今回の記事では、パソコン初心者の方、まだ慣れていない人向けにパソコンに関連する用語について解説します。
色々と検索してみたけど、言葉の意味が分かりづらい…という方はぜひこちらを参考になさってください。
ザックリと解説しています。
単語だけじゃわからない…その気持ちもとってもわかります!
その用語の使われ方なども一緒にご紹介していますので、参考になさってくださいね。
パソコン用語は初心者も知っておくべき?
今回は、パソコンそのものの機能や周辺機器など、パソコンに関連する用語についてご紹介します。
パソコン用語なんて、専門的なことをするわけでもないし、特にわかっていなくても良いんじゃない?と思いたくもなりますが、パソコン用語にも基本となるものから専門的な用語までピンキリです。
専門用語は覚えておかなくても、日常生活や普段の仕事の中で使われるような基本となるパソコン用語は押さえておく方が良いでしょう。
パソコン用語を知っておくメリット
仕事編
全く分からないよりも少しでも知っているだけで、パソコンを使うときのヒントになったり、慌てることも少なくなります。
パソコンに慣れていない人が
「デスクトップにあるアイコンをクリックしたら画面が変わるので、ID入力してログインしてください」
「今使っているOSと同じページにアクセスして、ダウンロードしたらインストールもしておいてください」
さてさて、こんな風に言われたら混乱しますね。
そんな状況が少しでも緩和されるように、あらかじめ仕事に関係するパソコン用語を知識として持っておくだけでも安心です。
購入編
また、それぞれの用語の意味を少しでも分かっておけば、新しいパソコンを購入するときの選び方の参考にもなります。
パソコンを選ぶ時に店員さんに相談して説明を受ける時も少しでも理解しておけば、話している内容も少しわかりやすくなり、製品の比較もしやすいです。
トラブルが発生したりや修理が必要になった場合でも、何もわからないままよりは少しでもわかっていた方が安心です。
今回は、パソコン初心者の方に知っておいてほしい用語を一覧にしましたので、ぜひ参考になさってください。
覚えておくべきパソコン用語
A~Z
CPU
「シーピーユー」と読みます。
パソコンの頭脳ともいえる部品です。
CPUの性能が良いと、データの処理の処理も早く、また、たくさんの作業を同時に行えるので、快適な環境でパソコン作業ができます。
パソコンで何をやりたいか、何の作業でパソコンを使うかで自分に必要な性能を決めるのがポイントです。
HDD
Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)の略で、「エイチディーディー」と読みます。
「ハードディスク」とも言います。
ストレージの種類になります。
大容量の保存に適していて、価格も安いですが、読み込みのスピードも遅いです。
ID
「アイディー」と読みます。
ネットワークのサービスを利用するときなど、利用者を特定するための番号などのことです。
厳密にいうとアカウントと意味は異なりますが、サイトによっては同じような意味で求められることもあります。
IDは自動で振り分けられるものや任意で設定できるものなどがあります。
使われ方:「ユーザーID」「受験者ID」「アカウントID」など
Internet Explorer
「インターネットエクスプローラー」と読みます。
マイクロソフト社が開発・提供していたWebブラウザです。
サポートが終了後は「Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)」が提供されています。
LAN
「Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)」の略で「ラン」と読みます。
オフィスや家庭内のような限られた範囲での通信ネットワークのことです。
言葉の使われ方としては「無線LAN」「LANケーブル」などネット環境に接続するときが多いです。
macOS
「マックオーエス」と読みます。
Apple(アップル)社が開発・販売しているOSです。
Microsoft
「マイクロソフト」と読みます。
WindowsやExcel、Wordなどを開発・提供している会社です。
Operating System
「オペレーティングシステム」と読み、「OS(オーエス)」と略されます。
パソコンを動かすために必要なソフトウェアのことです。
OS
「オーエス」と読みます。
正式名称は「Operating System(オペレーティングシステム)」です。
パソコンの場合だと「Windows」や「Mac」など、スマホの場合は「Android」「iOS(iPhone)」があります。
使われ方:「お使いのOSは何ですか?」など
PC
「パソコン」のことで「ピーシー」と読みます。
「Personal Computer(パーソナルコンピュータ)」の略です。
SD
SDメモリカードの略で「エスディー」と読みます。
カード型の記憶装置で、主にデジカメの写真データを保存するときに使われることが多いですが、パソコンに差し込んでデータを移動させることが可能です。
SSD
「Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)」の略で、「エスエスディー」と読みます。
ストレージの種類です。
新しいタイプのストレージなので、読み込むスピードが速いですが、最大容量が小さく、金額が高めです。
USB
