
「触るのが怖いんです。」
パソコン教室に来られる方から、よく聞く言葉があります。
- 「変な画面が出たらどうしよう。」
- 「押してはいけないボタンを押したらどうしよう。」
- 「壊してしまったら元に戻せないかもしれない。」
そんな不安から、マウスを持つ手が止まってしまう方も少なくありません。
ですが、その気持ちは決して特別なものではありません。
そして実は、そのように慎重な方ほど、パソコンに向いていることが多いのです。
「壊れる」と「変わる」は違います

多くの方が勘違いされていることがあります。
それは、
画面が変わること=壊れること
だと思ってしまうことです。
例えば、
- 違う画面が表示された。
- ボタンを押したら表示が変わった。
- 設定画面が開いた。
こうしたことが起きると、
「壊してしまった。」
と思ってしまう方がいます。
ですが、そのほとんどは壊れているわけではありません。
ただ画面が変わっただけです。
パソコンは、思っているより丈夫です

もちろん、どんな操作でも大丈夫というわけではありません。
ですが、普通に使っている範囲で、
ボタンを一つ押しただけで壊れてしまうようなことは、ほとんどありません。
実際には、
- 「閉じれば元に戻る。」
- 「キャンセルすれば元に戻る。」
- 「やり直しができる。」
そんな場面がたくさんあります。
私たちが普段使っているパソコンやスマートフォンは、
間違えて操作することも想定して作られています。
だからこそ、すぐに壊れないような仕組みになっているのです。
慎重な人は、大きな失敗をしにくい

面白いことに、
「壊したらどうしよう。」
と考える方ほど、
- 確認しながら操作します。
- 説明をしっかり聞きます。
- 分からないまま進めません。
つまり、
慎重なのです。
一方で、
勢いだけでどんどん操作する人の方が、思わぬ操作をしてしまうことがあります。
だから私たちは、
慎重な方を見ると、
「大丈夫ですよ。」
と思うことがよくあります。
一番もったいないのは、触らないことです

失敗を恐れるあまり、
何もしない。
実は、これが一番もったいないことです。
- どんなに本を読んでも、
- どんなにメモを取っても、
実際に触らなければ慣れることはできません。
- 少し触る。
- 少し失敗する。
- 少し覚える。
その積み重ねが、
「思っていたより大丈夫だった。」
という安心感につながります。
「失敗したらどうしよう」から、「やってみよう」へ

最初は誰でも不安です。
ですが、
- 一度保存ができた。
- 一度印刷ができた。
- 一度写真を送れた。
そんな小さな成功を積み重ねると、
「またやってみよう。」
と思えるようになります。
その気持ちが、
苦手意識を少しずつ小さくしてくれます。
あなたの慎重さは、長所です

もし今、
「私はパソコンに向いていない。」
そう思っているのであれば、
少しだけ考え方を変えてみてください。
慎重だからこそ、確認しながら進められる。
慎重だからこそ、
一つひとつ丁寧に身につけられる。
それは決して短所ではありません。
むしろ、パソコンを長く使っていく上で、大きな強みになることがあります。
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この記事では、「なぜパソコンが苦手だと感じるのか」についてお話ししました。
では、どうすれば苦手意識は変わるのでしょうか。
私たちが15年以上、パソコンが苦手な方と向き合う中でたどり着いた答えを、こちらのページにまとめています。
「覚えられない」のではなく、順番が違うだけかもしれません。
そんな考え方に共感していただけた方は、ぜひ続けてご覧ください。
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