Macbookで作業をしていると、「印刷がうまくできない」「どこから印刷すればいいのかわからない」と困った経験はありませんか？
特に普段はパソコン操作に慣れていない方にとって、画面の表示やメニューの場所がWindowsと違うだけでも戸惑ってしまいます。
印刷がスムーズにできないと、資料作りや仕事の効率が下がってしまい、余計なストレスになってしまうこともあります。
しかし、Macbookでの基本的な印刷操作や、ショートカットキーの使い方、トラブル時の確認ポイントを知っておくだけで、作業は格段に効率よく、スムーズになります。
さらに、自宅にプリンターがなくてもコンビニを使った印刷方法を知っていれば、必要な資料をすぐに手に入れることができます。
そこで今回の記事では、Macbookでの印刷操作の基本から、トラブル対処法、コンビニでの印刷方法まで、初心者の方にもわかりやすく操作できるように解説します。
ぜひ参考になさってください。
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Macbookで印刷をする方法
Macbookで印刷をしたいと思っても、Windowsと表示が違うため迷ってしまう方も多いです。
Macの印刷操作はとてもシンプルで、どのアプリでも基本の流れは同じです。
ここでは、最も基本的な印刷の手順を、初心者の方にもわかりやすいようにまとめました。
印刷の手順
Macbookで印刷を行うときは、次の流れで操作します。
- 画面左上の「ファイル」をクリックします
まず、印刷したい書類や画面を開いた状態で、左上のメニューにある「ファイル」をクリックします。Word、Excel、ブラウザ（Safari、Chrome）など、どのアプリでも基本は同じ場所にあります。 - 「プリント」を選びます
「ファイル」メニューの中にある「プリント」をクリックします。 - プリント設定を確認します
印刷画面が開くと、プリンターの選択やページ範囲、枚数、カラー設定などを確認できます。ここで設定を変更して、希望どおりの印刷内容になるように調整しましょう。 - 「プリント」をクリックして印刷開始しましょう
設定が完了したら、画面右下にある「プリント」ボタンをクリックすると印刷が始まります。
Macbookでの印刷操作は、基本的にどのアプリでも同じ流れです。
一度覚えてしまえばスムーズに印刷できるようになります。
下記の例を見てみましょう。
下記の例は、Numbersの印刷例です。
印刷をする際は、画面の左側にあるメニューバーの「ファイル」をクリックします。
表示されたメニューの一覧から「プリント」を選択します。
印刷の画面に切り替わります。
画面の右側に「プリント設定」があり、プリンターを選択したり、用紙のサイズや向き、拡大や縮小の倍率などの設定ができます。
印刷の確認・設定ができたら最後に「プリント」をクリックしましょう。
Pagesの場合も同様です。
画面上部の左上にある「ファイル」をクリックして、メニューの中から「プリント」をクリックします。
下記の例は、Safariです。
こちらの場合でも、画面上部の左側にある「ファイル」をクリックするとメニューが表示されるので、そこから「プリント」をクリックします。
その後、印刷画面に切り替わるので、設定を確認して印刷しましょう。
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「ファイル」が表示されていない
Macbookで作業をしていると、アプリを全画面（最大化）で表示することがあります。
とても見やすい反面、印刷しようとしたときに「画面左上のファイルが見つからない！」と困ってしまう方が意外と多いです。
実は、全画面表示にするとメニューバー（画面上部のメニュー）が自動的に隠れる仕組みになっています。
そのため、「ファイル」「編集」「表示」などのメニューが一時的に見えなくなります。
メニューバーを表示する方法
全画面でもメニューバーは完全に消えているわけではなく、マウスを画面の一番上まで動かすと再び表示されます。
- 画面を全画面表示にした状態で
- マウスカーソルを画面の一番上まで持っていきます
- 隠れていたメニューバーがスッと表示されます
この状態になれば、「ファイル」→「プリント」から通常どおり印刷操作ができます。
全画面を解除したい場合
もし全画面表示が操作しづらい場合は、ウインドウ左上の緑のボタンをクリックすると、全画面を解除できます。（緑ボタンは「最大化」「元のサイズに戻す」の切り替えボタンです。）
下記の例を見てみましょう。
画面の上部にメニューバーが表示されておらず、「ファイル」がクリックできないという場合があります。
このような場合は、画面の上部にポインターを合わせてみてください。
イメージとしては、Macの画面の上の部分にポインターをぶつける感じです。
そうすると、下記のように、メニューバーが表示されます。
あとは、これまで同様に「ファイル」をクリックして、そのあとに「プリント」をクリックすれば印刷画面に進むことができます。
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Macbookで印刷をするショートカットキー
マウス操作で印刷を開く方法は分かっていても、「もっと簡単な方法はないの？」と思う方も多いかもしれません。
