今回の記事はExcel(エクセル)|VLOOKUPで合計を出す方法についてお話します。
VLOOKUP関数を使って合計は出せる?
結論、VLOOKUP関数で合計を出すことはできません。
考えようによっては、IF関数とVLOOKUP関数、SUM関数を組み合わせればできそうですが…。
VLOOKUP関数は、検索値を元に列 番号を指定して自動でデータを取得する関数であって、取り出したデータを元に合計を出すことはできません。
条件に合ったデータを探して合計を出したい場合は、VLOOKUP関数ではなく「SUMIF関数」を使用しましょう。
SUMIF関数の使い方について紹介します。
条件に合った合計はSUMIF関数 画像解説
条件に合った合計を求める方法
VLOOKUP関数で合計を求めることはできませんので、SUMIF関数を使った下記の方法で条件に一致した合計を求めましょう。
SUMIF関数の構文はこちら
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
この範囲の中から、この条件に合うものを見つけて、この範囲から合計出してね
という物になります。
今回は、上記の例で解説します。
合計金額の欄に、各商品ごとの売上金額を求めます。
まず、合計を求めたいセルにSUMIF関数を挿入します。
続いて、「範囲」選択します。
範囲は、次に指定する条件を探したい範囲になります。
今回は最終的に、数式を他のセルにコピーするので、ここで指定した範囲は絶対参照で固定します。
次に、先ほど選択した範囲から検索したい条件を選択します。
直接条件を入力しても良いですが、セル参照で行うと便利です。
最後に、合計金額を出すために計算したいセル範囲を選択します。
こちらも、絶対参照で固定しておきましょう。
あとは、Enterキーを押して関数を確定させます。
これで結果を求めることができます。
あとは、下のセルにも数式をコピーしたら完成です。
範囲と、合計範囲は絶対参照で固定、検索条件は相対参照なので、正しい結果を表示することができます。