Excel(エクセル)で「SUM関数」の正しい読み方がわからずに戸惑ったことはありませんか?
どのように発音するのか、関数名の意味は何か、といった基本がわからないと、使い方や操作のイメージもつかみにくく、思わず敬遠してしまうことがあります。
特にエクセル初心者の方は、関数名や意味が理解できていないと、セルに数式を入力するたびに不安を感じたり、誤った操作をしてしまったりすることもあります。
そこで今回の記事では、SUM関数の正しい読み方と意味、そしてSUM関数とはどんな関数なのかについて紹介します。
ぜひ参考になさってください。
エクセル操作情報
Excel(エクセル)|SUM関数の使い方|数値の合計を出す方法
Excel(エクセル)でSUM関数を使って掛け算をする方法を徹底解説|配列数式
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「SUM関数」の読み方
「SUM関数」は、エクセルでよく使われる関数のひとつです。
英語の「SUM」は、カタカナで書くと「サム」と読みます。つまり、「SUM関数」は「サム関数」と読みます。
この「SUM(サム)」という言葉は、略語ではありません。
英単語そのもので、「合計」「総計」「総和」という意味があります。
動詞としては「合計する」「まとめる」という意味でも使われます。
また、 “summation” という単語があり、“summation” は「合計すること」「総和を求めること」という意味があります。
ですので、「SUM関数」は “summation function(サメイション・ファンクション)=合計を求める関数” の略のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。
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SUM関数とは?
SUM関数は、エクセルで数値の合計を求めるときに使う、最も基本的でよく使われる関数です。
複数のセルに入力された数値をまとめて計算し、1つの合計値を出すことができます。
たとえば、売上や点数、金額などを合計したいとき、1つずつ足し算を入力する代わりに、SUM関数を使うことで一瞬で合計を求められます。
エクセルを使った集計作業では、ほとんどの場面でこの関数が活用されています。
SUM関数は、単純に数値を足し合わせる機能に特化している点が特徴です。
たとえば、「AVERAGE関数」は平均を求める関数、「MAX関数」や「MIN関数」は最大値・最小値を求める関数です。
それに対して、SUM関数は「合計だけを出す」ためのもっとも基本的な関数です。
このように、SUM関数はエクセルでの集計作業の土台となる存在であり、最初に覚えておきたい重要な関数のひとつです。
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SUM関数の基本的な使い方
SUM関数の基本形式
SUM関数は、複数の数値をまとめて合計するための関数です。
構文と引数の意味は次の通りです。
=SUM(数値1, [数値2], ...)
- 数値1:合計する最初の数値・セル参照・セル範囲。
例:セル【A2】、セル範囲 【A2:A6】、数値 100 など。 - [数値2]:省略可能。追加で合計する数値・セル参照・セル範囲(カンマで複数指定可能)。
- ...:さらに続けて複数の引数を指定できます(セル範囲や個別セル、定数も混在可)。
使い方の具体例
- 連続した範囲を合計する:「=SUM(A2:A6)」
- 離れた範囲をまとめて合計する:「=SUM(A2:A6, C2:C6)」
- 個別セルと定数を混ぜる:「=SUM(A2, B2, 100)」
SUM関数は数値セルだけを合計します。文字列(数値に変換できないもの)は無視されます。
範囲内にエラー値(例:#VALUE!)があると、SUMがエラーになる場合がありますので注意してください。
(一般的な使い方では、セル参照や範囲を指定するだけで簡単に合計できます。)
SUM関数で合計を計算する手順
- 合計を表示したいセルを選択します。例:セル【E7】。
- 「ホーム」タブ の「編集」グループ にある「オートSUM」をクリックします。
- 自動で合計範囲が参照されるので、範囲が正しければ「Enter」キーを押して確定します。
このように、SUM関数はとても簡単な手順で簡単に合計を出すことができます。
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SUM関数 メリットと注意点
SUM関数のメリット
SUM関数の最大のメリットは、そのシンプルさと使いやすさにあります。
合計のやり方には、「=セル+セル+セル…」という入力方法もありますが、連続した範囲の合計はSUM関数が便利です。
