鶴瓶さんが徹子の部屋の生放送で投資話をしたという詐欺のページが広まっています。
今回、こちらのページを見た時の感想と、詐欺に引っ掛からないための対処法をお話しします。
詳しい動画解説
気が付いたきっかけ
そもそも、最初に知り合い方が「こんなページがスマホのニュースで飛んできた」というのが始まりです。
何かしらの、ニュースで「鶴瓶さんが徹子の部屋の生放送で投資話をした」という記事です。
数万円の金額を入れておいただけで、あっという間に金額が増えたので、そのページを見せるみたいなお話でした。
実際のそのページがテレビで放送されたことが問題となり、日銀が提訴したというお話しなのですが、これが全くの嘘というお話です。
読売新聞の記事との見分け方
実際にその記事を見たのですが、「読売新聞オンライン」と書いてありました。
その時は「読売新聞が言うなら本当かな?」と思ったのですが、読み進めていくにつれて怪しさを感じました。
大手の新聞社が出している記事にしては、いかにもその投資の方法に関しての紹介が強いものでした。
実際の投資のお話の結果なども書いてあり、その段階で読売新聞の記事ではないと思いました。
読売新聞のバナーを利用していた
この記事のほかはどうなのかが気になり、読売新聞と書いてあるトップの部分のナビゲーションをクリックしました。
そのナビゲーション部分はどこもクリックする事が出来ずに、飛ぶことはできませんでした。
結果的に、その部分は読売新聞のスクショを引用しただけで、実際のものではありませんでした。
ドメインが異なる
読売新聞のドメインは「https://www.yomiuri.co.jp/」となります。
ですが、こちらの記事のドメインは全く異なるものでした。
よって、読売新聞ではないことに気が付きました。
詐欺にあわないために注意すること
最近は、こういった投資記事に限らず、ネットショップなどでも本物そっくりのサイトを作り、だます手口が流行っております。
こういった手口に引っ掛からない為に注意する点をいくつか書いておきます。
本当かどうかの情報を多くからとる
ネット上の記事は嘘も多いです。
本当かどうかの確証を取るために、複数のサイトから調べるようにしましょう。
実際にネット検索をしてみて、出てきた記事をそれぞれ読みます。
そうすると、その記事自体は嘘ですといった情報も出てきます。
総合的に考えて判断するようにしましょう
どこの記事なのかを見る
ネット上のニュースはどこの誰が書いたのか重要です。
大手のポータルサイトに載っている記事も、そのポータルサイトの会社が出しておらず、どこかの別の会社が書いています。
どこのだれが書いたかが記事を見る上で重要になります。
信憑性がある方が書いたのかどうかを見極めましょう。
※今回のご覧いただいている記事は「パソコン教室パレハ」が書いております。
ドメインやURLを確認する
画像だけで判断すると偽のサイトの可能性もあります。
必ずインターネット上のページにはページのドメインやURLが存在します。
会社ごとに決まっているので、そこを確認することで本当の会社かどうかの判断が付きます。
ネット検索をして正しいページにて確認する
メールなどで飛んできた情報は嘘の事も多いです。
特に最近詐欺メールが多く出回っております。
そこに掲載されているURLは嘘が多いです。
本当のサイトを知りたい場合は、グーグルなどの検索でヒットしたものを(1位のページ)を見るようにするのが良いです。
ですが、それも絶対とは言い切れないので、必ずドメインは確認するようにしましょう。
最後に
詐欺に引っ掛からないようにするための対処法をお話しました。
最近は、情報社会になり多くの情報がネット上に出回っています。
それらの情報を全部鵜呑みにするのではなく確認してから情報を得るようにしましょう。
そもそもで言うと、うまい儲け話はネット上に出ていないので、そういう類のお話は無視することをお勧めします。