MOS資格・パソコン資格

事務職おすすめ資格6選|就職や転職で有利になるパソコン資格を紹介!

2023年5月31日

女性に人気の仕事の一つに事務職があり、人気が高いので倍率も高いことでも知られています。

一般的に事務職は「土日休み」「残業が少ない」といった理由もあり、人気の高い職種です。

さらに、働きやすい環境というポイントが加わると、そもそも辞める人が少ない状況です。

その限られた席に、多くの人が応募をするわけですから必然と倍率は高くなりますよね。

事務職はパソコンが使えることが前提ではありますが、資格が必要なのかというと必須というわけではありません。

しかし、倍率が高い以上、他者と差別化して就職・転職活動を有利に進めるためにも資格を取得している方が良いと言えます。

そこで今回の記事では、事務職に役立つ資格や、人気のパソコン資格についての情報を詳しくご紹介します。

ぜひ参考になさってください。


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事務職の種類と仕事内容

一言で「事務職」といっても事務職にも種類があり、どの分野の事務職なのかによって仕事内容が異なるため、求められるスキルも違ってきます。

自分がどの事務職に就きたいのかを決めて、その仕事内容に合ったスキルや資格の取得をするのがオススメです。

一般事務

一般事務は、データの入力や書類作成、ファイリングや伝票処理などパソコンに関連する仕事で、そのほかに、電話応対や来客対応、郵便物の発送、備品の発注などもあります。

土日が休み、残業も少ないということもあり、その働きやすさから人気が高いですが、働きやすいという点から、長く続けることができる仕事ですので、求人も少ないというのがわかります。

営業事務

営業事務は、営業担当者のサポートをする仕事で、メールなど予定のチェックや資料の作成、受発注や商品の在庫確認などを行います。

営業担当者からの指示に応じて行う仕事も多く、見積書や請求書、データ入力や分析など営業部門での業務を行う仕事で、打ち合わせなど連携も重要になります。

経理事務

経理事務は、会社で扱うお金の管理を行う仕事で、伝票の処理や帳簿の作成、経費の精算など、会社内のお金の支払いや受取に関する業務を行い、法律や会計の知識も必要となります。

日々の出入金の管理や、従業員の給与の支払い計算、年末調整や税務申告など、日単位・月単位・年単位の業務があり、特に簿記の資格を取得する人が多いです。

総務事務

総務事務は、総務部で働く事務職のことを指しますが、総務部の仕事は企業によって異なるため、事務職が行う仕事内容も幅広くなります。

会社内には、営業部や企画部、経理部、人事部などなど様々な部署がありますが、担当できる部署がなかったり、その部署で担当していない業務だったりした場合、それを引き受けるのが総務部で、会社全体の業務に関わる部署と言えます。

総務事務の仕事は、モノや人の管理に関わる書類の作成やデータの入力、電話や来客対応のほかに、社内イベントの企画や運営などさまざまです。

医療事務

医療事務は、一般的な企業の事務 職とは異なり、病院などの医療機関で医療費の計算や診療報酬を請求する仕事で、医療事務の資格を取得する人が多いです。

診療の受付やカルテの準備、案内、予約や電話対応など、病院の窓口となり、患者さんと医師や看護師を繋ぐお仕事です。

資格を取得するメリット

資格を取得するメリットはいくつかありますが、ここでは3つのメリットをご紹介します。

ちなみに、資格を取得するメリットは多いですが、デメリットは無いでしょう。

就職や転職活動に有利

事務職は就きたい人の人数に比べ、求人が少なく倍率が高いです。

そこで、資格を取得しておくことで、自分のパソコンの知識や能力といったスキルを明確に証明するのに役立ちます。

もちろん、資格がなくても事務職に就くことは可能ですし、口頭で「エクセルが使えます」など伝えることも可能です。

しかし、口頭での「できます」「使えます」は面接で証明することは難しいです。

なので、就職活動や転職活動を有利に進めるためには、スキルを証明することができる資格の取得がおすすめですし、資格を取得しておくことで、「この人は即戦力になる」という期待ができます。

