今回の記事はExcel(エクセル)のセルを結合する方法についてお話します。
表を作成するときに役立つ機能の一つにセルの結合がありますが、意外とわかりにくかったり、入力した文字が消えてしまうなど、苦戦してしまうという方も多いです。
セルの結合自体は他の操作に比べ、ボタン一つで出来るため、特に細かい設定は必要ないものの、選択がうまくいかないとなかなかスムーズにできない…というお悩みも多いです。
業務で使うことも多いので、使えるようにスキルを身に付けておくのがオススメです。
そこで今回は、パソコンやエクセルの初心者の方にもわかりやすいセルの結合方法についてご紹介します。
セルの結合に関連する記事は下記よりご覧ください。
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セルの結合する3つの方法
一言で「セルの結合」といっても結合の種類があります。
「ホーム」タブ→「配置」グループに表示されている「セルを結合して中央揃え」の横の▼をクリックすると、一覧が開きます。
- セルを結合して中央揃え
- 横方向に結合
- セルの結合
の3種類の結合方法と、「セル結合の解除」が表示されます。
まず、それぞれの「結合」のボタンを押すとどのようになるのかを紹介します。
セルを結合して中央揃え
まずは、使用している人も多い「セルを結合して中央揃え」ボタンです。
今回の例では、文字が入力されたセル【B2】からセル【F2】までの5つのセルを結合します。
①セル【B2】からセル【F2】を選択する
②「ホーム」タブの「セルを結合して中央揃え」をクリックする
選択した範囲が1つに結合され、文字が中央に配置される
複数列・複数行を結合して中央揃え
今回の例では、文字が入力されたセル【B2】からセル【F6】までの5行5列、25個のセルを結合します。
セル【B2】からセル【F6】を選択して、「セルを結合して中央揃え」をクリックする
選択した範囲が1つに結合され、文字が中央に配置される
【セルを結合して中央揃えのポイント】
「セルを結合して中央揃え」をクリックすると、選択したセルが1つになり、さらに、文字列がセルの真ん中に配置されます。
このボタンには
- セルを結合する
- 文字の位置をセルのド真ん中にする
この2つの設定が含まれていることを理解して使うのがポイントです。
横方向に結合
次に解説するのは、複数行の結合に便利な「横方向に結合」ボタンです。
今回の例では、文字が入力されたB列のセルからF列までを各行、行方向にセルを結合します。
①セル【B2】からセル【F6】を選択する
②「ホーム」タブの「横方向に結合」をクリックする
選択した範囲が行単位で結合される
【横方向に結合のポイント】
「横方向に結合」をクリックすると、選択したセル範囲が行単位で横方向に結合されます。
また、文字列の位置は変わりません。
使用する際は、
- 行単位で結合したい範囲を選択する
- 「ホーム」タブの「セルを結合して中央揃え」の右側にある「v」をクリックする
- プルダウンの一覧から「横方向に結合」をクリックする
この手順で行います。
セルの結合
最後は、「セルを結合」のボタンです。
今回の例では、文字が入力されたセル【B2】からセル【F2】までの5つのセルを結合します。
①セル【B2】からセル【F2】を選択する
②「ホーム」タブの「セルを結合」をクリックする
選択した範囲が1つに結合される
複数列・複数行のセルを結合
今回の例では、文字が入力されたセル【B2】からセル【F6】までの5行5列、25個のセルを結合します。
①セル【B2】からセル【F6】を選択する
②「ホーム」タブの「セルの結合」をクリックする
選択した範囲が1つに結合される
【セルの結合のポイント】
「セルの結合」をクリックすると、選択したセルが1つのセルに結合されます。
セルの結合のみで、文字列の配置は変わりません。
このように3種類の結合のボタンには結合される範囲や、結合した後の文字列の位置に違いがあります。
それぞれの特徴を理解して使うことで効率のよく作業を行うことができます。
複数のセル範囲を結合する方法
複数のセルを同時に結合する場合は、結合したい複数のセル範囲を同時に選択して、セルの結合ボタンをクリックします。
今回の例では、複数のセル範囲を「セルを結合して中央揃え」で結合してみます。
①離れた複数のセル範囲を選択する
複数のセル範囲を同時に選択する場合は、2ヶ所目の範囲選択をする際に「Ctrl」キーを押しながら範囲選択を行います。
②「ホーム」タブの「セルを結合して中央揃え」をクリックする
これで同時に結合することができました
セルの結合ができない例
セルの結合をしようとしたら失敗した…変なメッセージが出てきた…という経験がある方もいると思います。
セルの結合には注意点がありますので、ぜひ覚えておきましょう。
今回の例では、上記のように複数のセルにデータが入力されています。
このようなデータが入力された複数のセル範囲をまとめて選択して、「セルを結合して中央揃え」をクリックすると・・・
「セルを結合すると、左上の値のみが保持され、他のセルの値は破棄されます」というメッセージが表示されてしまいます。
このメッセージの内容をわかりやすく言うと…「選択した範囲に複数のデータが入力されていますよ。結合するとセルが1つになるので、全てのデータを残すことができません。左上のデータだけ残して、他のセルのデータは削除しますけど良いですか?」という物なんです。
このまま「OK」をクリックしてしまうと・・・
このように、セル【B4】とセル【B5】に入っているデータは破棄されて、セル【B2】のデータのみが残って選択した範囲を結合します。
このような場合は、それぞれの範囲を個別に結合していく、または行が連続している場合は「横方向に結合」した後に文字の配置を中央揃えにするなど、操作を分けて行うのがオススメです。
セルの結合を解除する方法
セルの結合方法が分かったら、解除方法も覚えておきましょう。
セルの結合を解除する際に、プルダウンから「セル結合の解除」ボタンをクリックしている人は、次回から今回紹介する方法をお試しください。
①結合されているセルを選択する
②「ホーム」タブの「セルを結合して中央揃え」をクリックする
これで選択したセルの結合が解除されます
【セル結合を解除するときのポイント】
セルの結合を解除したい場合は、
結合されているセルを選択する
「セルを結合して中央揃え」をクリックする
たったこれだけです。
これは、結合方法が「セルを結合して中央揃え」でも、「セルの結合」でも「横方向に結合」でも関係なく行うことができます。
結合機能が「ON」になっているのを「OFF(解除)」するという感じです。
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