そんなときに便利なのが、ショートカットキーです。キーボードで特定のキーを同時に押すことで、印刷画面をすぐに開くことができます。
Macbookで印刷を開くショートカットキーは、とても覚えやすいです。
使うショートカットキーは
「⌘（Command）」キー ＋「P」
こちらになります。
この2つを同時に押す（「⌘（Command）」キーを押しながら「P」を1回押す）だけで、どのアプリでもすぐに印刷画面が開きます。
Pages、Numbers、Keynote、Word、Excel、PowerPoint、ブラウザなど、ほとんどのソフトで共通して使えるので、とても便利です。
ショートカットキーの良いところ
- マウス操作より早い
「ファイル」→「プリント」と探すより、すぐに印刷画面を開けます。 - どのアプリでも同じ操作で使える
アプリごとにボタンの位置を探さなくて良いので迷いません。 - 初心者でもすぐに覚えられる
使うキーが2つだけなので、パソコンが苦手な方でも取り入れやすい方法です。
印刷のショートカットキーを覚えておくと、作業がとてもスムーズになります。
慣れないうちは意識して使ってみて、徐々に操作に慣れていきましょう。
Macbookの操作に役立つショートカットキーについては、下記の記事で解説していますのでご覧ください。
Macbookで印刷のショートカットキーを使う場合は、「⌘（Command）」キーを押しながら「P」を1回押しましょう。
「⌘（Command）」キーは、左右に1つずつ配置されていますが、どちらを使っても問題はありません。
ショートカットキーを押すと、そのまま印刷画面に進むことができます。
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印刷ができない時はここを確認
Macbookで印刷がうまくできない時は、故障ではなく「ちょっとした設定ミス」や「確認漏れ」が原因になっていることが多いです。
難しい設定を触る必要はありません。まずは、次の基本的なポイントを確認してみましょう。
1. 印刷するアプリが正しく選ばれているか
複数のアプリを同時に開いていると、意図しないアプリが印刷対象になってしまうことがあります。
たとえば、「Pagesの文書を印刷したいのに、いつの間にかNumbersが選択されたまま」になっている…というようなケースです。
印刷をしたいアプリ（Pages・Numbers・Word・ブラウザなど）が画面の一番手前に表示されている状態で、「ファイル」→「プリント」を開きましょう。
意図したアプリで印刷画面を開いているかを、まず最初に確認してください。
Macbookで印刷をする際に気を付けたいのが、メニューバーがどのアプリで開かれているかということです。
下記の例を見てみましょう。
左にはPages、右にはNumbersが表示されていますが、画面左上には「Safari」と表示されています。
この場合は、メニューバーが「Safari」で開かれているため、このまま「ファイル」→「プリント」の順に操作をしても、Safariの印刷画面が開いてしまいます。
複数のアプリを開いている場合は、印刷したいアプリのウィンドウを1回クリックしましょう。
例えば、下記のようにNumbersのウィンドウをクリックすれば、画面左上の表示も「Numbers」になります。
同様に、Pagesのウィンドウをクリックすれば、画面左上の表示が「Pages」になります。
このように、複数のアプリを開いている場合は、操作したいアプリのメニューバーが開かれていることを確認した上で、操作を行うとトラブルが少なくなります。
2. プリンターが正しく選ばれているか
印刷画面の上部にある「プリンター」の欄で、使いたいプリンターが選ばれているかを確認します。
別のプリンターが選択されていると、印刷が進まないことがあります。
特に、家族で複数のプリンターを使っている場合や、以前に別のプリンターを使ったことがある場合は要注意です。
3. プリンターの電源が入っているか・接続が切れていないか
- プリンターの電源が入っているか
- Wi-Fi（無線）で接続している場合は、接続が切れていないか
- USBケーブルの場合は、しっかり差し込まれているか
このあたりを確認してみましょう。ほんの少しの接続不良でも印刷できなくなることが多いです。
4. 用紙が入っているか・紙詰まりがないか
案外見落としやすいのが用紙の状態です。
- 用紙がセットされていない
- 紙が斜めに入っている
- 紙詰まりが起きている
などの状態だと印刷が止まります。プリンターの用紙トレイや内部をやさしく確認してください。
5. 印刷キュー（印刷待ち）が止まっていないか
印刷がうまく進まないときは、「印刷キュー」が途中で止まっていることがあります。
画面右上のメニューバーからプリンターのアイコンが表示されている場合は、クリックして印刷キューを開き、「一時停止」になっていないか、古い印刷データが詰まっていないかを確認しましょう。
初心者の方でも、この基本的な項目をチェックするだけで印刷できるようになるケースが多いです。
まずは慌てずに、一つずつ確認していきましょう。
困ったらわかる人や専門家に相談
基本のチェックポイントを確認しても問題が解決しない場合や、プリンターの設定そのものが難しく感じることもあると思います。
印刷まわりのトラブルは、ちょっとした設定や接続のズレが原因になっていることも多く、「自分だけで解決するのは不安…」と思うのは自然なことです。