評価がプラスになり仕事の幅が広がる

前述したように、資格がなくても事務職に就くことは可能です。

しかし、事務職の業務のほとんどがパソコンを使用したものになります。

「できる」であれば、資格がなくても可能ですが、資格を取得のために身につけたスキルがあれば「早く」「正確に」という点が期待できます。

資格の取得はそういった期待が評価のプラスにもつながりますし、実際に任せることができる仕事も増えるため、仕事の幅も広がりますね。

キャリアアップにつながる

すべての企業ではありませんが、企業によっては、資格の取得が給与面で優遇されるところもあります。

また、資格を取得していることでキャリア アップにもつながりやすくなりますので、入社後にもっといろいろな業務を行いたいという方にもおすすめです。

事務職にオススメのパソコン資格

事務職を目指している方におすすめのパソコン資格について、内容を一覧にまとめました。

受験資格が不要な資格が多く、個人で受験も可能なので、就職活動や転職活動に向けてチャレンジしてみると良いでしょう。

資格取得の学習とともにスキルアップもできるのでオススメです。

難易度のほかにバージョンが分かれている場合もありますが、最新のバージョンもしくは仕事で使用されているものを選ぶと良いでしょう。

それぞれの資格のメリットや注意点など紹介します。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

試験科目Word(文書作成ソフト)
Excel(表計算ソフト)
PowerPoint(プレゼンテーション ソフト)
Outlook(電子メール・情報管理ソフト)
Access(データベース管理ソフト)
レベルスペシャリスト(一般レベル)
エキスパート(上級レベル)
受験料スペシャリスト:一般10,780円/学生8,580円
エキスパート:一般12,980円/学生10,780円
特徴など・Microsoft社認定試験
・人気度、知名度がとても高く受験者が多い
・マルチプロジェクト形式の問題のため回答を間違えても他のプロジェクトに影響しない
・準備されているファイルで、問題を解く
・上級レベルのみの取得よりは一般レベルと合わせて取得する方がオススメ
合格率非公表

マイクロソフト 社が認定している IT 系の資格試験で、人気も知名度もトップ クラスの人気資格になります。

難易度は、一般レベルと上級レベルがありますが、それぞれ出題範囲が違うので、両方取得するのがおすすめです。

Office ソフトの基本のスキルが身につく資格試験で、業界を問わず受験されている方が多いです。

ちなみにMOSは国家資格ではなく、全世界で人気の国際資格として広く知られています。

メリット

主にボタン操作をメインとした試験となっており、合格率も高く比較的取得しやすい資格です。

試験も全国のパソコン教室で随時行われていますので、自分のタイミングに合わせて受験が可能です。

気を付けたいポイント

人気が高く、受験者・合格者ともに多い資格試験です。

場合によっては、他のライバルも同じ資格を取得している可能性があります。

ライバルと差をつけるために、3科目取得、全レベル取得などしておくと安心です。

Excel表計算処理技能認定試験

試験科目Excel(表計算ソフト)
レベル1級・2級・3級
受験料1級:8,100円/2級:7,000円/3級:5,900円
特徴など・サーティファイが認定する資格試験
・実践的なスキルを証明できる資格として企業からの信頼性が高い
・試験は3級は実技試験のみ、1級・2級は知識試験と実技試験
・一から完成物を作成する試験形式のため、1問間違えると他の問題にも影響が出る場合がある
・1級の出題範囲は2級・3級も含むため、社会人は1級がオススメ
合格率83.4%(2021年度平均合格率)

