今回の記事はExcel(エクセル)のTEXT(テキスト)関数の使い方について紹介します。
TEXT関数は、数値や文字列に表示形式を指定して文字列に変換して結果を返すことができる関数です。
日付から曜日を取得して同時に表示形式を指定することができる便利な関数です。
ぜひ参考になさってください。
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TEXT関数とは?構文はこちら
「TEXT関数」は、数値や日付を指定した形式で文字列に変換するための関数です。
TEXT関数を使うことで、データをわかりやすい形式で表示したり、自分で設定した形式で表示することができます。
特に、数値の表示形式や日付の書式を調整したい場合に便利な関数です。
TEXT関数の構文
=TEXT(値 , 表示形式)
値 | 表示形式を設定したい値 |
表示形式 | 値に設定したい表示形式 |
このようになっており、表示形式を設定したい値が入力されたセルを参照して、表示形式を入力します。
この時、設定したい表示形式をダブルクォーテーションで囲んで入力するのがポイントです。
また、「値」はセル参照をしたり、関数や数式を入力することができます。
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TEXT関数 日付や曜日の表示を変える
日付に対応する曜日を表示する
- 半角入力モードで「=TEXT( 」となるように入力する
- セル【A2】をクリックする
- 半角カンマを入力する
- 「"aaa"」と入力する
- 「Enter」を押して確定する
TODAY関数で求めた日付の表示を変える
- 半角入力モードで「=TEXT( 」となるように入力する
- 「=TODAY()」と入力する
- 半角カンマを入力する
- 「"m月d日"」と入力する
- 「Enter」を押して確定する
設定する表示形式を変更すると他の表示も可能です。
日付に関する表示形式の一例
例えば2025年4月1日の値に表示形式を設定した場合
表示形式 | 結果 |
yy | 25 |
yyyy | 2025 |
yyyy年 | 2025年 |
g | R |
gg | 令 |
ggg | 令和 |
e | 7 |
ee | 07 |
ggge年 | 令和7年 |
m | 4 |
mm | 04 |
m月 | 4月 |
d | 1 |
dd | 01 |
d日 | 1日 |
aaa | 火 |
(aaa) | (火) |
aaaa | 火曜日 |
mmm | Apr |
mmmm | April |
ddd | Tue |
dddd | Tuesday |
このようになります。
組み合わせて設定することで様々な表示をすることが可能です。
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TEXT関数で数値の表示を変える
桁区切りを設定する
桁区切りを設定する場合は、表示形式に「"#,###"」と指定します。
通貨表示を設定する
通貨表示を設定する場合は、表示形式に「"¥#,###"」と指定します。
桁区切り+「円」で表示する
1,000円のように「円」表示を追加したい場合は、表示形式に「"#,###円"」と指定します。
数値に関する表示形式の一例
数値 | 表示形式 | 結果 |
12345 | #,### | 12,345 |
12345 | ¥#,### | ¥12,345 |
12345 | #,###円 | 12,345円 |
123.456 | 0 | 123 |
123.456 | 0.00 | 123.46 |
0.12345 | 0% | 12% |
0.12345 | 0.00% | 12.35% |
123 | 000000 | 000123 |
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引数に数式を活用する
TEXT関数の引数「値」には、関数や数式を指定することも可能です。
下記の例では、引数「値」にSUM関数を入力し、その結果に表示形式を指定しています。
文字列と結合した活用方法
TEXT関数の応用の使用法として、文字列と結合することも可能です。
※文字列を繋げる場合は、
- 文字列をダブルクォーテーションで囲む
- 間に「&」を入力する
この方法で行うことが可能です。
ユーザー定義の違いと使用の注意点
TEXT関数は、表示形式を指定することができる便利な関数ですが、TEXT関数を使わなくても表示方法を指定することができます。
表示形式の「ユーザー定義」の設定です。
この2つには明確な違いがありますので、使用の際に違いを理解しておくと良いでしょう。
セルへの表示形式の設定をするか、しないか
TEXT関数でも、ユーザー定義でも表示形式を設定することができます。
この2つには
- TEXT関数は表示形式を指定して結果を文字列として返す
- ユーザー定義は、セルに入力されたデータに表示形式の設定をする
このような違いがあります。
結果的に表示される見た目に違いはありませんが、TEXT関数は関数の結果を文字列に変換します。
そのため、セルの表示形式は変更されません。
一方、ユーザー定義は入力されているデータはそのまま、表示形式で見た目だけを変えることができます。
そのため、セルの表示形式の設定自体を変更する方法となります。
ただし、ユーザー定義で設定した表示形式は、セルのデータを削除しても設定だけ残りますので、表示形式を「標準」に戻さないと次に入力したデータの表示がおかしい…という状況になることも。
TEXT関数の場合は、セルの設定は行っていないため、TEXT関数を入れたことによる設定の変更は行われません。
このように、あくまでもTEXT関数は文字列として結果を返すというポイントを押さえて使う必要があります。
TEXT関数の結果は数式で使えない
TEXT関数の結果は文字列として扱われるため、計算には直接使用できません。
そのため、下記のようにTEXT関数で求めた結果を使って計算をしても、文字列は計算できないため正しい結果が表示されません。
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