そんなときは、一人で抱え込まず、わかる人に相談するのが一番の近道です。
まずは身近な人に相談してみましょう
家族や職場の人など、パソコンに少し詳しい人が近くにいる場合は、思い切って相談してみましょう。
自分では気づきにくいポイントをすぐに見つけてもらえることがあり、短時間で解決するケースも多いです。
周囲に相談できる人がいない場合は
もし身近に頼れる人がいない場合は、最寄りのパソコン教室や相談窓口に相談するという方法もあります。
初心者向けの教室では、印刷やプリンター設定などの基本的な操作にも丁寧に対応してくれるところが多く、「こんなことで相談していいのかな？」と思うような内容でも気軽に教えてもらえます。
一人で悩み続けるより、誰かに見てもらうことで解決がぐっと早くなることもあります。
Macbookからコンビニで印刷する方法
自宅にプリンターがない場合でも、Macbookで作成した資料やPDFを印刷したい場面はありますよね。
そんなときに便利なのが、コンビニのマルチコピー機を使った印刷（ネットプリント）です。
特別な機器を用意する必要はなく、コンビニで簡単に印刷できます。
ここでは、初心者の方でも迷わないように、Macbookからコンビニで印刷する基本的な方法を紹介します。
コンビニで印刷する流れ（基本の考え方）
コンビニ印刷には大きく分けて2つの方法があります。
- ネットプリントサービスにデータをアップロードする方法
事前にデータを登録して、コンビニで予約番号を入力して印刷する方式です。 - USBメモリにデータを保存して持ち込む方法
Macbookで作ったファイルをUSBに入れて、そのままコンビニで印刷できます。
ネットプリント（オンライン登録）で印刷する方法
各コンビニには専用のオンラインサービスがあります。
基本的な流れは共通しています。
＜ネットプリントを使って印刷する手順＞
- 印刷したいファイルを用意する
Word、PDF、画像など、印刷したいデータをMacbookに保存しておきます。 - コンビニの印刷サービスのWebサイトにアクセス
会員登録不要で使えるサービスも多いので、初めてでも使いやすいです。 - 印刷したいファイルをアップロードする
ファイルを選んでアップロードすると、「予約番号」が発行されます。 - コンビニに行き、コピー機で番号を入力
マルチコピー機の画面で「ネットプリント」などの項目を選び、予約番号を入力します。 - 必要な設定をして印刷
用紙サイズやカラー／白黒を選んで印刷すれば完了です。
USBメモリを使って印刷する方法
ネットプリントが難しい場合や、登録作業が面倒な場合は、USBにデータを保存して持ち込む方法が便利です。
＜USBメモリを使って印刷する手順＞
- Macbookで印刷したいファイルをPDFなどの形式で保存
- USBメモリにコピーする
- コンビニのコピー機で「USBから印刷」を選ぶ
- ファイルを選んで印刷する
とてもシンプルで、ネットにつながっていなくても利用できます。
コンビニ印刷のメリット
- プリンターがなくても手軽に印刷できる
- カラー印刷や写真印刷も可能
- 24時間好きな時に利用できる
ちょっとした資料の印刷や、急に必要になったときにも便利です。
自宅にプリンターがない方でも、コンビニを利用すればMacbookのデータを簡単に印刷できます。
普段あまり印刷をしない人にもおすすめの方法です。
Macbookでの印刷操作をスムーズに
いかがでしたか？
Macbookでの印刷操作を理解しておくことは、日常の作業効率を大きく向上させるポイントです。
まず、基本の操作手順を覚えておくことで、どのアプリでも迷わず印刷画面を開き、必要な設定をすぐに確認できるようになります。
全画面表示でメニューバーが隠れてしまう場合や、プリンターの選択ミスなど、初心者の方がつまずきやすい状況でも、操作の仕組みを理解していれば焦らず対応できます。
また、ショートカットキーを活用することで、マウス操作だけでは時間がかかる印刷手順もスムーズに進められ、作業の効率化につながります。
さらに、印刷できない場合に確認すべき基本ポイントを押さえておくことで、用紙の有無やプリンターの接続状態、印刷キューの状態など、誰でも対応できる問題を自力で解決できるようになります。
こうした基礎知識は、トラブルを未然に防ぐだけでなく、操作に自信を持つことにもつながります。
万が一、自分だけでは解決できない場合も、身近な人やパソコン教室に相談することで安心して対応できます。
さらに、自宅にプリンターがない場合の代替手段として、コンビニでの印刷方法を理解しておくことも大きなメリットです。
ネットプリントサービスやUSBを使った印刷方法を知っていれば、急に資料が必要になった場合や、外出先での印刷もスムーズに行えます。
コンビニ印刷は手軽で、カラー印刷や写真印刷も可能なため、Macbookで作成した資料を活用する幅が広がります。
これらの操作方法やポイントを理解しておくことで、Macbookでの印刷に関する不安を減らし、作業を効率的かつ快適に進められるようになります。
基本操作からトラブル対応、外部印刷サービスの活用まで、今回紹介した内容を押さえておくことは、日常的な資料作成や印刷作業をストレスなく行うための重要なスキルと言えるでしょう。
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