サーティファイが運営する資格試験で、Excelの実践的なスキルを証明することができる資格です。

MOS資格に比べると人気や認知度は劣りますが、企業からの信頼度が厚い資格となっています。

3級は高校生でも受けられるレベルなので、就職のための取得であれば2級以上が望ましいです。

メリット

試験の形式上、部分的な操作を加える試験ではなく、一から完成物を作成するため、実践力が身に付きやすい資格です。

試験会場は、全国にあり、随時受験をすることができるので、自分の習得スキルに合わせて受験をすることが可能です。

気を付けたいポイント

1つの問題が他の問題に影響を与えてしまう可能性があるので、1つ間違えると一気に点数を失ってしまう可能性があります。

操作の流れを習得しないと難しい所もあるので、エクセル初心者にはやや難易度が高いかもしれません。

1級・2級には知識問題があるので、関数や機能について記憶しておく必要があります。

Word文書処理技能検定試験

試験科目Word(文書作成ソフト)
レベル1級・2級・3級
受験料1級:8,100円/2級:7,000円/3級:5,900円
特徴など・サーティファイが認定する資格試験
・実践的なスキルを証明できる資格として企業からの信頼性が高い
・試験は3級は実技試験のみ、1級・2級は知識試験と実技試験
・一から完成物を作成する試験形式で、実技試験では早く正確に打てるタイピングスキルが必要
・1級の出題範囲は2級・3級も含むため、社会人は1級がオススメ
合格率88.3%(2021年度平均合格率)

こちらもサーティファイが運営する資格試験で、Wordの実践的なスキルを証明することができる、企業からの信頼度が厚い資格となっています。

就職のための取得であれば2級以上が望ましいです。

メリット

こちらの試験も、一から完成物を作成するため、実践力が身に付きやすい資格です。

試験会場は、全国にあり、随時受験をすることができるので、自分の習得スキルに合わせて受験をすることが可能です。

気を付けたいポイント

設問の最初にベースとなる文字入力を行うものがあります。

正確で速いタイピングスキルがないと、それだけで時間ロス、失点につながる可能性があり、その後の問題にも影響します。

1級・2級には知識問題があるので、機能などについて覚えておく必要があります。

ビジネス文書検定

レベル1級・2級・3級
受験料1級:7,000円/2級:5,200円/3級:3,800円
特徴など・文書作成の知識をスキルの証明になる
・ビジネスでの正しい言葉づかいやマナーの証明になる
・表記技能、表現技能、実務技能が求められる
・ビジネスでアピールするために取得の場合は2級以上がオススメ
合格率目安)1級:29~42% 2級:62~75% 3級:83~86%

社内外で交わされる文書やメールなどの作成時に必要な知識やスキルを習得することができる資格です。

就職や転職で有利に進めたい場合は、2級以上の取得がおすすめです。

メリット

単純に文書を作成するだけではなく、正しい漢字を使用する、正しい表現を行うなどのビジネスマナーを習得することができます。

事務職にとどまらず、社会人として必要なスキルを習得することができます。

気を付けたいポイント

試験日が年に2回程度となっているようなので、試験日に合わせて学習を進めてスキルを習得しておく必要があります。

また、試験会場も限られており、各地方で1~4ヶ所となっているため、お住いの都道府県で実施がない場合は、他県に足を運んで受験する必要があります。

日商PC

試験科目文書作成・データ活用・プレゼン資料作成
レベル1級・2級・3級・ベーシック
受験料1級:10,480円/2級:7,330円/3級:5,240円/ベーシック:4,200円
特徴など・日本商工会議所主催の資格試験
・実践的なパソコンスキルやビジネスにおける知識なども必要
・試験は知識問題と実技問題がある(ベーシックを除く)
・履歴書に書くなら2級以上がオススメ
合格率2020年度)1級:36.4% 2級:67.6% 3級:82.4% Basic:91.2%

日本商工会議所が主催している資格試験で、認知度・信頼度が高い資格試験です。

履歴書に書くために資格を取得したい場合は、2級以上の取得がおすすめです。

メリット

企業実務に即した検定試験となっているので、パソコン操作のスキルや知識だけでなく、ビジネスに必要なスキル全般を学ぶことができます。

全国に試験会場があり、随時試験を行われているので、自分のタイミングで受験の申し込みをすることができます。

気を付けたいポイント

2級以下の試験は、随時試験で行われていますが、1級の試験のみ年に2回の開催となっています。

難易度も一気に上がりますので、試験日に合わせてスキルを習得しておく必要があります。

PowerPointプレゼンテーション技能認定試験

試験科目PowerPoint(プレゼンテーション ソフト)
レベル上級・初級
受験料上級:7,100円/初級:5,900円
特徴など・サーティファイが認定する資格試験
・実践的なスキルを証明できる資格として企業からの信頼性が高い
・上級は知識試験と実技試験、初級は実技試験のみ
・白紙のスライドから完成物を作成する試験形式で、ケース スタディを積み、思考力と実践力が身につく
・上級の出題範囲は初級の範囲も含むため、社会人は上級がオススメ
合格率90.3%(2021年度平均合格率)

