エクセル・VBA

IF関数とAND関数を組み合わせて使う方法

2022年12月3日

IF関数とAND関数を組み合わせて使う方法

今回の記事はExcel(エクセル)でIF(イフ)関数とAND(アンド)関数を組み合わせて使う方法についてお話します。

いずれかの条件を満たす場合の「OR関数との組み合わせ」については、下記記事にまとめましたので参考になさってください。

Excel(エクセル)|IF関数とOR関数を組み合わせる方法


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IF関数とAND関数の組み合わせについてザックリ解説

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IFとANDの組み合わせとは?

関数を使っていると、ネストという関数の中に関数を入れる方法を使うことも少なくありません。

IF関数は条件に合わせて返す結果を変えることができる関数ですが、その条件を複数指定するときにAND関数をネストするという方法があります。

IF関数だけだと、

もし○○だったら、△△にして、そうでなければ◇◇にする

という構文を作ることができますが、

AND関数を組み合わせることにより

もし、Aが〇〇かつBが◎◎だったら、△△にして、そうでなければ◇◇にする

というように、条件を細かく指定することができます。

もちろん、A・Bの2つだけではなくC・Dなど条件を追加することも可能です。

まず、それぞれの関数の構文を確認しておきましょう。

IF関数の構文はこちら

=IF (論理式, 真の場合, 偽の場合)

論理式条件
真の場合条件と一致したときに返す値
偽の場合条件と一致しなかったときに返す値

=IF (論理式真の場合, 偽の場合)

=もし、○○だったら◇◇してねそうじゃなければ△△してね

という構文になります。

IF関数の詳しい解説は下記記事をご覧ください。

Excel(エクセル)|IF関数の使い方

AND関数の構文はこちら

=AND(論理式1, 論理式2, …)

論理式11つ目の条件
論理式22つ目の条件

AND関数の引数には、最大で255個の条件を入れることができます。

ANDの中身は一つ一つが条件となり、この条件をすべて満たすことが前提となります。

例えば、「東京出身」かつ「男性」かつ「学生」というように増やせば増やすほど、条件を絞り込むことが可能です。

AND関数を単体で使用する場合は、下記の例のように使用します。

AND関数の説明

指定した条件をすべて満たせば「TRUE」が返ります。

 

AND関数の説明

指定した条件を満たさなかった場合は「FALSE」が返されます。

IF関数を組み合わせて使用する場合は、すべての条件を満たした場合を前提に関数の挿入を行います。


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IFとANDを組み合わせて使う方法 画像解説

まずは、ザックリとIF関数とAND関数を組み合わせて使うイメージをわかりやすいイラストで解説しています。

下記を開いてご覧ください。

IF(イフ)関数とAND(アンド)関数を組み合わせて使う方法


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IFとANDを組み合わせて使う方法

では、下記の例を使って説明します。

今回は、Excel・Word・PowerPointの3科目がすべて80点以上であれば合格、そうでなければ空欄という数式を入れていきましょう。

Excelに慣れていない方や初心者の方、関数が苦手な方 向けにわかりやすく順を追って説明しますね。

IF・ANDの使い方の説明

 

⓵IF関数を挿入して、ダイアログボックスを開く

IF・ANDの使い方の説明

まず、IF関数を挿入しましょう。「=if(」と挿入出来たら、数式バーの左側にある「fx」をクリックしましょう。

 

IF・ANDの使い方の説明

ダイアログボックスが開きます。

まずは、IFの論理式を入力してきます。

論理式は「○○だったら」の部分に当たります。

今回は、この条件の「○○だったら」が「Excelが80点以上 かつ Wordが80点以上 かつ PowerPointが80点以上」という条件が入るので、ここにAND関数を入れましょう。

②AND関数を挿入して、ダイアログボックスをAND関数に変更する

IF・ANDの使い方の説明

まず、論理式に「and(」を入力します。

この時、イコールは不要です。ポイントは、ANDの後ろにカッコまで入力することです。

入力ができたら、数式バーの「AND」の所をクリックしましょう。

 

IF・ANDの使い方の説明

数式バーのANDをクリックすると、ダイアログボックスが「AND」に変更されます。

※ダイアログボックスを開かずにそのまま関数を記述することも可能ですが、関数に慣れていないうちは、ダイアログボックスを使用して入力するのがオススメです。

③AND関数の引数に条件を入力する

IF・ANDの使い方の説明

では早速、AND関数で条件を指定しましょう。

まず1つ目の条件は、セルB2が80以上です。

エクセルで以上を表す場合は、「>=」を使用します。

セルB2をクリックし、セル参照をしましょう。

続いて、「>=80」と入力します。

「B2>=80」が入力され、「B2の値が80以上」という条件が入力されます。

 

IF・ANDの使い方の説明

続いて、2つ目、3つ目の条件を追加します。

2つ目はWordが80点以上、3つ目はPowerPointが80点以上という条件を入力しましょう。

④ダイアログボックスをIF関数に戻します

IF・ANDの使い方の説明

AND関数で条件をすべて指定することができたので、IF関数にダイアログボックスを戻しましょう。

先ほど同様に、数式バーの「IF」の所をクリックしましょう。

 

IF・ANDの使い方の説明

ダイアログボックスがIF関数に変更されます。

⑤IF関数の「真の場合」を入力する

IF・ANDの使い方の説明

IF関数の論理式が入力出来たので、真の場合を入力します。

真の場合は、論理式で指定した条件をすべて満たした場合に何を返すかということです。

今回は、3科目がすべて80点以上だったら「合格」と表示させたいので、「合格」と入力します。

 

IF・ANDの使い方の説明

エクセルでは、文字列をダブルクォーテーションで囲むというルールがあります。

先ほどは「合格」と入力しただけでダブルクォーテーションで囲みませんでしたが、次の入力欄の「偽の場合」をクリックすると、先ほどの文字列が自動でダブルクォーテーションで囲まれます。

※ダイアログボックスを使用して関数を入力すると、半角のカンマやダブルクォーテーションが自動で付くので便利です。

⑥「偽の場合」を入力する

IF・ANDの使い方の説明

最後に、偽の場合を入力しましょう。

偽の場合は、指定した条件を1つでも満たさなかった場合に何と表示するのかを入力します。

今回は、何も表示させない、つまり空欄にしたいので、空欄を表す「""」を入力します。

ダブルクォーテーションを2つ入力します。

入力ができたら、「OK」をクリックしましょう。

 

IF・ANDの使い方の説明

これで関数が挿入されました。

1行目は、3科目中1科目しか80点以上という条件を満たしていないので、空欄となっています。

 

IF・ANDの使い方の説明

数式を下のセルにもコピーしましょう。

 

IF・ANDの使い方の説明

すると、各行の条件を判断して、結果が表示されます。

2行目と5行目の受験者のみ、すべての科目で80点以上となっているため、この2つのみ「合格」という結果が表示されました。

今回は、条件を満たさない場合は空欄としましたが、不合格と表示することも可能ですので、テストの評価 判定などにも便利なテクニックです。

 

IFとANDの2つの関数を組み合わせて使う 動画解説

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