「Universal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)」の略で、「ユーエスビー」と読みます。
パソコンに周辺機器を接続するための物ですが、データを保存するUSBメモリそのものを指して「USB」と言われる場合も多いです。
規格のタイプがあり、「usb type-A」「usb type-B」「usb type-c」などがあります。
使われ方:「USBの差込口」「USBに保存」など
Web
「World Wide Web(ワールドワイドウェブ)」の略で「ウェブ」と読みます。
インターネット上で文字や画像、動画などの情報を閲覧できるシステムのことです。
「Webサイト」「Webページ」「Webサービス」など、「Web」という言葉が使われることも多く、「Web」=「インターネット」というイメージになっていることも多いです。
Wi-Fi
「Wireless Fidelity(ワイヤレス フィデリティ)」の略で、「ワイファイ」と読みます。
オフィスや家庭内で使用するパソコンやタブレット、スマホなどのネットワークを無線の電波で接続することができます。
お店や街中で無料で提供されている無料Wi-Fiなどもあります。
使われ方:「Wi-Fiに接続」など
Windows
Microsoft(マイクロソフト)社が開発・提供しているOSのことで、「ウィンドウズ」と読みます。
Windowsを使用している企業も多く、初心者がパソコンを使うのであれば、まずはWindowsがオススメです。
使われ方:「パソコンはWindowsですか?」など
あ行
アイコン
パソコンの画面にある、ファイルやフォルダ、アプリなどを文字を視覚化したマークや記号、絵のことです。
使われ方:「アイコンをクリック」など
アカウント
パソコンやインターネットで提供されている会員制のサービスを利用する際に、個人を特定・管理するために作成するものです。
メール アドレスやID、パスワードを登録するものが多いです。
使われ方:「アカウントを作成」など
アクセス
接続の意味です。
使われ方:「アクセスする」「アクセスランキング」など
※データベース管理ソフト「Access(アクセス)」を指すこともあります
アップグレード
新機能や新しいバージョンなど、ソフトウェアを新しいものに取り換えて性能を上げることをいいます。
無償の物もありますが、有償の物が多いです。
使われ方:「アップグレードしましょう」など
アップデート
ソフトウェアの更新という意味です。
どちらかというと大きな変更ではなく、細かい改善や修正を行い、環境を整える意味です。
ちょっとした機能の追加や不具合の修正などがあります。
使われ方:「アップデートはしましたか?」など
アプリ
「アプリケーションソフトウェア」の略で「ソフト」とも言われます。
表計算アプリ(ソフト)など、特定の目的の作業をするためのソフトウェアのことです。
使われ方:「アプリは取ってますか?」など
インストール
ソフトウェアを使えるようにする作業のことです。
ダウンロードと混同してしまいますが、①ダウンロード→②インストールといった流れです。
使われ方:「パソコンにインストールしましょう」など
ウイルス
パソコンに悪影響を与えるソフトやプログラムのことです。
個人情報を盗まれたり、パソコンが動かなくなったりと影響は様々です。
使われ方:「ウイルスに感染」など
ウイルス対策ソフト
パソコンの電源がオンの状態のときに、パソコンに対して脅威の可能性があるウイルスを検知・排除するソフトウェアのことです。
いろんなメーカーから販売されています。
オフィス(Office)
マイクロソフト社が販売しているビジネス用のソフトで、Word・Excel・PowerPointなどがあります。
使われ方:「オフィスは搭載してますか?」「オフィスは必要ですか?」など
か行
カテゴリ
分類やジャンルのことで、パソコン関連で使用されるときもその意味合いは変わりません。
使われ方:「カテゴリごとにフォルダを分けておくと便利です」など
キーボード
文字を入力するための物です。
デスクトップパソコンは周辺機器の一つとして接続して使い、ノートパソコンでは一体型となっています。
使われ方:「キーボードの〇キーを押しましょう」など
グラフィックカード
ディスプレイに画像や映像をきれいに映すためのパーツのことで、グラフィックボードとも呼ばれます。
GPUの性能で画質が左右されるので、3Dグラフィックや3Dゲームを楽しみたい人は高性能なものを選ばれます。
クリック
マウスを使って行う操作のことです。
マウスを使って画面のボタンを押したり、場所を選択す津ことをまとめてクリックと言います。
マウスは押せる場所が左右でわかれていますが、左側をクリックすることを「クリック」、右側をクリックすることを「右クリック」と言います。
連続して2回素早くクリックすることを「ダブルクリック」と言います。
使われ方:「〇〇をクリックしましょう」など
コピー
いわゆるコピーのことですが、コピーして貼り付けまでが含まれている言葉です。
「コピペ(コピー&ペースト:コピーして貼り付ける)」と同等の意味で、複製することをいいます。
使われ方:「ファイルをコピー」「文字や表をコピー」など
さ行
サイトマップ
直訳すると「サイトの地図」ということになりますが、分かりやすく言うと、そのサイト全体のページの構造を一覧で記載しているページということです。
ホームページの一番下に設置されていることが多く、クリックするとそのサイトのページの項目名が一覧で表示され、クリックするとそのページに移動することができます。
