パソコン教室を副業でする時の注意点
パソコン教室を開校して副業をしたい場合は、いくつかの注意点に気をつけなければいけません。
まず本業の仕事の合間に、副業をする時間的余裕を確保できるのかどうかです。
仮に教室を開く時間が1日2時間程度だとしても、実際の授業以外に準備や事務処理などにも時間を割く必要があります。
パソコン教室を開校して副業を始めたことで、本業に取り組む時間が削られたのでは本末転倒です。
ですので時間的余裕を作れるのかどうかに、十分注意を払いましょう。
またせっかくパソコン教室を開校しても、生徒が集まらなければ利益になりません。
ですので生徒が集まりやすい競合のいない地域に開校できるのかも注意点の1つです。
開校するなら、競合のいない地域がオススメです。
さらにパソコン教室の開校や維持にかかる必要経費がいくらぐらいになるのかも、当然注意しないといけません。
もしも家賃の高い賃貸を借りてしまったら、赤字になる可能性があります。
パソコン教室を副業でする場合は、これらの点に注意しましょう。
パソコン教室を副業でするのに向いている人
パソコン教室を副業でするのは、向き不向きがあります。
向いているのは、自分で何もかもやり繰りするフリーランスの仕事に興味がある人です。
パソコン教室を開校して副業にすれば、経営や講師や経理などを基本的に1人でやらないといけません。
それはとても大変なことですが、裁量権がすべて自分にあるため、成功すれば大きなやりがいを感じられます。
誰かに指示されて仕事をするのではなく、自分で何もかも決める働き方がしたい人は、パソコン教室を副業でするのに向いています。
また人と接して教えることを苦に感じない人も、パソコン教室を副業にするのが向いています。
副業とはいえ仕事であることに違いありませんから、生徒さんには十分なサービスを提供する必要があります。
人と接して教えることを苦手に感じるようでは、質の高いサービスを提供できません。
人に教えることを心から楽しく感じられる人が、パソコン教室を副業にするのに向いています。
パソコン教室を副業でするのに向いているのかどうか、冷静に自己判断しましょう。
店舗を持ちながらの副業はリスクが高い
パソコン教室だけに限りませんが、店舗を持ちながらの副業にはリスクがあります。
なぜなら店舗を持てば、一定の維持費が定期的にかかるからです。
たとえばパソコン教室をおこなう物件を借りた場合、毎月家賃を支払わなければいけません。
毎月の家賃は、パソコン教室の稼働状態に関係なく支払う義務があります。
つまりたとえ本業が忙しくてパソコン教室を開けなくても、家賃は支払わないといけないのです。
本業ではなく副業である以上は、さまざまな事情からパソコン教室を開けないことがあります。
それでも家賃などの維持費は定期的にかかってしまい、それが続けば利益を出すどころか赤字になりかねません。店舗を持ちながら副業をおこなうことのリスクです。
パソコン教室が盛況でたまに休んでも十分な利益が出るなら良いです。
しかしそうでない場合は、副業を始めたことがマイナスになってしまう可能性もあります。
パソコン教室の店舗を持とうとする場合は、リスクについて十分検討しましょう。
店舗ではなくオンラインでの副業がオススメ
店舗を持つリスクを回避する方法の1つに、オンラインでの副業があります。
オンラインで副業をすれば、店舗を持った時のように一定の維持費を支払い続けるリスクが低いです。
ネットの通信費がかかるなど、オンラインの場合も維持費がまったくかからないわけではありません。
ですが店舗を持った場合の維持費と比べればかなり安いですから、リスクが低いのが魅力です。
また店舗を持たないオンラインのパソコン講座なら、店舗を持つのと比べて気軽に始められます。
初めて副業をする人向けです。
講師も生徒もパソコン教室へと移動する必要がありませんし、現代はネットが十分普及しているので需要もあります。
オンラインはサイトにアクセスするだけなので時間を節約できるため、空いた時間を有効活用して副業に取り組めるのが魅力的な点です。
今は必ずしも店舗を持つことだけにこだわる必要はありません。
もしも「店舗を持って副業を始めるのが不安」と感じている人は、オンラインでの副業を選択するのがオススメです。
インストラクターに必要なスキル
パソコン教室のインストラクターや講師に必要なのは、生徒に合わせて教え方を柔軟に変えられるスキルです。
パソコン教室には、パソコンの未経験者や初心者をはじめいろいろな生徒が集まります。
生徒にはそれぞれ違った個性がある中で、その個性に合わせた教え方ができないと仕事が務まりません。
生徒に合わせて柔軟に対応できるスキルが、インストラクターや講師には要求されます。
また生徒とのコミュニケーションスキルも必要不可欠です。
実際に仕事をする前は「大丈夫だろう」と思っていても、いざ実際に仕事をしてみたら生徒とのコミュニケーションが上手くいかなくて続けられなくなるケースはよくあります。
それは店舗でもオンラインでも変わりません。
パソコン教室のインストラクターや講師は、まずパソコンの詳細な知識やスキルが必要です。
ただそれら以外にも人に上手く教えたり、コミュニケーションを取る能力も同時に求められます。
もしも副業にするなら、実際に仕事を始める前にしっかり身につけておきましょう。
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