
エクセルを使っていて、「ブックという言葉を見かけたけれど、何のことかよく分からない」「ファイルやシートとは何が違うの?」と困ったことはありませんか?
エクセルでは、普段あまり聞きなじみのない言葉が使われることがあります。
操作説明を見ても、「ブックを保存する」「別のブックを開く」などと書かれていると、「ブックって何?」と戸惑ってしまう方もいるでしょう。
しかし、「ブック」が何を指す言葉なのか、ファイルやシートとどのような違いがあるのかを理解しておけば、エクセルの操作説明を読んだときにも内容を理解しやすくなります。
また、複数のファイルやシートを扱うときにも、今どの単位で操作しているのかを判断しやすくなるため、安心してエクセルを使えるようになるでしょう。
そこで今回の記事では、エクセルの「ブック」とは何か、ファイルやシートとの違い、「ブック」という言葉が使われる場面についても紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
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エクセルの「ブック」とは何?

エクセルを使っていると、「ブック」という言葉を見かけることがあります。
しかし、普段は「エクセルのファイル」と呼ぶことが多いため、「ブックとは何のこと?」と疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは、エクセルにおける「ブック」の基本的な意味と、ブックとシートの関係について解説します。
ブックはエクセルで作成する1つのデータ
エクセルにおけるブックとは、1つのエクセルファイル全体のことです。
たとえば、「売上管理.xlsx」という名前で保存した場合、この「売上管理.xlsx」が1つのブックにあたります。
パソコンでは、文書や画像、PDFなど、保存されているデータをまとめて「ファイル」と呼びます。
一方、エクセルでは、エクセルで作成した1つのファイルを「ブック」と呼びます。
そのため、エクセルを使っていると、
- 新しいブックを作成する
- ブックを保存する
- 別のブックを開く
といった表現が使われます。
ただし、「ブック」と「ファイル」はまったく別のものではありません。
エクセルのブックも、パソコンに保存される1つのファイルです。
そのため、普段の会話などで「エクセルファイル」と呼んでも間違いではありません。
むしろ、「ブック」よりも「ファイル」のほうが聞きなじみがある方も多いでしょう。
ただし、エクセルの機能や操作を説明する際には、「ブック」という言葉が使われることがあります。
そのため、「ブック=エクセルで作成する1つのファイル」と理解しておくと、エクセルの操作説明も分かりやすくなります。
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1つのブックには複数のシートを入れられる

1つのブックの中には、複数のシートを入れることができます。
例えば、「売上管理.xlsx」というブックの中に、次のようなシートを作成できます。
- 1月
- 2月
- 3月
この場合、「売上管理.xlsx」全体がブックで、その中にある「1月」「2月」「3月」がそれぞれシートです。
イメージとしては、1冊のノートを思い浮かべると分かりやすいでしょう。
- ブック:ノート1冊全体
- シート:ノートの中の1ページ1ページ
エクセルでは、1つのブックに複数のシートを作成し、それぞれのシートに異なる内容を入力できます。
例えば、家計簿を作成する場合、「食費」「光熱費」「通信費」のように項目ごとにシートを分けたり、「1月」「2月」「3月」のように月ごとにシートを分けたりすることもできます。
このように、関連する複数のデータを1つのエクセルファイルにまとめて管理できるのが、ブックの特徴です。
なお、ブックを新しく作成したときは、最初からシートが1枚用意されています。
必要に応じてシートを追加したり、不要になったシートを削除したりすることも可能です。
つまり、エクセルでは、ブックという大きなまとまりの中に、1枚または複数のシートが入っていると考えると、その関係を理解しやすいでしょう。
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「ブック」と「ファイル」の違い
エクセルを使っていると、「ブック」と「ファイル」という2つの言葉を目にすることがあります。
どちらも同じものを指しているように感じるかもしれませんが、本来の意味には違いがあります。
ここでは、それぞれの言葉が何を指すのかを確認しながら、「エクセルファイル」と「ブック」の関係について解説します。
ファイルとはパソコンに保存されるデータのこと

ファイルとは、パソコンに保存されるデータのことです。
例えば、パソコンには次のようなさまざまなファイルがあります。
- エクセルで作成した表
- Wordで作成した文書
- 写真や画像
- 音楽や動画
このように、パソコンに保存されているデータは、基本的に「ファイル」と呼ばれます。
例えば、「売上管理.xlsx」というデータを保存した場合、このデータはパソコン上では1つのファイルです。
「.xlsx」はエクセルのファイル形式を表す拡張子で、ファイル名の末尾に付いています。
つまり、「ファイル」はエクセルだけで使われる言葉ではありません。
