パソコン教室インストラクターの平均収入は？なる方法は？

パソコン教室に勤めているパソコンインストラクターの平均年収はどれくらいでしょうか？

パソコンインストラクターの職場はパソコンスクール、家電量販店、大学・専門学校など活躍の場は多いです。

最近は、得意なパソコンスキルを活かして副業で出張型のパソコン教室をしている方も増えています。

そこで今回は、パソコン教室の平均年収を年代別・地域別に見ていきましょう。

インストラクターの仕事内容｜パソコン教室

パソコン教室には、マイクロソフトのWord・Excelといったオフィス系の基本操作、資格取得、ホームページ作成やプログラミングなど、幅広い講座があります。

駅前のビルには必ずと言っていい程、パソコン教室が入っており、インストラクターがパソコンの操作方法やソフトウェアの使い方を教えています。

パソコン操作の他にも、プリンターの接続方法や印刷の仕方、MOSの資格取得など幅広いです。

パソコン教室の規模によってグループレッスンやマンツーマンレッスンなど様々な形態があります。

インストラクターは受講生の目的やレベルに合わせて分かりやすく教える能力が求められます。

パソコン教室インストラクターの平均収入【年代・地域別】

パソコン教室のインストラクターの平均年収は実績や指導経験、教室の規模や地域によっても差があります。

正社員のパソコンインストラクターの場合は、平均年収300万円～400万円程度が相場です。

パソコンインストラクターの給料は経験や能力に応じて昇格したり、年収アップする傾向にあります。

大手パソコン教室では、ベテランインストラクターになると教室長に昇格し、経営面も任されるようになります。

年代別・パソコン教室の平均年収

ここからは、年代別にパソコン教室の平均年収を見ていきましょう。

▽20代のパソコンインストラクターの平均年収

250万円〜300万円／平均月給 20万円

▽30代のパソコンインストラクターの平均年収

320万円〜390万円／平均月給 30万円

▽40代のパソコンインストラクターの平均年収

400万円〜450万円／平均月給 35万円

パソコンインストラクターは年代が上がるにつれて責任あるポジションに昇格します。

20代のうちは受講生にパソコン操作指導が多く、30代以降は教室運営や受講生獲得に繋がる営業も任されます。

大手パソコンスクールでは昇格システムが明確化しているので年収アップの見込みが分かりやすいです。

一方で、小規模のパソコン教室の場合は勤務先規定によって年収や各種保険加入、手当は様々です。

アルバイト・パートのパソコンインストラクターは平均時給900円～1,500円が相場です。

地域別・パソコン教室の平均年収

ここからは、地域別にパソコン教室の平均年収を見ていきましょう。

札幌・年収相場／　250万円〜420万円
東京・年収相場／　350万円〜450万円
大阪・年収相場／　320万円〜440万円
福岡・年収相場／　250万円〜430万円

パソコン教室は地方よりもビジネス街がある都市部を中心に展開しており、都心の方が平均年収は高めです。

ただし、パソコン教室は規模によって平均年収も大きく変わります。

地方都市でもマネジメントに携わるようになると人材教育なども関わり、年収520万円を超える人もいます。

インストラクター年収アップ｜パソコン教室

インストラクターが年収アップするには転職、独立、フリーランスのインストラクターになる方法があります。

労働条件が良い職場に転職する

パソコン教室はチェーン展開している大手教室や複数のパソコン教室を持っているケースが多いです。

例えば、大手教育関連企業のベネッセコーポレーションはパソコン教室のパソコンインストラクター
は正社員採用で18万円～30万円で募集しています。

しかし、近年は正社員採用が減っており、アルバイトやパートなど非正規職員での募集が目立っています。

全国展開している大手のパソコン教室でも、年収300万円〜400万円までが限度です。

近年は、小学生向けのプログラミング教室の需要が高い傾向にあるので、転職を検討してみると良いでしょう。

スキルアップして独立開業する

パソコンスキルに自信があれば、思い切って独立開業すると年収アップへの道が早くなります。

パソコン教室の独立開業するために資格が必要なわけではありません。

Office系、Web系、DTP系、IT系など受講者に合わせたパソコンのスキルと知識があれば個人事業主になることも検討する価値があります。

自宅で開業すれば、初期費用はパソコンの維持費、光熱費だけでパソコン教室を始めることができます。

平均年収は個人差がありますが、起動に乗れば平均年収500万円以上も夢ではありません。

フリーランスのインストラクターになる

会社員をしながら副業としてフリーランスのインストラクターになる方法もあります。

休みの日やスキマ時間を使って、カフェに出張してパソコンを指導したり、中高年の自宅に出張します。

パソコン指導料金は内容によって異なりますが、1時間あたり1,000円が相場です。

子どもたちにプログラミングを教えたり、会社員にIllustrator、Photoshop、PHP、WordPress、JavaScriptを教える場合は2,000円でも需要はあります。

会社員に短期集中でマンツーマンの個人レッスンをする場合は高収入が期待できます。

インストラクターになりたい！

パソコンは得意だけど、自分で教室を開くことまでは考えていない。講師として働きたいと考えている方もいるでしょう。

パソコンインストラクターになるために必要な資格は何ですか？

講習や実技試験などがありますか？

パソコン教室でインストラクターとして働きたいと考えている方に、必要な条件に付いて説明しています。

パソコン講師になる為の資格はあるのか？

資格は全く必要ありません。

よく調理師になるには3年間専門学校に通うといったものがあるので勘違いされる方が多いですが、そういったものとは異なります。

ですが、資格を持っておいた方が無難です。

最も有名なのはMOS資格です。

MOS資格のマスターを取得しておけば、採用への道は明るくなるでしょう。

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パソコン講師の募集をしていればなれる

パソコン教室の講師を募集してれば、インストラクターになるのは可能です。

ただ、採用されるかどうかは別問題です。

その会社の規定と合致すればインストラクターになれます。

どのソフトを覚えておけばよい？

多くのパソコン教室で教えているのが「ワード」「エクセル」「パワーポイント」と言った部分になります。

その辺りを知っておくと良いでしょう。

「キャド」や「ホームページ」の知識も必要？

「キャド」のインストラクターや、ホームページ作成のインストラクターを募集しているのであれば必要ですが、基本的には不必要です。

それらを使えないとインストラクターになれないということはありません。

主にワードやエクセルと考えれば問題ないでしょう。

ニーズに合わせてスキルを上げる

パソコン業界の多様化は著しく、今求められているニーズを知っておくことは有益です。

必要なニーズに合わせて、自分自身のスキルを磨いておく必要があるでしょう。

生徒さんから聞かれたり学びたい要望があっても、それに応じられないのはせっかくのチャンスを無駄にすることになりますね。

現在の需要とニーズについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

パソコン教室に求められる需要とニーズ｜2021年度最新版

パソコンインストラクターの年収は？