数式を入力するだけで、複数のセルにある数値を一瞬で合計できるため、初心者でも簡単に使いこなすことができます。
また、大量のデータを扱う場合でも、高速に合計を計算できる点も大きな強みです。
たとえば数百行、数千行の売上データでも、SUM関数ならすぐに合計を出すことができます。手作業で計算する手間が省け、業務の効率化につながります。
さらに、SUM関数は他の関数と組み合わせやすい点もメリットのひとつです。
たとえば、IF関数、ROUND関数などと組み合わせれば、「条件付きで足し算をする」「小数点以下を丸めて合計する」といった応用も可能です。
このように、SUM関数はエクセルでの計算処理の基本でありながら、応用の幅が非常に広い関数といえます。
SUM関数の注意点
SUM関数には便利な点が多い一方で、いくつかの注意点や制限もあります。
まず、特定の条件に基づいた合計を求めることはできません。
たとえば「商品Aだけの売上を合計したい」といった場合は、SUM関数では対応できず、「SUMIF関数」や「SUMIFS関数」を使う必要があります。
次に、データに不適切な値が含まれているとエラーになる可能性があります。
範囲内に文字列やエラー値(#VALUE! など)が混じっていると、正しい合計が求められないことがあります。
特に数値のように見える文字(例:「100円」など)が含まれていると、SUM関数では自動で計算されません。
正確な合計を出すためにはデータの整合性が重要です。
入力ミスやデータのズレがあると、SUM関数の結果も正しくなりません。
そのため、関数を使う前にデータの形式を確認し、すべて数値として正しく入力されているかをチェックすることが大切です。
SUM関数 よくある質問
SUM関数と普通の足し算は何が違うの?
どちらも合計を求める点では同じですが、使い勝手と効率に大きな違いがあります。
たとえば、セル【A1】からセル【A5】までの合計を求めるとき、普通の足し算では「=A1+A2+A3+A4+A5」と入力する必要があります。
一方、SUM関数を使えば「=SUM(A1:A5)」と簡単な入力で済みます。
また、途中でデータが増減しても、SUM関数の範囲を広げるだけで簡単に対応できます。
普通の足し算よりも効率的でミスが少ないのがSUM関数の大きな特徴です。
SUM関数で複数の範囲の計算はできる?
はい、できます。
SUM関数では、カンマ(,)で区切ることで複数の範囲やセルをまとめて合計できます。
たとえば、セル【A1】からセル【A5】とセル【C1】からセル【C5】の合計を求めたい場合は、「=SUM(A1:A5,C1:C5)」と入力します。
このように、離れた位置にある数値でも一度に合計できるのがSUM関数の便利なところです。
もちろん、範囲だけでなく個別のセル(例:「=SUM(A1,D1)」など)を指定しても構いません。
条件付きで合計を計算したい時はどうする?
SUM関数だけでは条件を設定して合計することはできません。
そのような場合は、SUMIF関数やSUMIFS関数を使います。
SUMIF関数:1つの条件に合うセルの合計を求める
例:「商品Aの売上だけを合計したい」
SUMIFS関数:複数の条件を同時に指定して合計を求める
例:「商品Aかつ担当者Bの売上を合計したい」
SUM関数は「単純な合計」に向いており、条件付きの集計には向きません。
用途に合わせて関数を使い分けることで、より柔軟な集計が可能になります。
SUM関数の読み方と使い方
いかがでしたか?
SUM関数の「SUM」は「サム」と読み、この英語の単語「sum」は「合計」「総計」という意味で、関数名の由来となるであろう“summation”は「合計を求めること」を表します。
つまり、SUM関数は名前からも「数値の合計を求める関数」であることが直感的に理解でき、操作や他の関数との組み合わせもイメージしやすくなります。
関数は、読み方と意味を押さえておくと、使いたい関数とやりたいことが結びつきやすくなります。
SUM関数自体は非常にシンプルで、数値をまとめて合計するだけの基本的な関数ですが、複数範囲の指定やオートSUMなどの機能を使うことで、大量のデータも短時間で集計できます。
さらに、他の関数と組み合わせることで条件付き集計や自動計算も容易に行え、業務効率の向上にもつながります。
一方で、条件付きの合計やエラー値を含む範囲では対応が難しい場合もあり、SUMIFやSUMIFS関数など、用途に応じた関数の使い分けが重要です。
これを理解しておくと、単純な合計だけでなく、複雑なデータ分析や資料作成にも応用が可能になります。
つまり、まずSUM関数の読み方と意味を正しく理解することが、関数を正確に使いこなすための土台となります。
その上で基本的な使い方やメリット・デメリットを知っておくことで、作業効率や計算の正確性を大きく高めることができるでしょう。
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