パソコン教室を開業したけど、「集客がイマイチで収益が安定しない…」とお悩みではありませんか?
パソコンのスキルや指導方法には自信があっても、集客方法に困っている方は多いかもしれません。
パソコン教室を個人開業している場合、一定の生徒さんを確保しなければ、経営は傾いてしまいます。
パソコン教室の場合は、ターゲットに合わせた集客方法を使い分けることが大切なポイントです。
今回は、パソコン教室を運営されている方に向けておすすめの集客方法5選をご紹介しましょう。
効率的な集客方法|パソコン教室
パソコン教室には、ビジネスマン向け、資格取得向け、子供向け、高齢者向け、など様々なターゲットがあります。
パソコン教室を開業して、多くの生徒さんに通ってもらうには、レッスン・講座のターゲットに合わせた集客方法を選ぶことが大切です。
①新聞折込チラシ
近年は、どの業界もSNSやブログ、ホームページといったオンライン集客が主流となっています。
しかし、パソコン教室に関しては、パソコンやスマホ、タブレットなど様々な端末を教える場所です。
SNSやブログ記事を見ない高齢者もターゲットとなりますので、一概にオンライン集客が良いとは言い切れません。
高齢者をターゲットとする「タブレットで孫と話そう」「スマホのLINEでメッセージで会話しよう」といった講座の場合は、新聞折込チラシが効果的です。
新聞折込チラシというとアナログなイメージがあり、なかなか気が進まない方も多いかもしれません。
しかし、定年退職した高齢者は毎日の新聞折込チラシに目を通している方は多いです。
新聞折込チラシを依頼する頻度はパソコン教室の予算によって変わりますが、毎月1回〜5回程度が目安です。
高齢者をターゲットとしている場合は、大きな字で目立つチラシを制作しましょう。
「タブレットは操作が簡単、使いこなせると孫とビデオ会話ができますよ」といったワクワクするキャッチコピーを入れると効果的です。
毎月定期的に新聞折込チラシを入れると、パソコン教室の名前を覚えてもらえるようになり、認知度も高くなっていきます。
高齢者が楽しんでタブレットをしている姿や親しみやすいインストラクターの画像も入れると良いですね。
また、週の真ん中あたりの木曜日・水曜日は地元スーパーの広告が多く、主婦層の目に留まりやすいです。
子供向けのプログラミング講座の新聞折込広告は平日に入れることをおすすめします。
②ポスティング
地元密着型のパソコン教室を開講している場合は、
ポスティングで集客をしましょう。
ただし、ポスティングは時間と手間がかかり、かなり根気のいる集客方法ですが、意外な効果もあるのです。
先程ご紹介した新聞広告の折り込みチラシは忙しい朝や夕方には見逃されてしまう可能性もあります。
しかし、ポスティングは郵便受けにお届けした形なので、比較的じっくりとチラシに目を通してもらえます。
新聞広告のように他社のチラシに埋もれてしまう心配もありません。
地方にある地元密着型のパソコン教室は1回あたり500枚程度のポスティングをしてみましょう。
全部配り終えるまでに2〜3時間は要して、問い合わせが1〜2件程度という厳しいこともあります。
しかし、ポスティングを何度も繰り返しているとパソコン教室の名前を覚えてもらい、徐々に電話がかかってくるようになるのです。
ポスティングチラシは業者に依頼して、カラーや紙の質にこだわるとコストが高くなってしまいます。
低予算のポスティングをするならば、自分でプリンタを使って白黒のチラシを作るのも良いでしょう。
③SNS(Twitter,Facebook)・ブログ・ホームページ
継続的に集客すると大きな力になってくれるのがオンライン集客です。
パソコン教室のSNSアカウントを作り、Twitter、
Facebook、Instagramなどで露出の頻度を増やしましょう。
ハッシュタグは地域名とパソコン教室の名前をタグ付けして、地元のターゲットに検索してもらうように工夫します。
Twitterはブログ記事やホームページに飛ばせるようにしたり、Instagramは教室の風景やインストラクター紹介などを載せると効果的です。
SNSは無料で集客できる上に、継続的に投稿すると認知度が上がっていくので諦めずに続けることがコツです。
④地元情報誌
法人向けの講座を集客するならば、地元企業の情報が多く載っている情報誌に掲載すると効果的です。
地方では、自社でブログ集客やSNS集客をしたくてもやり方が分からない…とお困りの企業も多いです。
法人向けのパソコン講座は、集客コンサルや業務効率化に繋がるExcel活用法などの需要があります。
パソコン教室の経営者が顔を出して、「パソコンにご興味ある方は一度ご相談ください。」とメッセージを添えます。
地元情報誌に法人向けのパソコン講座を紹介すると問い合わせが増えるでしょう。
地域に限定したタウン情報誌の他にも、タウンページなどの昔からある電話帳に広告掲載するやり方もあります。
⑤口コミや知り合いの紹介
最後になりましたが、集客効果が高いのは、生徒さんによる口コミや知り合いの紹介です。
友人や知り合いに「あのお店美味しかったよ」と聞くと行ってみたくなりますよね。
パソコン教室の口コミも同様に「教え方が丁寧です」「資格を取得できて転職できました」といった評判が広がれば、自然と集客に繋がるのです。
特に地方の口コミや評判はお客さんがお客さんを呼ぶ傾向が強いので、口コミ・評判は重要です。
チラシ作りの具体的なテクニック
効果的なチラシ、つまり集客できるチラシとはどんなチラシだと思いますか?