Wordや画像、PDFなども含めて、パソコンに保存されるさまざまなデータを広く指す言葉です。
そのため、「ファイルを開く」「ファイルを保存する」といった表現は、エクセル以外のソフトでも使われています。
ブックとはエクセルで使われるファイルの呼び方
一方、ブックはエクセルで作成する1つのファイルを指す言葉です。
例えば、「売上管理.xlsx」というエクセルのデータがある場合、これはパソコン上では「ファイル」ですが、エクセルでは「ブック」と呼ばれます。
つまり、同じデータでも、どのような視点で呼ぶかによって言葉が異なります。
| 呼び方 | 意味 |
| ファイル | パソコンに保存されるデータ全般 |
| ブック | エクセルで作成する1つのファイル |
「ファイル」はエクセル以外のデータにも使われる広い言葉で、「ブック」はその中でもエクセルで作成したファイルを指す呼び方と考えると分かりやすいでしょう。
なお、ブックの中には1枚以上のシートを入れることができます。
そのため、エクセルでは「ブック」という単位と、その中にある「シート」を区別して考えます。
「エクセルファイル」と呼んでも間違いではない
ここまで読むと、「エクセルでは『ファイル』ではなく、必ず『ブック』と呼ばなければならないの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、エクセルで作成したブックは、パソコンに保存される1つのファイルでもあるため、「エクセルファイル」と呼んでも間違いではありません。
例えば、次の表現は、どちらも基本的には同じものを指しています。
- エクセルファイルを開く
- エクセルのブックを開く
また、普段の会話では「ブック」よりも「ファイル」という言葉のほうが聞きなじみがある方も多いでしょう。
そのため、エクセルの操作について説明する際も、「ファイル」という言葉を使うこと自体は不自然ではありません。
ただし、エクセルの画面や操作説明、機能の名称などでは、「ブック」という言葉が使われることがあります。
そのようなときに迷わないためにも、「ブックはエクセルで使われる呼び方で、パソコン上では1つのファイルでもある」と理解しておくとよいでしょう。
つまり、「ファイル」と「ブック」は完全に別のものではありません。
本来の意味には違いがありますが、エクセルで作成したデータについては、日常的に「エクセルファイル」と呼んでも問題ありません。
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「ブック」と「シート」の違い

エクセルを使っていると、「ブック」と「シート」という言葉がよく使われます。
どちらもエクセルのデータに関係する言葉ですが、指しているものは異なります。
簡単にいうと、ブックはエクセルファイル全体、シートはそのブックの中にある1枚ごとのページです。
ここでは、それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
ブックはエクセルファイル全体を指す
ブックとは、エクセルで作成する1つのファイル全体を指す言葉です。
例えば、「売上管理.xlsx」というエクセルファイルを作成した場合、「売上管理.xlsx」全体が1つのブックにあたります。
このブックの中には、データを入力するための「シート」が入っています。
ブックを新しく作成したときには、最初からシートが1枚用意されており、必要に応じてシートを追加することもできます。
例えば、「売上管理.xlsx」というブックの中に、「1月」「2月」「3月」という3枚のシートを作成した場合は、次のような関係になります。
・売上管理.xlsx:ブック
・1月:シート
・2月:シート
・3月:シート
このように、ブックは複数のシートをまとめる大きな単位です。
エクセルで表を作成していると、画面下部に「Sheet1」などの名前が表示されています。
これはブックの中にあるシートの名前です。
シートを追加すると、1つのブックの中に複数の表やデータをまとめて管理できるようになります。
そのため、エクセルファイル全体を指す場合は「ブック」、その中にある個々のページを指す場合は「シート」と考えると分かりやすいでしょう。
シートはブックの中にある1枚ごとのページ
シートとは、ブックの中にある1枚ごとの作業ページのことです。
エクセルでは、表や計算式などのデータを実際に入力する場所がシートです。
1つのブックの中にシートを1枚だけ入れることもできますが、複数のシートを追加して、内容ごとに分けることもできます。
例えば、1年間の売上を管理する場合、次のように月ごとにシートを分けることができます。
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
この場合、「1月」や「2月」などのそれぞれがシートで、それらをすべてまとめている「売上管理.xlsx」がブックです。
また、月ごとだけでなく、内容に応じてシートを分けることもできます。
例えば、家計を管理するブックであれば、「収入」「食費」「光熱費」など、それぞれの項目ごとにシートを作成することも可能です。
ただし、シートはそれぞれ別のエクセルファイルではありません。
複数のシートを作成しても、すべて同じブックの中に入っています。
つまり、ブックとシートの関係は、1冊のノートとその中のページのようなものです。
