エクセル・VBA

RANK関数で点数やタイムの結果に応じた順位付ける方法

2023年6月4日

順位をつけるRANK関数の使い方

今回の記事はExcel(エクセル)|RANK関数(RANK.EQ)で順位付けについて紹介します。

RANK関数を利用すると範囲内の順位を求めて、簡単にランキングをつけることが可能です。

例えば、テストの結果に順位を付けたい時、仕事の成績に合わせて順位を付けたいといった時に便利です。

ビジネスでも活用できる関数です。

わかりやすく説明していますので、ぜひ参考になさってください。


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RANK関数で順位を求める

RANK関数とは、指定した数値がデータの中で何番目に大きい(または小さい)順位として求めるExcelの関数です。

RANK関数の構文は

=RANK(数値,参照,順序)

このようになります。

各引数は下記のとおりです。

引数説明
数値順位を求めたい数値
参照順位を付ける対象のデータ範囲
順序(省略可能)0または1を指定(0または省略時:降順、1:昇順)

=RANK(数値,参照,順序)

この数値って この範囲の中で (上からまたは下から)何番目?

上記のようになるようにセルやセル範囲の選択、順序の指定を行うとわかりやすいです。


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RANK関数の使い方

RANK関数は、選択した範囲の中で指定した数値の順位を求めることができます。

例えば、テストなどの成績が高い順に順位を付けたり、マラソンや水泳などのタイムが速い順に順位をつけることが可能です。

 

【RANK関数の基本の入力方法】

  1. 順位の結果を表示したいセルを選択する
  2. 半角入力で「=ra」と入力する
  3. 関数の候補の一覧から「RANK」をタブルクリックする
  4. 順位を求めたいセルを選択する
  5. 半角カンマを入力する
  6. 順位をつける時に比較する値が入力されたセル範囲を選択する
  7. 「F4」キーを押して選択したセル範囲を固定する
  8. 半角カンマを入力する
  9. 「0」または「1」を入力する
  10. 「Enter」を押して確定する

引数「参照」は、数値が入力されたセル範囲で必ず複数のセル範囲を選択することになります。

数式をオートフィルでコピーした際に、参照したセル範囲がズレないように固定することがポイントです。

 

点数の高い順に順位をつける

数値が大きい順に順位をつける場合は、大きい順(降順)に順位を付けていく必要がありますので、引数の「順序」で「0」を指定します。

RANK関数の使い方

 

セル【D3】に「=RANK(C3,$C$3:$C$8,0)」となるように入力し、「Enter」を押して確定します。

RANK関数の使い方

※点数が入力されたセル範囲を選択した後に「F4」キーを押して範囲を固定することを忘れないようにしましょう。

 

下のセルに数式をコピーすると、点数が高い順にそれぞれの数値の順位が表示されます。

RANK関数の使い方

 

タイムが速い順に順位をつける

時間を比較して順位を求める時は、「時間が速い=数値が小さい」となるため、小さい順(昇順)に順位を付けていく必要がありますので、引数の「順序」で「1」を指定します。

RANK関数の使い方

 

セル【D3】に「=RANK(C3,$C$3:$C$8,1)」となるように入力し、「Enter」を押して確定します。

RANK関数の使い方

※点数が入力されたセル範囲を選択した後に「F4」キーを押して範囲を固定することを忘れないようにしましょう。

 

下のセルに数式をコピーすると、タイムが速い順に各数値の順位が表示されます。

RANK関数の使い方

 

同じ数値がある場合の順位

順位を求める際に、同じ数値がある場合があります。

同じ点数や同じタイムなどの場合は、どのように順位が付くのかを確認してみましょう。

RANK関数の使い方

 

同一の数値がある場合でも、入力する数式は変わりません。

今回の場合は、セル【D3】に「=RANK(C3,$C$3:$C$8,0)」となるように入力し、「Enter」を押して確定します。

RANK関数の使い方

 

下のセルに数式をコピーすると、順位の結果が表示され、同一の数値がある場合はその両方に同じ順位が付きます。

例えば、下記の例であれば88点は上から数えて3番目になるため「3」がセル【D3】と【D6】に表示されます。

2つの数値が同率3位となるため、4位はなくなり、その次に高い81点が5位となります。

RANK関数の使い方


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RANK.EQの違いとは?

RANK関数を挿入しようとすると、「RANK」と「RANK.EQ」の2つが並んで表示されます。

RANK関数365/2019/2016/2013/2010/2007/2003
RANK.EQ関数365/2019/2016/2013/2010

このように対応しているバージョンが異なります。

2007以前のバージョンと互換性があるのが、RANK関数です。

RANK関数は2010以降でも使うことはできますが、今は「RANK.EQ関数」の使用が標準となっています。

RANK.EQ関数の構文

RANK.EQ関数の構文は

=RANK.EQ(数値, 参照, 順序)

このようになっています。

ちなみに、RANK.EQ関数もRANK同じ構文となっています。


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RANK関数のよくある質問

順位が正しく表示されない

■引数「順序」の指定が合っているかを確認しましょう

順位をつける順番が「大きい順」「小さい順」の指定が間違っている可能性があります。
数値の大きい順に順位をつける場合は「0」、小さい順に順位をつける場合は「1」を指定します。

■引数「参照」が固定されているかを確認しましょう

RANK関数を隣接するセルにオートフィルでコピーする場合、範囲が固定されていないと、参照している範囲がズレてしまいます。
その結果、正しい順位が表示されなくなってしまいます。

RANK.AVG関数とは何ですか?

RANK.AVG関数は、Excelで順位を求める関数の一つで、同じ値がある場合に平均順位を付けるのが特徴です。

  • RANKやRANK.EQ関数:同じ値は同じ順位で、次の順位が飛びます。
  • RANK.AVG関数:同順位の平均順位を付けます。

関数以外の方法で順位をつけることは可能ですか?

RANK関数以外の方法では、数値を大きい順(昇順)または小さい順(降順)に並べ替え、別のセルに順位の数値を入力することでランキングを付けることができます。

しかし、この方法では、数値に変更があった場合、自動で順位を更新することができません。

RANK関数であれば、数値に変更があった際でも変更された値に応じて自動で順位を更新してくれるので、便利です。

 

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