フランチャイズに興味があるものの、失敗するのが怖いという人は少なくありません。
フランチャイズなら個人で独立開業するよりもより簡単に開業できます。
また5年生存率が高いため、失敗するリスクは低いです。
しかし失敗してしまう人はいます。
そこで今回は、失敗しないフランチャイズの見分け方を紹介していきます。
フランチャイズは2種類！失敗しないのは？
失敗したくない方は、FCを選びましょう。
フランチャイズには「FC（フランチャイズチェーン」と「VC（ボランタリーチェーン）」の２種類があります。
FCとは本部が加盟店に、以下の4つを提供するシステムです。
- 商標・マーク
- 商品供給
- ノウハウ
- 継続的な指導・支援
一方でVCは商品供給がメインで、その他のことは加盟店に一任されます。
フランチャイズの成功率の高さは、本部が開発したノウハウや本部の指導や支援があってこそ。
VCを選ぶと、十分なサポートを受けられずに、事業に失敗する可能性があります。
第１位は、かなり儲かる業界なので知らないとかなり損です。
理由を含めて解説してるので、ぜひ参考にしてください。
フランチャイズで失敗しやすい人
フランチャイズで失敗しやすい人の特徴は次の3つです。
- 自分で考えて行動しない人
- 情報の精査ができない人
- 本部の指示を素直に聞けない人
それぞれ見ていきましょう。
自分で考えて行動しない人
全て本部任せで、自分で考えて行動しない方はフランチャイズで失敗するでしょう。
お店のことを１番よく知っているのは、自分自身です。自分のお店の状況を理解したうえで、売上を伸ばす方法を常に模索しましょう。
情報の精査ができない人
フランチャイズ本部から提供される情報は、全て鵜呑みにするのではなく、自分自身で精査しましょう。
フランチャイズの募集サイトを見ると「年収1,000万円続出！」といった甘言を目にします。
しかし実際には加盟した方の数％も年収1,000万円を達成していないことは多いです。
本部の指示を素直に聞けない人
フランチャイズ本部のノウハウや指導・支援を受けるうえで、お互いの信頼は重要です。
フランチャイズ契約を守るのはもちろん、フランチャイズ本部の指示は素直に聞くことをおすすめします。
フランチャイズ本部の失敗しない見分け方
失敗しないフランチャイズ本部を見分けるには、次のポイントを確認しましょう。
- 直営店と加盟店の割合
- ビジネスモデル
- 収益モデルの根拠
- 途中解約の件数とその理由
- テリトリー制の有無
- 加盟金・ロイヤリティー
- 加盟前の対応の丁寧さ
それぞれ解説していきます。
直営店と加盟店の割合
加盟店の割合が高すぎても、直営店の割合が高すぎても、良くありません。
加盟店の割合が高すぎる場合、経営に行き詰まったフランチャイズ本部が、売上の悪い既存店舗を居抜きで加盟店に使用させていることが考えられます。
フランチャイズ募集に積極的な企業にもかかわらず直営店が多すぎる場合、加盟店の倒産が多い可能性があります。
ビジネスモデル
フランチャイズ本部のビジネスモデルが将来的にも通用するかを検討しましょう。
メインターゲットがどこに設定されているかが重要です。
現在は高齢化が進んでおり、人口ピラミッドの頂点は40代、次が60代となっています。
そのためシニア層をターゲットにしているビジネスは伸びるでしょう。
またコンビニエンスストアやドラッグストアであれば商品やサービス展開を変えやすいため、将来的に市場規模が縮小してしまう可能性は低いです。
収益モデルの根拠
フランチャイズの加盟前に本部から収益モデルなどの資料を提示されます。
収益モデルの算出方法や算出に使用したデータ、そのデータの出所を確認して、収益モデルに妥当性があるのかを確認しましょう。
また加盟店と直営店の実績データも確認し、加盟店と直営店の実績の差が大きい場合は、その理由を併せて確認することをおすすめします。
途中解約の件数とその理由
途中解約とは、フランチャイズの契約期間内に、加盟社側からの申し出によって契約を解除することを指します。
途中解約は違約金が発生することも多いため、加盟者側にとって、避けたい事態です。
それにもかかわらず途中解約が多い場合、フランチャイズ本部に問題がある可能性があります。
テリトリー制の有無
テリトリー制とは同フランチャイズ本部の店舗同士での利益の奪い合いを防ぐために、各加盟店の商圏を保証する制度です。
フランチャイズのコンビニオーナーとして一定の成功を収めていたものの、同じブランドのコンビニがすぐ近くにできてしまい、売上が半減したという事例もあります。
テリトリー権の有無は必ず確認しましょう。
ただテリトリー制がないことが必ずしも悪いとは言えません。
テリトリー制がないことによって、同業他社との競争に強くなるという意見があります。
加盟金・ロイヤリティー
加盟金やロイヤリティーはフランチャイズ本部によって大きく異なります。
加盟金やロイヤリティーが低い方が、お得に感じるかもしれません。
しかし加盟金やロイヤリティーが高い方が、加盟店へのサポートが厚い傾向があります。
失敗したくない方は、加盟金やロイヤリティーが少し高くても、サポートが充実したフランチャイズ本部を選ぶのがおすすめです。
加盟前の対応の丁寧さ
フランチャイズ本部は、契約前に様々な情報を開示するように法律で定められています。
以下の情報について詳しく聞いた際に、丁寧に回答をもらえるかは、フランチャイズ本部の質を見極める良い判断材料です。
- 直営店と加盟店の割合
- 収益モデルの根拠
- 直近3年間の加盟店の店舗数
- 途中解約した店舗数とその理由
- 契約更新されなかった店舗数
- 直近5年間の加盟店と本部間の訴訟件数
経営者必見！失敗しない秘策
経営者である自分が失敗しないための秘策について解説しています。
よくある失敗例を元に、事前の準備は怠らずにしっかりと対策をしておきましょう。
だれかの失敗を他人事と思わずに自分の糧とし、成功への道を進んでいきましょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ここを見れば成功の可能性がグッとあがる
必ず儲かると断言できるフランチャイズはありません！
知名度のある人気のフランチャイズ店だったとしても、経営者であるあなた次第で、赤字経営になってしまうかもしれません。
成功しやすいフランチャイズをしっかりと見極めるためには、見るべきポイントがあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
おすすめのひとつ「パソコン教室」
フランチャイズ契約のおすすめのひとつに「パソコン教室」があります。
メリット・デメリットから、自分に合っているかどうか検討してみてはいかがですか。
口コミで評判の会社を徹底比較しました。
もちろん、実際に自分の目で見て、耳で聞いて判断することが重要ですが、それぞれの特徴を解説していますので参考にしてください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
パソコン教室のフランチャイズ会社を徹底比較【2020年度最新版】
まとめ
フランチャイズを利用して契約する場合、個人で開業するよりも5年生存率が3倍以上も高く、個人開業するよりも失敗するリスクが低いです。
しかし質の悪いフランチャイズ本部を選んでしまうと、失敗するリスクが高まります。
このページで解説した失敗しないフランチャイズ本部の見分け方を参考にしましょう。
なお失敗しにくいフランチャイズの業種については次の記事で解説しています。参考にしてください。
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