ストレージ
データを保存しておく場所のことです。
ExcelやWordのファイル、インストールしたソフトなどを保存する場所です。
自分で削除しない限りデータが保存されます。
スペック
パソコンの機能や性能のこと言います。
使われ方:「スペックが高い」「どのくらいのスペックが良いですか?」など
セキュリティ
コンピュータセキュリティのことを言います。
外部からの不正アクセスなどからパソコンを守ることです。
使われ方:「セキュリティを強化」など
ソフト(ソフトウェア)
ソフトウェアを略して「ソフト」と言います。
アプリと同じ意味でも使われます。
パソコンを動かすためのプログラムで、大きな枠ではWindowsなどのOS、Excelなどのアプリ、これらをまとめてソフトウェアと言われます。
た行
ダウンロード
パソコンにファイルやデータを取り込むことです。
ソフトなどは、ダウンロードしたあとにインストールが必要となる場合があります。
使われ方:「データをダウンロード」「添付ファイルをダウンロード」など
データ
文字や数字などの情報のことです。
使われ方:「データを入力する」「データを抽出する」など
ディスプレイ
パソコンの画面のことです。
※「モニター」と同じ意味です。
デスクトップ
直訳すると「机の上」ということになりますが、分かりやすく言うと、パソコンを起動して最初に見えている画面のことです。
使われ方:「デスクトップに保存」「デスクトップが散らかっている」など
デスクトップパソコン
固定して使用するパソコンです。
キーボートやモニターなど周辺機器を接続して使用するのが特徴です。
デバイス
パソコンやスマホなどと接続して使う装置の総称です。
CPUやディスクドライブ、モニターやキーボート、ワイヤレスイヤホンやマウスなどもデバイスと言われます。
使われ方:「デバイスの設定」「デバイスに接続」など
ドライブ
データを記録したり、呼び出したりする装置のことです。
「Cドライブ」や「Dドライブ」などがあります。
また、パソコン本体にDVDなどを入れることができる場合は、DVDの視聴だけでなく、データの書き込みも可能です。
な行
ノートパソコン
モニターやキーボード、タッチパッドなどと本体が一体化したパソコンです。
持ち運びに便利です。
は行
バージョン
版や型の意味で、ソフトが新しいのか古いのかなどを知ることができます。
バージョンを上げることをバージョンアップと言われます。
使われ方:「最新バージョン」など
ハードウェア
本体やその内部にある回路や周辺機器などの総称で、実体のあるパーツのことを言います。
これらが集めることでパソコンが構成されます。
ハードディスク
ストレージの種類で、ハードディスクドライブのことです。
略して「HDD」とも言われます。
バックアップ
一般的には、保存はパソコン内、もしくはUSBなどに保存しますが、バックアップとは、それ以外にも別の場所に複製しておくことをいいます。
バックアップをしておくことで、パソコンが故障してしまったなどの場合でも、複製したファイルを使用することができます。
使われ方:「バックアップを取っておく」など
ファイル
データなどが入力されたもの。
使われ方:「Excelファイル」「音楽ファイル」など
フォルダ
ファイルを整理するための入れ物のことです。
データ、ファイル、フォルダの違いを分かりやすく言うと、
- データ:紙に書かれてある一つ一つの文字や数字
- ファイル:紙そのもの
- フォルダ:紙をまとめて入れておくもの
といった感じです。
使われ方:「フォルダにまとめる」など
ブラウザ
インターネットを閲覧するときに使うソフトのことです。
Edge(エッジ)やChrome(クローム)やsafari(サファリ)などです。
プリンター
パソコンなどで作成したファイルやデータを印刷するための周辺機器です。
印刷機やコピー機のことです。
使われ方:「プリンターに接続」など
ま行
マウス
パソコンに接続して使う周辺機器で、直接コードを繋げて使う有線タイプと、ワイヤレスの無線タイプがあります。
パソコン操作で、選択や決定、移動などを行うために必要です。
使われ方:「マウスでクリック」「マウスの使い方」など
メモリ
処理をするためにデータを一時的に記憶しておく場所のことで、よく机に例えられます。
メモリが十分にあると、机が広く複数の作業も同時でやりやすく快適、メモリが不十分だと、机が狭くて複数の作業を同時にするには難しく、動作速度が落ちます。
ビジネス目的や動画編集など、パソコンの用途に応じてメモリを選択すると良いです。
使われ方:「メモリ不足」「メモリの容量」など
モニター
パソコンの画面のことです。
モニターのサイズが大きいと見やすくなりますが、ノートパソコン場合は持ち運びづらくなることもあります。
※「ディスプレイ」と同じ意味です。
や行
ユーザー
パソコンやネットワークのサービスを利用する人のことです。
ユーザー名は、実名以外にも任意の名前などで登録できるものがあります。
使われ方:「ユーザー名」など
ら行
ルーター
会社内や家庭内のパソコンなどとネットワークを接続するための機器のことです。
Wi-Fiと混同されがちですが、別物になります。
使われ方:「ルーターを設置」「ルーターを購入」など
ログイン
IDやパスワードを入力して、パソコンやネットワークのサービスを使える状態にすることです。
サインインともいわれます。
登録した本人であることを確認したうえで、サービスが利用できる仕組みです。
使われ方:「ログインする」など