こちらもサーティファイが運営する資格試験で、PowerPointの実践的なスキルを証明することができる、企業からの信頼度が厚い資格となっています。

初級は高校生も対象となっているので、就職のための取得であれば上級が望ましいです。

メリット

こちらの試験も、一から完成物を作成するため、実践力が身に付きやすい資格です。

試験会場は、全国にあり、随時受験をすることができるので、自分の習得スキルに合わせて受験をすることが可能です。

気を付けたいポイント

1つの問題が他の問題に影響を与えてしまう可能性があるので、1つ間違えると一気に点数を失ってしまう可能性があります。

操作の流れを習得しないと難しい所もあるので、初心者にはやや難易度が高いかもしれません。

上級には知識問題があるので、機能について記憶しておく必要があります。

その他のオススメの資格

ITパスポート

ITパスポート試験は、事務職に限らず、パソコンを使う仕事が多い現代社会では非常に注目されている資格です。

受験資格がない国家資格のため誰でもチャレンジできます。

ITの基礎知識が身に付き、就職でも有利になる資格です。

VBAエキスパート

VBAやマクロ、Excel、Accessなどのスキルを証明できる資格試験です。

VBAやマクロについて理解していないと取得が難しい、難易度高めの資格です。

日商簿記

TOEICやITパスポートと並び、企業の評価が高い資格です。

日商簿記は、会計や経理の仕事で非常に役に立つ資格で、就職でアピールするためには2級以上がオススメです。

工業簿記

工業簿記は、製造業や工場を対象とする簿記のことを指します。

製品の製造過程に関係するお金の流れを記録するものになります。

秘書検定

秘書に求められる知識や技能のスキルを習得できます。

一見、事務職には関係ないように見えますが、一般常識やマナー全般を学ぶことができます。


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どの科目を取る?選び方・おすすめは?

ビジネスで活用するソフトは、ワード・エクセル・パワーポイントですが、事務職の場合、これから資格の取得を目指すにあたり「どの科目を取得すればいいの?」「何から取ればいいの?」と迷われている方もいらっしゃると思います。

