開業したいけど「ハードルが高く感じる」「家事や育児と両立できるか不安」という女性は少なくありません。
そんな方には自宅で開業するのがおすすめです。自宅で開業すれば、初期費用を抑えて、より気軽に開業することができます。
そこで今回は、女性が自宅で開業するメリットとデメリットを紹介していきます。
女性が自宅で開業するメリットとは？
女性が自宅開業する大きなメリットの１つは、家事・育児との両立が容易になることです。
今は独身の方でも、将来的に結婚すれば、家事や育児を行うことになります。
という記事によれば、約40％の男性は自分が家事をしなさ過ぎるという自宅があるようです。
日本の男性が1日あたり家事に費やす時間の平均はたったの25分。
自覚があるにもかかわらず、家事をする男性は少ないということです。
起業したからといって男性が家事に積極的になることは期待できません。
起業後、帰ってから家事と育児をこなすのは、大きな負担になるでしょう。
しかし自宅で開業することで、家事・育児との両立が容易になります。
ではなぜ自宅で開業すると家事・育児との両立が容易になるのでしょうか？
理由を紹介していきます。
実は女性は起業家向き！
ご存知でしたか？
起業家の5人に1人は女性なんです。
実は女性は起業に向いています。
男性にはない視点を持ち、成功のカギにもなる人間関係の構築やコミュニケーション能力に長けているのも女性と言えます。
ビジネスの成功はスキルや特別な知識でだけで成功するものではありません。
女性の強みを活かしてあなたも起業しませんか？
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
通勤時間をなくすことができる
家事や育児とビジネスの両立が容易になる１つ目の理由は、通勤時間をなくすことができるからです。
総務省の「社会生活基本調査」（2016年）によれば、共働き夫婦の女性の家事時間の平均は３時間と言われています。
そしてアットホームの調査「都内勤務 20～30 代賃貸一人暮らし会社員の「電車通勤実態」調査」によれば首都圏に住んでいる方の平均通勤時間は片道47分です。往復では１時間34分になります。
自宅開業して通勤をなくすことができれば、平均家事時間の約半分に当たる時間を節約して、家事に費やすことが可能です。
自由に休憩や休みを取ることができる
自由に休憩を取ることができるのも、自宅開業によって家事育児との両立が容易になる理由の１つです。
自由に休みを取れれば、混んでいない時間帯にスーパーに行って買い物をしたり、好きな時間に子供の送り迎えをすることができます。
また自宅開業で家にいる状態なら、子供が風邪を引いた時などにも、安心して仕事ができるでしょう。もちろん休みを取ることも可能です。
女性の起業が盛んなアメリカで、女性が起業する大きな理由の１つは、家事や育児とのバランスを取るためだと言われています。
自宅開業して、家事や育児とビジネスのバランスの取れた生活を目指しましょう。
女性が自宅で開業するデメリット
女性が自宅で開業する大きなデメリットの１つは、外部との関係を持ちにくくなってしまうことです。
コンサル業などのように、外部と接触する機会が多いビジネスであれば、外部との関係も持ちやすいでしょう。
しかしたとえばネットショップのように、ほぼ全ての業務が自宅で完了するビジネスを行なっていると、外部の方と接触する機会が減ってしまいます。
経済産業省の2016年の「女性起業家等実態調査」によれば女性起業家の起業時の主な課題は「経営に関する知識・ノウハウ不足」と「事業に必要な専門知識・ノウハウ不足」です。
そして起業時に欲しかった支援として、「同じような立場の人との交流の場」を挙げています。
これらを解決するために必要なのが、外部と接触して知識やノウハウを吸収すると同時に、同じような立場の人との交流することです。
しかし自宅開業する場合、家にこもって業務を進めてしまう女性が少なくありません。
女性が自宅で開業をするなら、外部との関係を常に持つように心がけましょう。
自宅でパソコン教室
自宅開業のひとつにパソコン教室があります。
スキルや知識は必要ですが、資格や許可は必要ありません。
自宅教室ならではの親しみやすさや、安心感。
ひとりひとりに合わせたカスタマイズ講座で大手との差別化をはかることもできそうですね。
自宅でパソコン教室を開業することに興味のある方はこちらの記事を参考にしてください。
資金や集客方法のヒントもまとめています。
自宅で開業する際の注意点
自宅で開業する際の注意点は２つあります。
- 住所を公開することになる
- 自宅で開業できないケースもある
それぞれ見ていきましょう。
自宅でできる仕事のアイデア10選
アイデアが浮かず、なかなか前に進めないあなたに。
働く場所は？
働ける時間は？
持っている特技や資格は？
人と接するのが好き？苦手？等々・・・
自分の生活スタイルや希望に合わせた仕事のアイデアをご紹介しています。
自分に合った仕事を見つけたい方はこちらの記事を参考にしてください。
職種を決めて起業の第一歩を踏み出しましょう！
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住所を公開することになる
自宅で開業する場合、業種によっては住所や電話番号などを公開することになります。
たとえばサロンを自宅で開業した場合、住所と電話番号と自分の名前を公開することになるでしょう。
自宅の住所を公開することに抵抗を覚える女性は多いです。
完全予約制にして、予約した方にのみ住所を教えるという方法を採用している方もいるようですが、誰にでもできることではありません。
住所がわからない時点で、顧客のほとんどは他のサロンに流れてしまうでしょう。
自宅で開業できないケースもある
賃貸契約によっては居住専用であり、事務所やサロンとして利用できないケースがあります。
契約に違反して、事務所やサロンとして使用してしまうと、契約解除や退去させられてしまう可能性があるため注意しましょう。
なおIT系やネットショッピングのビジネスを開業するのであれば、バーチャルオフィスを契約して、業務は自宅で行うという方法もあります。
自宅を事務所やサロンとして利用できない方は、バーチャルオフィスの利用も検討しましょう。
自宅で開業したい女性のまとめ
自宅で開業することで、家事や育児との両立が容易になるという女性にとってのメリットがあります。
未だに家事に協力的な男性がほとんどいない日本では、このメリットの持つ意味は非常に大きいです。
しかし中には「自宅で開業したいけどビジネスアイデアがない」という女性もいるかもしれません。
