪いタイピングになります。
効率の悪いタイピングでよくあるのが、「明日」「は」というように、漢字の部分だけ入力して変換、そのあとの助詞の部分だけ入力してEnterキーで確定…というパターンです。
あるいは、助詞に続く文字も一緒に入力して変換した結果、「は」が「派」や「葉」になってしまう…というパターンです。
これらが発生しないようにするためにも、長文タイピングでは「文節」を意識して変換することが大切です。
文節で区切って変換する際は、2~3文節など複数の文節をまとめて変換するとさらに効率が良いタイピングになります。
句読点も一緒に変換する
長文タイピングで「文節」のほかに押さえておきたいポイントが「句読点も打って、一緒に変換する」ことです。
「明日は、晴れの予報なので、みんなで動物園に行くことにしました。」という文章の場合、「明日は、」「晴れの予報なので、」「みんなで動物園に行くことにしました。」というように、「、」や「。」も文字と一緒に入力して変換をします。
「明日は」「、」「晴れ用法なので」「、」と分けて入力して変換や確定をすると効率の悪いタイピングになってしまいます。
Enterキーの回数は最低限に
最後のポイントは、これまで紹介した「文節で変換」「句読点も一緒に変換」に深くかかわるポイントで、「Enterキーを押す回数を最低限にする」ということです。
長文タイピングの効率に関わる重要なポイントです。
チェックポイントはコレです!→文字を変換するたびに「Enterキー」で確定していませんか?
「明日は、晴れの予報なので、みんなで動物園に行くことにしました。」この文章を入力する時のEnterキーを押す回数は1回です。
さらに言えば、「明日は、晴れの予報なので、みんなで動物園に行くことにしました。動物園までは車で1時間程度の距離なので、開園時間の10時に到着するように9時前には出発します。」このようにさらに文章が長くなったとしても、Enterキーを押す回数は1回です。
なぜ、Enterキーを押す回数が1回なのかというと…。
「文節で変換をする」→「そのまま次の文字を打つ」というタイピングをするからなんですね。
変換した後に、そのまま次の文字を打ち始めるとEnterキーを押さなくても文字が確定されます。
さらに、句読点を一緒に入力して変換をすれば、打ちたい文章の入力がすべて打ち終わったタイミングがEnterキーを押すタイミングとなるので、Enterキーの無駄打ちがぐっと減ります。
もちろん、文章の内容によっては、カッコを使ったりアルファベットを使ったりなど、Enterキーを押す回数が2回以上になることはありますが、それは効率が悪いわけではありません。
Enterキーを押すべき時に押して、押さなくてもいい時の無駄打ちをなくすことで、効率の良いタイピングになるんですね。
これらのポイントは、1つ1つを見れば小さなことですが、長文を入力する全体を通してみたときに時間的にもかなりの差が出てきますので、ぜひ押さえておきましょう。
タイピング速度より正確性を重視しよう
タイピングの練習は毎日コツコツ行うのがオススメです。
ただ、毎日1時間、2時間と長い時間の練習時間を確保するのは難しいと思います。
なので、10~15分程度をコツコツ継続しましょう。
練習サイトを利用する場合も、何かを見ながらワードで練習をする場合も、その時間で何文字入力することができたか、どれくらい正確に入力することができたかを確認しながら練習するのがオススメです。
また、タイピングの練習をするときについつい、限られた時間でどれだけ多くの文字を打てたのかを気にしてしまいがちですが、一番気を付けるのは「どれだけ正しく打てたか」ということです。
画面を見ながらタイピングをするためには、キーボードのキーの配置を正確に覚える必要があります。
しかし、どれだけ速く打ててもそのキーの位置を正確に覚えていなければ、入力ミスは一向に減りません。
キーの位置を正確に指が覚えることで、入力ミスが減り、正しく打てる文字が増えます。
練習をするときは、句読点を含む文節での変換に注意しつつ、入力ミスをできるだけ減らすように心がけて練習を行いましょう。
キーボードのキーの配置を正しく覚えて、指が滑らかに動くようになれば、その結果として、速さも付いてきますよ。
自分で習得するのが難しい方は「本格的なタイピング講座」を学ぶという手もあります
タイピングはコツコツと練習していくことが必要です。
「タイピング」は、基本的には反復練習で、自分一人で練習時間を設けて訓練していくことが必要です。
根気が必要なのですが、自分で時間をとってコツコツとするのは難しいです。
そういう時には、弊社のようなタイピングの講座を利用するのも一つの手です。
自分でやるとだらけてしまいますが、講座だと、決まった時間に定期的に実施する事が出来ます。
費用は掛かりますが、効率よく短期間で習得することも可能です。
タイピングがマスターしたいけどうまくいかない方のために「パソコン教室パレハ」では「本格的なタイピングの講座」を設けております。
オンラインでタイピングを習得する事が出来ます。
オンラインというと「動画を見るだけ」とか「オンラインなんてやったことがない」というご不安があるかと思います。
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