仕事内容で取得の優先順位を決める

一番確実なのは、就きたい仕事の業務内容に必要なスキルと言えます。

データの打ち込みなどがメインの仕事であれば、エクセル。

案内文などの文書作成がメインであれば、ワード。

というように、就きたい仕事の業務内容に合った資格から取得する方が良いです。

迷ったらエクセル

業務内容がよくわからないという方もいると思います。

まず求人情報などを見て「エクセルが使える人」「ワードが使える人」などの割合をチェックしてみるのもおすすめです。

その結果、自分が就きたい仕事で一般的に求められるスキルが見えてくることもあります。

それでもよくわからない場合は、エクセルから取得すると良いでしょう。

エクセルはオフィス ソフトの中でも特に使われているソフトですから、エクセルの資格は取っておいて損はありません。

できれば3科目取得がおすすめ

可能であれば、まずはエクセル、次にワード、最後にパワーポイントといった順で複数の資格を取得しておくのが望ましいです。

…と言うと、持っている資格が多いに越したことはないよね。と思われるかもしれませんが、これには理由があります。

  • どれか1つのみだと、それ以外のスキルがないと思われる可能性がある
  • ライバルと差をつけるための手段

詳しく解説します。

1つだと、それ以外のスキルがないと思われるかも

オフィスソフトを使用した事務職の仕事内容は、

  • データの入力・分析
  • 文書の作成
  • プレゼン資料の作成

など1つのソフトにとどまりません。

ということは、企業の希望で言えば、すべてのソフトが使える人材であった方が嬉しいんです。

そこに、どれか1つのソフトの資格だけ記入されているとどうでしょう。

「あんまり得意ではないのかな?」という印象を与えてしまう可能性はゼロではありません。

欲を言えば3科目の資格を取得するのが望ましいですが、せめてエクセルとワードの2科目は押さえておきたい資格であると言えます。

ライバルと差をつけるための手段

2つ目の理由は、ライバルとの差をつけるために3科目を取得するということです。

冒頭にお話ししたように、事務職の倍率は高いです。

資格だけで合否が決まるといったことはそうそうないと思いますが、その高い倍率を潜り抜けるために、資格の取得を考えているのは自分だけではないということを念頭に置いておく必要があります。

他の事務職を目指す人も同じように資格の取得をしようとしている、取得をしている可能性は十分にあるわけです。

例えば5名の応募者がいて、「5人全員がMOS Excelスペシャリストを取得していた」となると、資格での評価は横一列です。

しかし、ここで、「スペシャリストだけではなくエキスパートも取得していた」「ワードも取得していた」と取得している資格が多いと、資格での評価はライバルに差をつけることができます。

単純に多い方が良いというお話ではなく、倍率の高い事務職でライバルと差をつけるために武器にする資格は多い方が良いということです。

資格取得の学習方法とは?

資格の取得のためには、勉強が必要です。

パソコンに自信があっても、受けようとしている試験のテキストを購入して、1回はテキストと模擬を実施しておくのがおすすめです。

どれだけ自信が合っても、その試験の問題の言い回しや試験画面などを一度は確認しておかないと、本番当日に困る可能性が十分あります。

資格取得の学習は「テキスト」

受験する試験が決まったら、テキストを購入しましょう。

テキストは各社から複数販売されている場合がありますので、ネットで検索して口コミなどを参考に選ぶと良いでしょう。

ネットの体験談などだけで傾向を把握するのではなく、実際にテキストや問題集を購入して、きちんと学ぶことが資格取得への近道です。

過去 問などの本が販売されている資格があればそれを参考にするのも良いですね。

学習方法は3つ

資格の学習方法は大きくわけて3つのパターンになります。

  • 独学
  • 通信講座
  • パソコン教室

この3つです。どの学習方法が自分に合っているのかということを判断して選択することが大切です。

以下の学習手段の中から自分に合った効果的な方法を選んでみてください。

また、通信講座やパソコン教室で学ぶ際には、教育訓練給付制度に対応した所もありますので、相談をしてみるのもオススメです。

制度を利用するには、一定の条件を満たす必要がありますので、自分が該当するのかをハローワークで確認してみると良いでしょう。

独学

独学に向いている人

■分からないことがあっても自分で解決できる

資格の勉強を進める際に、分からないことが出てきたときに解決できる力が必要です。
Webで公開されている学習サイトなどを利用して、分からない点について調べて解決できる人に向いています。

■周りに聞ける人がいる

ネットなどで調べてもよく分からなかったという場合は、誰かに聞くしかありません。
その際に、家族や友人、知り 合いなど、身近な人でパソコンについて聞ける人がいるという方にオススメの学習方法です。

■学習スケジュールを自分で管理できる人

独学は自分の都合のいい時間に勉強を進めることができます。
しかし逆に言ってしまえば、計画を立てて進めないと後回しになってしまう可能性もあります。
その点から見て、独学は計画的に学習を進めることができる人に向いています。

独学のメリット

■費用が安く済む

基本的には、テキストのみで学習を進めることができるので、費用は一番安く済む学習方法です。

■好きな時間に学習できる

前述したように、学習スケジュールを自分で組むことができます。
資格によっては、1週間で取得できるものもあるので、試験会場の都合さえ合えば、早期に受けることができます。

通信講座

通信講座に向いている人

■計画的に学習を進めることができる

通信講座も自分のペースで学習を進めることができますので、自分で学習スケジュールを管理できる人におすすめです。
講座の有効期限がある場合は、その点に注意しましょう。

