今回の記事はExcel(エクセル)|DATE関数で日付を表示する方法について紹介します。
Excel(エクセル)|DATE関数で日付を表示する方法の動画解説
Excel(エクセル)|DATE関数で日付を表示する方法の画像解説
DATE(デイト)関数とは?
DATE関数とは、日付を求めることができる関数です。
エクセルで日付は「シリアル値」という値で管理されています。
ちなみに、シリアル値は「1」から始まっており、この「1」は「1900年1月1日」となっています。
これを基準に、シリアル値が「2」の場合は、「1900年1月2日」と管理されているわけです。
例えば、2023年4月1日のシリアル値は「45017」で管理されており、1900年1月1日から数えて「45,017日」という意味となります。
前置きが長くなりましたが、DATE関数は、「年」「月」「日」という3つの値を、シリアル値に変更して、日付を取得することができる便利な関数なんです。
DATE関数は応用が利く関数なので、例えばカレンダーやシフト表などでも幅広く活用することができます。
DATE関数の使い方はこちら
セルにDATE関数を挿入します。
「年」のデータが入力されたセルを選択します。
選択ができたら、半角カンマを入力して引数を区切ります。
続いて「月」のデータが入力されたセルを選択します。
選択ができたら、半角カンマを入力して引数を区切ります。
最後に「日」のデータが入力されたセルを選択します。
選択ができたら、Enterキーを押して関数を確定しましょう。
年月日で、日付の結果が表示されました。
日付の表示形式を変えることができます。
西暦で表示させるにはホームタブの表示形式の一覧から「長い日付形式」を選択しましょう。
これで、西暦の表示に変更できました。
DATE関数で表示された結果は、文字列ではなくシリアル値で管理されています。
シリアル値で管理されているので、ユーザー定義での表示形式も可能です。
DATE関数の活用方法
DATE関数はカレンダーやシフト表などを作る際にも便利です。
「年」と「月」はそれぞれのセルに数値のみを入力します。
今回は、セル【B1】には「2023」のみを入力し、セル【D1】には「4」のみを入力しています。
これを表示形式で「2023年」「4月」と見えるようにしています。
こうすることでDATE関数で、セルを参照して使用することができます。
1日の分に、DATE関数を使用します。
1日のセルにDATE関数を挿入します。
今回は、セル【B4】に「=DATE(B1,D1,1)」と入力しています。
これで2023年4月1日を取得することができます。
さらに表示形式で「d」を設定すると、日にちの「1」のみを表示することができます。
2日以降は「上のセル+1」の数式を入力することで表示ができます。
また、曜日はセル参照で日付のシリアル値を取得し、表示形式で曜日の設定をすると簡単に出すことができます。