見た人に「行きたい。行ってみようかな。」と思わせるテクニックがあります。
チラシ作りの失敗と研究を重ねた筆者が、「これだ!」と思うチラシにたどりつきました。
実際に配布して反応があった実績のあるチラシを例に具体的に解説しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
行きたくなるチラシの作り方のコツ|人気パソコンスクール経営者が秘密暴露
パソコン教室の”今の需要”を知る
集客方法をターゲットに合わせるためには、今のパソコン教室の需要を知っておくのは大切です。世代別に今需要があるのはどんな分野でしょうか。
ターゲットの細かいニーズに応えられるパソコン教室は今後も生き残ることができるでしょう。
宣伝も戦略的に行い、生徒さんが集まる人気のパソコン教室にしていきましょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
集客はパソコン教室の成功と直結する
パソコン教室の経営を成功させた人にはいくつかの共通点があります。
そのひとつに「戦略的な集客」があげられます。
安定した収益にはやはり「集客」は欠かせないのです。
パソコン教室は人が集まらない、もうからないビジネスではありません。
成功者の共通点について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
どんなお客さんを呼び寄せたいのか?
新規集客をする為に、重要なのが「どんな人を呼びたいか?」です^^
多くの方はこれが抜けているので、新規集客が出来ていません。
何となく、HPを出していたら、根拠なく引っかかって、たまたまお客さんがご来店されたというケースの繰り返しです。
これだと、集めにくいんですね。
重要なのが、「どんなお客さんを呼びよせるか?」を具体化する事です。
このあたり、新規集客の仕組みについてお話していきます。
結局、新規集客というのを紐解いてみましょう。
単純に話をしていくと「困っている人を呼んで助ける」ってお話です。
商品を買うという事は「困っている人がその商品を買って悩み事を解決できる」という行為そのものを指します。
そのため、「商品を買う事でどのような悩みが解決できるか?」という事を明確にしないとモノは売れません。
よくありがちな新規集客のキャッチコピーでで言うと
- 秋の入会キャンペーン
- 体験会実施中
- 楽しく学べる教室です
- 何回聞かれても笑顔でこたえます
- 入学金半額
といったメリット前面に出す広告です。
これでは集客はしにくいです。
大手はこれで良いです。
信頼がありますし、そもそも、その媒体以外を多くミックスさせています。
ですが、個人の小規模店舗の中で「チラシ」や「折り込み」「フリーペーパー」といったものに出す際には効果が低いです。
結局これらは「教室に入会した際の特典」部分であって、「どんな悩みが解決できるか?」のメッセージが無いので、消費者は購買意欲が湧きません。
これらで動く人は「パソコン教室に元々興味があって、今がキャンペーンだからいってみるか」っていう方々です。
それでは新規のお客さんを呼びこむことは出来ません。
どのツールが良いのか
新規集客において、多くの方が飛びつくのが「最新ツール」です。
もしくは「超便利なツール」です。
ついに出ました!最新集客ツール。これさえあれば、お客さんを集める事の心配がなくなります!
