パソコンに対して苦手意識をお持ちではないでしょうか？
最近ではパソコンが普及しており、仕事でもパソコンスキルが求められることが多くなりました。
勉強しようにも何から勉強して良いか分からず、パソコン教室に入会される方もいらっしゃいます。
ある程度のパソコンスキルがないと仕事に影響がでることもあるので、ある程度のスキルは持っておいた方が良いのですが、「ある程度のレベル」ってどこまで？と感じていることと思います。
この記事では、パソコンのレベルについて解説していきますので、最後まで読んでいただくことで自分の現状がわかり悩みの解決に繋がると思います。
その上で、今後、パソコン教室に入ったり、講座などを受けたりしてレベルアップや資格取得を目指してみてはどうでしょうか？
パソコン基本レベル分け
ここからは個人のパソコンレベル別に説明していきます。
パソコンの基本ということでまずはパソコンの使用方法などでレベル分けしていきます。
超初心者
- パソコンの電源を入れ起動させる
- パソコンの電源を正しく切ることができる
- パソコン周辺機器のマウスやキーボードなどの名前がわかる
初心者
- マウスの操作ができる
- ドラッグ＆ドロップやコピー＆ペーストなどの意味がわかり操作できる
中級
- Googleなどの検索エンジンを使って、疑問を検索しインターネットの閲覧・解決ができる
- データをフォルダーに整理したり、各データの種類(拡張子)を判断したりできる
- プリンターと接続できる
上級
- 各周辺機器を接続することができる
- BluetoothやWi-Fiを接続することができる
- 拡張子を理解できる
- 画像編集や動画編集ソフトを使える
- ショートカットキーが使える
- ブラインドタッチができる
基本レベルまとめ
ここでは中級レベル程度あれば問題なく、上級レベルがあればプライベートでも重宝されると思います。
仕事で使えるかどうかは、Excel(エクセル)やWord(ワード)ソフトが使えるかどうかが基準になります。
事項より説明します。
画像編集や動画編集ができても一般的な事務職などでは必要とされることは少ないです。しかし、活用することでYouTubeやSNSで人気になれるかもしれません。
仕事で使うスキルとは全く違うものになりますので、余裕があれば覚えてみるのも良いと思います。
仕事でよく用いるソフト３選
- ・Excel（エクセル）
- ・Word（ワード）
- ・PowerPoint（パワーポイント）
Excel（エクセル）レベル分け
ここからは仕事でよく用いられるソフトについてレベル分けしていきます。
まずはExcelから説明します。
Excelは表計算やリストの管理、グラフ作成などが行えるもので、事務職には必須となるソフトです。
一定のルール(関数)を利用し自動でカウントをとったり、計算をしてくれたりと様々な場面で役立ちます。
Excelが使いこなせれば、この後紹介するWordやPowerPointの替わりとして使う事もできます。
また、WordやPowerPointに図や表を差し込むのに便利です。
超初心者
- Excelの起動ができる
- Excelのsheet（シート）の切り替えができる
- 保存できる
- セル（Excel上のマス）に入力ができる
初心者
簡単な表・一覧の作成ができる。
他者が作成した計算式を使って計算や入力ができる。
中級
- グラフ(折れ線・棒・円など)の作成ができる
- 関数(SUM,AVE,COUNTなど)を挿入して計算式を作成できる
- フィルタ機能を使える
- 印刷の設定ができる
- ウインドウの固定など使いやすい機能を設定できる
上級
- 関数（IF,VLOOKUPなどの条件付き）を挿入して計算式を作成できる
- 会議資料（データ分析・比較図など）の作成ができる
- マクロ操作ができる
- CSVで別のソフトと連携できる
Excelまとめ
Excelは本当に便利な機能が沢山あります。
上記に挙げた機能はほんの一部でしかありません。
機能が多すぎると初心者にはわかりづらく、敬遠してしまいがちですが、仕事で一番使うのがExcelというところは多いです。
最低でも初心者レベルまでは扱えるようでないと仕事にはなりません。
しかし、中級レベル位は少し勉強をしたら習得できますので、ぜひ挑戦してもらいたいです。
Word（ワード）レベル分け
Excelの次に必須となるのはWordです。
Excelは表やグラフの作成で使いやすいソフトです。
対してWordは文字の入力に特化していると言えます。
取引先や顧客に対しての手紙を作成する時によく使われます。
いわゆるビジネス文書というものです。
レイアウトやデザインという機能もあり、レベルが高くなると表の作成もできてしまいます。
超初心者
- Wordの起動ができる
- テキスト入力ができる
- 保存できる
初心者
- 書体の変更（文字サイズ・色・斜体・フォントなど）ができる