■ある程度、分からないことを解決できる

通信講座は質問が可能な学習方法ですが、回数制限があるもの講座があります。
ちょっとしたことは自分で解決できる人に向いています。

通信講座のメリット

■自宅で学習を進めることができる

通信講座は自主学習形式ですので、自分のペースで学ぶことができます。
各社でノウハウを生かした教材が使用されており効率よく学習できます。

■分からないことはメールなどで聞くこともできる

通信講座では質問をすることが可能です。
メールなど文章でのやり取りになるので、解決までのタイムラグに注意しましょう。

パソコン教室

パソコン教室に向いている人

■分からないことを調べて解決が難しい

パソコン未経験の方、パソコンが苦手な方といった、自分一人で学習が難しい方に向いています。
ネットで調べたけど、専門用語が理解できずに苦戦するという人にもおすすめです。

■分からない時にすぐに解決したい

パソコン教室には講師が常駐していますので、分からないことはその場ですぐに聞くことができます。
また、分かるまで何回でも質問していいので安心です。

■資格の勉強以外の役立つスキルを教えてほしい

パソコン教室では、資格対策以外にもエクセルなど各ソフトのレッスンをしていますので、資格の勉強をしながら、実践で役立つスキルを身につけることも可能です。

パソコン教室のメリット

■学習スケジュールを管理してくれる

資格対策講座の場合、全○回や有効期限○ヶ月といった期限付きの講座や、期限なしの講座があります。
基本的はレッスンを受講した際に、次の予約を入れるシステムなので、学習スケジュールは教室で管理されます。

■合格保証が付いている講座がある

合格保証付きの講座もありますので、そちらを受講されるのが安心です。
また、合格率の掲載などがされている場合は、そちらも参考にされてみると良いでしょう。

事務職の人に必要なその他のスキル

事務職を目指す人に求められるその他のスキルについて紹介します。

タイピングスキル

言わずもがな…ですが、タイピングのスキルは必要です。

事務職のほとんどがパソコン業務ですから、データを入力するにしても、文書を作成するにしても、とにかくタイピングができないことには始まりません。

例えば、画像を挿入できる、表の設定ができる、文書の体裁がキレイなど、機能は問題なく使いこなせるのに、その前段階の入力が遅いとなると、作業全体の時間に影響してしまいます。

業務の時間は有限ですから、「早く・正確に」という点からみても、タイピングのスキルは必須と言えます。

どの程度文字の入力が出来ると良いのか気になっている人は、下記の記事をご覧ください。

ブランインドタッチのレベルはどのくらい?あの職業に必要なタイピングレベルをチェック

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルは、仕事で欠かすことができないスキルです。

事務職の仕事は、パソコン業務が多いですが、一般事務、営業事務問わず、連携を取る必要がある職種です。

資料の作成やデータの抽出一つにしても、コミュニケーションをとる必要がありますし、パソコン以外にも電話応対や来客対応などする場合もあるため、取引先や顧客にいい印象を与えるコミュニケーション力が必要です。

