今回は、エクセルの基本的な関数「オートSUM」を解説します。
エクセルには「関数」というものがあります。
「関数」には設定した「セル」に文字を打ちこむことで「キーワード」を「別の表」から見つけてきて、設定した他の「セル」に表示させることや計算をする機能があります。
「関数」には、「基本関数」というものがあり「オートSUM」のことをいいます。
「オートSUM」には、「合計」、「平均」、「数値の個数」、「最大値」、「最小値」5つのよく使われる「関数」は入っております。そこで今回は、5つの「関数」についてお話したいと思います。
「オートSUM」は「ホームタブ」の「編集グループ」に表示されています。
オートSUMの動画解説
「関数」の仕組みについて
「数式バー」に表示されている「関数」の式の仕組みにはルールがあります。
式は、=ではじまり関数が入りその横は( かっこではじまり )で終わります。
=SUM(C4:C10) のSUMは、「C4のセル」から「C10のセル」の範囲を「合計」するという意味です。
合計:SUM(サム)関数
【1】表の合計の設定の仕方
表の合計を入れたい「セル」を1回クリックします。
↓
「リボン」→「ホームタブ」
↓
「編集グループ」に表示されている「オートSUM」の▼をクリックします。
↓
「合計」を選択します。
選択した「セル」に範囲選択した表の列の「合計」が表示されましたので確認してみてください。
平均:AVERAGE(アベレージ)関数
「平均」関数のことを「AVERAGE」といいます。
「AVERAGE」の設定については、「SUM関数」の設定とほとんど同じです。
「オートSUM」に表示されている「平均」を選択します。
選択した「セル」に範囲選択した表の列の「平均」が表示されましたので確認してみてください。
数値の個数:COUNT(カウント)関数
「数値の個数」関数のことを「COUNT関数」といいます。
選択した表の「セル」の数値が入った個数を「COUNT関数」を設定した「セル」に表示させることができます。
「COUNT関数」の設定については、「SUM関数」の設定とほとんど同じです。
「オートSUM」に表示されている「数値の個数」を選択します。
選択した「セル」に範囲選択した表の列の「数値の個数」が表示されましたので確認してみてください。
最大値:MAX(マックス)関数
「最大値」関数のことを「MAX関数」といいます。
選択した表の「セル」の中から数字の一番大きい数を選んで「MAX関数」を設定した「セル」に表示させることができます。
「MAX関数」の設定については、「SUM関数」の設定とほとんど同じです。
「オートSUM」に表示されている「最大値」を選択します。
選択した「セル」に範囲選択した表の列の「最大値」が表示されましたので確認してみてください。
最小値:MIN(ミニマム)関数
「最小値」関数のことを「MIN関数」といいます。
選択した表の「セル」の中から数字の一番小さい数を選んで「MIN関数」を設定した「セル」に表示させることができます。
「MIN関数」の設定については、「SUM関数」の設定とほとんど同じです。
「オートSUM」に表示されている「最小値」を選択します。
選択した「セル」に範囲選択した表の列の「最小値」が表示されましたので確認してみてください。