なんてキャッチフレーズにつられてついつい買ってしまう感じですね。
私も、昔よく買っていました(大笑)
私は、ツールが大好きでした。
世の中の稼いでいる人は絶対に裏技使っていると思っていました。
なので、絶対便利なツールが裏に出回って、そういうのを使えば上手くできるって感じです。
ツイッターが出たら飛びついてやってみる
でも1回やって効果が無かったら諦める。
フェイスブックが登場したらそれをやる。
1ヶ月やって効果が無かったら諦める。
など、とりあえず一度はやってみる感じです。
でも多くは、というか、全部挫折しました。
本当に多いのが「これ良いですよ」ってお話しても「それはやった事があるんです」といって、どの程度やったかと言うと数か月試したとか言われるタイプの方です。
どのような事をされたのかわかりかねますが、その程度でテストと言っている段階で恥ずかしいお話です。
基本的に無料や低額のツールだけで集客するのはまず無理です。
根本的な事が理解できているなら話は別ですが、基本的な事が理解できてない段階で、ツールばかりに頼ろうとしているのは「楽して稼ごう」って思っているので難しいです。
ある程度努力や資金をつぎ込んで勉強やテストをしないと良い結果は生まれません。
過去の私の経験ですが、何が間違っていたかが最近よくわかるようになりました。
待ちの姿勢ではお客さんは来ない
昔の私のお話です。
- 店があればお客さんが来る
- 長年やっているので知名度がある
- パソコン教室がどんなものかみんな理解している
- 自分の出したチラシは見てもらえている
- ホームページのアクセスが1日30件はかなり多い
そんな感じです。
基本的にお店を開けていればお客さんが来ると思っています。
ですが、絶対に言えるのは「仕掛け」をしないとお客さんは来ません。
止まっている事はありえません。
集客は常にし続けるものです。
この考え方が根底にないと、新規集客は絶対にうまく行かないでしょう。私もこの考え方を払しょくするのに時間がかかりました。
売上が良かろうが、悪かろうが、新規の施策は常に打つ。打ち続ける。今来なくても、いずれに繋がる施策をする。
今思えば
- チラシを1度入れた
- ホームページを少し修正した
- ツイッターで一度発信した
- 店頭に広告を張り出した
どれか1つでもやったら満足して「しばらくゆっくりするか」みたいな状態でした。
根拠も何もなく、効果測定もなにもせず、自己満足の施策だけやって、1ヶ月くらい放置 笑
それでお客さんが来ると思っていた自分が恥ずかしい・・・
新規集客は常に打ち続けるのが基本です。
何人呼ぶが目標を立てる
よくあるのが「お客さんは来れば来るだけ欲しいです!」みたいな行き当たりばったりな人。
過去の私はそうでした。
「このチラシで何人の人を呼び寄せようとしているか?」と聞かれて、「来れば来るだけOKです」と答えました。
すると「何もコントロールできていないよね」って言われました。
例えば、チラシの反応率ってどのくらいが良いか分かりますか?
こういう数値を知っていて出すのと知らないで出すのとは大きく異なります。
単にたくさん配布すればよいというものではありません。
凡そ「何人はくるだろう」という予測を立ててチラシを出します。
その目標人数に達しなかったのであれば、なぜそれが悪かったのかを分析する必要があります。
この分析をしていない人が多いです。
- エリア
- 時期
- 時間帯
- 媒体
- ヘッドライン
- 内容
- ペルソナの不一致
などなど多くの原因が考えられます。
それらを「おそらくここだろう」という予測を立てて、次のチラシは変更をかけて出します。
その繰り返しをする事で、精度の高いチラシが出来上がっていきます。
ある程度精度が高まれば、そのチラシを出しさえすれば、反応があるということです。
そのテストもせずに
- チラシはだめだ
- ホームページの反応が悪い
- ツールが悪い
とか言っても意味がありません。
精度を上げるためには、テストの繰り返ししかありません。
単に何かやれば一発で集まるというものは存在しないという事を気が付くことが大切です。
集客に失敗する原因は「経営者の自己満足」
基本的に、新規集客がうまく行かない人の根本原因は、経営者の自己満足にあります。
- リサーチもせずに空想で語る
- お客さんに話を聞いてない
- お客さんに話を聞いていても浅い
- 面倒がる
- テレビなどの情報を元に実施する
- ネットの無料情報に頼る
この辺です。
一般論を、さもリサーチしたかのように、語り、それを実施して、出来なかったことの言い訳をする。
言い訳は達人です。なんとでも弁解をする。
ええ。過去の私です(大笑)
言い訳するのは簡単なんです。
その場で考えるだけなので。
リサーチするほうがよほど難しいです。
お客さんに聞くだけなのですが、それが結構手間です。
ですが、お客さんに丁寧に話を聞かないと、本当の意味での需要は見えてきません。
お客さんの悩みは解決できません。
ここで重要な事を言います。
お客さんはパソコンを覚えたいわけではありません。
これが本質です。
この意味が本当の意味で理解出来た時に集客が加速します。
「あー知ってる知ってる。お客さんはパソコンを覚えたいんじゃなくて、本当は上司から怒られたくないとかそういう事でしょ」って言っているようではレベルは低いままです。
これ以上の深い理解を得る事が重要です。
本当の意味を理解することが大切です。
パソコン教室の集客方法 まとめ
パソコン教室の効率的な集客方法は、ターゲットに合わせて、複数のやり方を使い分けることです。
ぜひ、今日からできることを試して、生徒さんの効率的な集客にお役立てください。
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