面接で明るく元気なイメージを与えることがポイントです。

段取り力

こちらも仕事をする上で必要なスキルと言えますが、事務職も例外ではありません。

ちょっとしたことで言えば、大型連休に入る前に備品の発注を済ませておくとかも段取り力です。

他にも、抱えている複数の仕事をどの順番で進めていくか、トラブルなどで順番通りに進めることが難しい場合に、状況に合った順番を判断できるかなどですね。

1日の限られた業務時間をフル活用してどれだけ仕事を進めることができるのかという、段取り力は事務職にも必要なスキルと言えます。

事務職に就きたいけどパソコンが苦手な人

事務職には就きたいけど、パソコンが苦手…という方もいらっしゃると思います。

そういった方はどうすればいいのか…と悩まれていると思いますが、資格取得の前にパソコンに慣れることを優先にするという手もあります。

学習サイトを利用して勉強してみる

まずは、学習サイトの利用です。使用頻度の高いエクセルから学ぶと良いでしょう。

学習サイトは、インターネットで無料で公開されているものもありますので、費用をかけることなく勉強することができます。

パソコンが苦手な方は、たくさんの時間勉強するのではなく、毎日10分など、毎日触ることを最初の目標にしてください。

一気に勉強すると疲れて継続しにくくなります。

毎日続けられる時間を自分で決めて、その時間を継続することが最初の一歩です。

無料で学習できるサイトについては、下記の記事で紹介していますので、参考になさってください。

Excel(エクセル)の勉強ができる練習サイト|おすすめ5選

パソコン教室で基礎から学んでみる

次におすすめなのが、パソコン教室に通って基礎から学ぶ方法で、自宅で学習サイトを利用した勉強が難しいと感じる方にもオススメです。

パソコン教室では、幅広い目的に対応した種類豊富な講座が用意されていますので、自分の希望に合った学習を進めることができます。

パソコンが苦手に人気の個別形式で学べる教室も多く、自分のペースで進めることができる環境がおすすめです。

また、通うペースや回 数も自分で決めることができる所も多く、生活スタイルに合わせて通えるのも魅力です。

さらに、パソコン教室には様々な方が学びに来られていますから、講師も仕事に必要なスキルをいろいろと把握しており、何から学ぶべきかなども相談に乗ってくれるところもあります。

パソコン教室では、スクール内の見学や無料の体験レッスンも実施しているとことが多いので、まずはそれらを利用してから実際に通う教室を検討するといいでしょう。

パソコン教室で資格取得講座を受講してみる

パソコンが苦手なのに、資格対策講座を受講するのは無謀では…と思うかもしれませんが、生徒さん 別にオリジナルのカリキュラムを提案してくれるところもあります。

そういった教室では、まずは基礎を学び、その流れで資格の学習を行うこともできます。

また、レッスンも生徒さんごとに個別に対応してくれる形式であれば、さらに学びやすくなると思います。

資格対策講座があるパソコン教室を探す際は、合格率も併せて確認すると良いでしょう。

こちらも、教室の見学や説明会、体験レッスンを利用して、自分に合った教室を探してみるのがオススメです。

面接でパソコンを勉強中とアピールしてみる

未経験でも事務職に就ける可能性はゼロではありません。

中には「簡単な入力作業」といった内容で、パソコン業務がそこまで多くないといったパターンもあります。

そこでオススメなのが、まずは応募してみて、面接でパソコンを勉強中とアピールすることです。

例えば、「仕事に役立つスキルを習得するためにパソコンスクールに通っています」などです。

未経験OKの求人であれば、応募してみるのも一つの手です。

履歴書の資格欄に記入をすることが出来なくても、パソコンを勉強していることはアピールの材料になりますね。

就職のために資格取得は有効

学校の授業でもパソコンを使う時代になり、現在の日本 社会ではパソコンを使えることが当たり前となっています。

そのため、企業としても売上データの分析やグラフが作成できるなど、実務をこなせる即戦力のスキルを持っている人材を求めていることも多いです。

資格の取得は、自分の持っているスキルを客観的に証明することができる方法で、取得したら更新が不要な資格が多いです。

一般事務を始め、業務内容の異なる事務職がありますが、いずれもパソコンを使う仕事で、そのスキルが必要な仕事内容ばかりです。

実務経験がある方は、それに加え、資格を取得しておくことで自分の強みになります。

未経験の方でも、パソコンのスキルを証明できることで評価に繋がります。

もちろん、資格だけが採用の基準になるとは言い難いですが、資格の取得は、自分のスキル アップの大きな一歩となり、自分の武器になりますので、積極的に取得することでスキルも自信も身に付きます。

パソコンの資格取得が難しい方にはパソコン教室を利用するのがおすすめ

人気のMOS資格取得を目指す時に大変になってくることが3つあります。

  1. 内容を理解していく
  2. わからない点を把握する
  3. 勉強時間の確保とスケジューリング

このあたりです。

ご自身で内容を理解できて、毎日コツコツと学習できるタイプの方は良いですが、それってかなり大変なことです。

特に苦手分野の事を勉強するのは非常に難しいです。

そんな時には、パソコン教室を利用するのも一つの手です。

パソコン教室パレハは「苦手な方専門」に特化したパソコン教室です。

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