- ブック:ノート1冊全体
- シート:ノートの中にある1ページごとの部分
このように考えると、ブックとシートの違いを理解しやすいでしょう。
エクセルで「ブック」という言葉が使われる場面
「ブック」という言葉は、普段の会話ではあまり使わないかもしれません。
しかし、エクセルを操作していると、新しいファイルを作成したり、保存したりするときなど、さまざまな場面で「ブック」という言葉が使われます。
ここでは、実際にどのような場面で「ブック」という言葉が登場するのかを見ていきましょう。
新しいブックを作成するとき
エクセルを起動して、新しく表や資料を作成するときには、新しいブックを作成します。
例えば、エクセルを開いたときに表示される「空白のブック」を選択すると、新しいエクセルファイルを作成できます。
この「空白のブック」は、何も入力されていない新しいエクセルファイルのことです。
表や計算式などを入力する前の、まっさらな状態のブックが用意されます。
つまり、普段「新しいエクセルファイルを作る」と考えている操作は、エクセルでは「新しいブックを作成する」ということです。
また、すでに作成されているファイルをもとに新しいデータを作成する場合でも、新しいブックとして作成して保存できます。
「ブック」という言葉を見かけたときは、まずはエクセルで作成する1つのファイルを指していると考えると、意味を理解しやすいでしょう。
ブックを保存・閉じるとき
エクセルで作業した内容をパソコンに保存するときも、ブックという単位で扱われます。
例えば、表にデータを入力したあとに保存すると、その内容を含んだブックが1つのエクセルファイルとして保存されます。
1つのブックの中に複数のシートがある場合でも、それぞれのシートを別々に保存するわけではありません。
複数のシートをまとめたブック全体が、1つのファイルとして保存されます。
例えば、「1月」「2月」「3月」という3枚のシートがある場合でも、それらをまとめて「売上管理.xlsx」という1つのブックとして保存できます。
また、作業が終わってエクセルを閉じるときにも、保存するかどうかを確認する場面があります。
このときも、実際には作業していたブックを保存して閉じることになります。
このように、エクセルではシート単位ではなく、ブック全体を1つのデータとして保存・管理するのが基本です。
複数のブックを開いて作業するとき
エクセルでは、複数のブックを同時に開いて作業することもできます。
例えば、次のような2つのエクセルファイルを開いている場合を考えてみましょう。
- 売上管理.xlsx
- 顧客一覧.xlsx
この場合、「売上管理.xlsx」と「顧客一覧.xlsx」は、それぞれ別のブックです。
複数のブックを開くと、一方のブックに入力されているデータを確認しながら、もう一方のブックで作業することもできます。
また、別のブックにデータをコピーしたり、複数のブックを比較したりすることも可能です。
このような場面では、「シート」ではなく「ブック」という言葉が使われることで、別々のエクセルファイル同士を区別できます。
例えば、「別のブックを開く」といった場合は、現在作業しているブックとは別のエクセルファイルを開くという意味です。
エクセルの操作説明で「ブック」という言葉が出てきた場合は、難しく考える必要はありません。
基本的には、「今使っているエクセルファイル」または「別のエクセルファイル」と置き換えて考えると、操作内容を理解しやすくなるでしょう。
エクセルの「ブック」を理解して操作をスムーズに
いかがでしたか?
エクセルにおける「ブック」とは、エクセルで作成する1つのファイル全体を指す言葉です。
普段は「エクセルファイル」と呼ぶことが多いため、「ブック」という言葉に聞きなじみがない方もいるかもしれません。
しかし、エクセルの画面や操作説明では「新しいブックを作成する」「ブックを保存する」など、「ブック」という言葉が使われる場面があります。
そのため、基本的な意味を理解しておくと、操作説明を読んだときにも内容を把握しやすくなります。
なお、「ファイル」と「ブック」は完全に別のものではありません。
ファイルはパソコンに保存されるデータ全般を指す言葉であり、ブックはその中でもエクセルで作成したファイルを指す呼び方です。
そのため、普段の会話などで「エクセルファイル」と呼んでも間違いではありません。
「ブック」という言葉が出てきたときに、エクセルファイルのことだと理解できれば十分です。
また、ブックとシートの違いを理解しておくことも大切です。
ブックはエクセルファイル全体を指し、その中にある1枚ごとの作業ページがシートです。
複数のシートを作成しても、それぞれが別のファイルになるわけではなく、すべて同じブックの中にまとめられます。
この関係を理解しておけば、シートの追加や削除、複数のブックを開いて作業するときにも、どの単位で操作しているのかを判断しやすくなるでしょう。
エクセルでは、似たような言葉でも指している範囲が異なることがあります。
「ブック」「ファイル」「シート」の意味と関係を押さえておくことで、操作の基本をより理解しやすくなります。
特に、今後エクセルの機能や操作方法を調べる際に「ブック」という言葉が出てきても迷わず、「エクセルファイル全体を指している」と考えられるようになるでしょう。
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