- 印刷設定ができる
中級
- 表の作成ができる
- 段組みができる
- 画像の挿入ができる
- 段落や箇条書きを使い分かりやすい文章を作成できる
上級
- Excelなどの他のソフトとの連携ができる
- アウトライン(目次作成など)を使用できる
- 差込印刷ができる
Wordまとめ
Wordは文章作成だけと思われている方も多いのですが、多くの機能があります。
Excelに比べると融通の利かない所はありますが、分かりやすく簡潔なソフトなので、初心者の方には馴染みやすいと思います。
色んな機能を試してみるとおもしろいソフトです。
仕事で使うには初心者レベルでも問題ないレベルと言えます。
もちろん中級レベル以上で使用できることが望ましいです。
PowerPoint(パワーポイント)レベル分け
最後にPowerPointというソフトを紹介します。
ExcelやWordとは少し仕様が違うので、少し馴染みにくい部分があるかもしれません。
PowerPointは会議などで良く用いられプレゼン資料として使いやすいものです。
一枚ずつスライドして使うだけでなく、アニメーションを設定して、クリックするたびに文字が浮かび上がるなどの設定が可能です。
超初心者
- PowerPointを起動できる
- テキストの入力ができる
- 保存できる
初心者
スライド資料の記入や作成ができる
図の挿入ができる
中級
- グラフや表の挿入ができる
- 文字のレイアウトや装飾ができる
- アニメーションの設定ができる
上級
- 分かりやすい資料の作成ができる
- 比較資料の作成などができる
PowerPointのまとめ
PowerPointが使えてもプレゼンや会議で発表の機会がないと役に立たないということがあります。
覚える順番としてはExcelやWordが先です。PowerPointは後回しで問題ありません。
ExcelやWordと違い、PowerPointの機能は少なく、直感的に作成していくものです。
その分、デザイン性や見やすさなどのセンスが必要となります。真っ白の紙に文字やイラストを記入ではなく、配置していくイメージです。
絵やデザインが得意な人は、PowerPointも得意な可能性が高いと思います。アニメーション機能があるので、初めは色々試してみるとすごく面白いソフトです。
上級者になるほど、資料は簡潔で見やすく作られていますので、あまりアニメーションで動きをつけすぎると初心者感がでるので、注意してください。
プレゼンなどでは、話の補足のような使い方になるので、初心者レベルでも十分使えると思います。
求人票に書いてあるパソコンが使えるか他のレベルとは？
求人票の項目に「基本的なパソコン操作ができる方」という項目をよく見かけます。
上記でこのレベルなら仕事で使えますと紹介してきましたが、いまいちピンと来ていない方が多いのではないかと思います。
３つのソフトを紹介しましたが、仕事の内容によっては他のソフトを使用することもあるかもしれません。また、別のソフトを合わせて連携させる作業なども求められるかもしれません。
そもそも、「基本的」「一般的」「常識」というような表現は曖昧でしかなく、人により基準が異なります。
そこで、最後に「基本的」の内容を具体的に紐解いてみたいと思います。
ここまでできたら問題ないレベル
メールの送受信（携帯だと皆できるのですがパソコンになると苦手な人が多い）
タイピング（指2本でパチパチしているレベルでは話になりません）
インターネット閲覧・検索（わからないことはすぐに検索できたら楽です）
Excel・Wordは前述の通り初心者レベル
求められるのはこの程度です。
職種によってはもっと高度なスキルが求められることはあると思いますが、だいたいはこのレベルで通用するでしょう。
あとは職場で実際に使用しながらスキルを延ばせば問題ないと思われます。
更に胸を張って「パソコンできます」と言いたいのであれば、前述の中級レベルはマスターしてほしいです。
PowerPointも使えるようになっておくと更に良いです。
パソコンスキルを習得するには
パソコンは興味を持てれば、どんどん上達しますが、慣れていない時は何をして良いかわからないものです。
動画サイトなどで、無料講座の様に受講することができますが、自分で勉強して活用するレベルになるには時間がかかってしまいます。
初心者ほど時間がかかると挫折する可能性が高いと言えます。
超初心者レベルや初心者レベルの方は、パソコン教室で基礎を勉強することがスキル習得には近道になります。
中級者以上の方は、更に便利な機能を学び、資格取得を目指すのも一つです。
これからの時代、パソコンは使えないよりも使える方が絶対に良いので、自分のレベルをチェックして、よりよい選択をしてくださいね。
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