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エクセル|SUMIFS関数で複数条件で数値を合計する方法

Excel(エクセル)|SUMIFS関数で複数条件で数値を合計する方法

Excelは、Microsoft Officeソフトの中でもビジネスでの使用頻度が高く、基本のスキルはもちろん、関数を使い効率よく作業をするスキルを求められることも少なくありません。

使う関数によっては、集計にも使える便利なものもあり、今回紹介するSUMIFS関数もその一つです。

SUMIFS関数では、複数の条件を指定して、条件に一致したデータのみで合計を求めることができます。

関数は、難しく感じる人もいると思いますが、操作の手順や選択する順番など、コツをつかむつ使いやすくなります。

今回の記事では、SUMIFS関数で複数条件で数値を合計する方法についてわかりやすく紹介しますので、ぜひ参考になさってください。


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SUMIFS関数で条件に合った値で計算とは

SUMIFS関数は、複数の条件に一致した値のみで合計を出すことができる関数です。

SUM関数・SUMIF関数・SUMIFS関数には

  • SUM関数:指定した範囲の値をすべて合計する
  • SUMIF関数:条件1つに当てはまる値のみで合計する
  • SUMIFS関数:複数の条件にすべて一致したセルの値のみで合計する

このような違いがあります。

下記の例で違いを確認してみましょう。

SUM関数・SUMIF関数・SUMIFS関数の使い分け

SUMIF関数の説明

セル【C11】には、すべてのメニューの販売合計数をSUM関数を使用して求めます。

一方、セル【F2】からセル【F4】には、SUM関数を使用して、各メニューごとの販売数を求めます。

 

SUMIF関数の説明

各セルの数式は上記のとおりです。

 

SUMIF関数の説明

これですべての合計数、各メニューの合計数を求めることができました。

 

SUMIFS関数を使用する例

SUMIFS関数の説明

SUMIFS関数の説明

SUMIFS関数の説明

 

SUMIFS関数の構文

=SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)

SUMIFS関数の構文はこのようになっています。

最初の引数である「合計対象範囲」で、合計を出すために計算で使う数値が入力されたセル範囲を選択します。

それ以降の引数は、条件範囲とその範囲から探す条件を指定します。

条件範囲と条件は、127個まで指定することが可能です。

 

SUMIFS関数で複数条件で数値を合計する方法の画像解説

Excel(エクセル)|SUMIFS関数で複数条件で数値を合計する方法

Excel(エクセル)|SUMIFS関数で複数条件で数値を合計する方法


さらに詳しい解説

SUMIFS関数の構文はこちら

=SUMIFS(合計対象範囲 , 条件範囲1 , 条件1 , 条件範囲2 , 条件2 , ...)

合計対象範囲合計したい値が入力されたセル範囲を選択します
条件範囲条件を検索するセル範囲を選択します
条件条件範囲から検索したい条件を指定します

このようになっています。

最初に、どの値を使って合計を出したいのかを範囲選択した後は、「この範囲からこれを探す」という条件を指定するだけなので、比較的わかりやすい関数となっています。

では、詳しい使い方の手順を解説します。

SUMIFS関数の使い方はこちら

SUMIFS関数の使い方

右の表に、左の表から商品名とメーカーのそれぞれの条件に一致したセルの値だけで合計を求めます。

 

SUMIFS関数の使い方

まず、SUMIFS関数を挿入します。

 

SUMIFS関数の使い方

SUMIFS関数の最初の引数は、「合計対象範囲」です。

合計したい値が入力されたセル範囲を選択します。

今回は、この後、数式を他のセルにコピーをするので、参照がズレないようにセル範囲を固定します。

固定出来たら、半角カンマを入力して引数を区切ります。

 

SUMIFS関数の使い方

続いての引数は「条件範囲1」です。

1つ目の条件を検索するセル範囲を選択します。

今回は、左の表の商品名の列の範囲を選択します。

こちらも数式をコピーする際にズレないように固定しましょう。

固定出来たら半角カンマを入力して引数を区切ります。

 

SUMIFS関数の使い方

3つ目の引数は、「条件1」です。

先ほどの「条件範囲1」で選択したセル範囲の中から探したい条件を指定します。

文字列で直接入力する場合は、ダブルクォーテーションで囲む必要があります。

今回のようにセルに探したい条件が入力されている場合は、セルを参照します。

こちらもコピーした際に正しく参照できるように固定をしますが、こちらは列のみを固定し、行の参照は動けるようにしておきましょう。

列の固定ができたら、半角カンマを入力して引数を区切ります。

 

SUMIFS関数の使い方

続いての引数は「条件範囲2」です。

2つ目の条件を検索する範囲を選択肢、セル範囲を固定しましょう。

固定ができたら半角カンマを入力して引数を区切ります。

※2つ目以降の条件範囲、条件の選択の手順は同じ流れになります。

 

SUMIFS関数の使い方

今回最後の引数です。「条件2」をセル参照します。

今回は「条件2」は行を固定します。2行目からは動けないようにし、列は動けるようにします。

条件2が入力出来たら、Enterキーを押して確定しましょう。

 

SUMIFS関数の使い方

これで、左の表から、「A社のパソコン」の売上のみの合計を求めることができました。

 

SUMIFS関数の使い方

下のセルに数式をコピーします。

 

SUMIFS関数の使い方

そのまま横方向にもコピーしましょう。

 

SUMIFS関数の使い方

正しく計算されているか確認してみましょう。

セル【I5】の「C社のキーボード」の売上を確認してみましょう。

 

SUMIFS関数の使い方

セル範囲とセル参照が正しく行われています。

今回は、1つのデータしか該当しなかったので、その売り上げが表示されています。

 

SUMIFS関数の使い方

左の表の売上を変更してみましょう。

今回は、「B社のキーボード」の売上を「C社のキーボード」に変更してみます。

 

SUMIFS関数の使い方

このように、データが更新されるとそれに合わせて、SUMIFS関数での結果も正しいものに変わります。

 

SUMIFS関数の使い方

また、データが変わったことで、「B社のキーボード」の売上もゼロに変更されました。

 

追加されたデータも自動で加算される方法

SUMIFS関数で条件に一致した値で合計を求める際に、参照する元の表に新しくデータが追加された場合、参照するセル範囲を修正しなければ正しく計算することができません。

そこでオススメなのが、元の表をテーブルに変換しておくことです。

テーブルには、自動拡張機能がありますので、新しくデータが追加された場合も参照する範囲が自動で拡張されるため、セル範囲を選択し直すといった手間がありません。

元の表をでテーブルにする場合は、表内のセルまたは表の範囲を選択し、「挿入」タブの「テーブル」をクリックします。

範囲選択に間違いがないことを確認し「OK」をクリックしたら、テーブルに変換することができます。

テーブルの詳しい手順などについては、下記の記事を参考になさってください。

Excel(エクセル)|テーブルの使い方・解除の方法まで徹底解説

ビジネスに役立つ関数を習得するためにはパソコン教室という選択肢もおすすめです

Excel(エクセル)は、仕事の中で最も使われているソフトといっても過言でありません。

仕事の現場では、かなり多くの事を要求され、またそれが当たり前になってきています。

中々Excel(エクセル)が覚える事が出来ない方は、ちょっとしたコツを知らないので操作を苦手とされているケースが多いです。

そのコツを覚えるだけで日常のストレスは大幅に改善されます。その感覚を覚えれば使いこなせます。

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