エクセル・VBA

Excel(エクセル)で飛び飛びのセルを足し算する方法|四則演算・関数の活用

エクセル 飛び飛びのセル範囲を足し算する方法

エクセルで足し算をしようとしたとき、「隣り合っていないセルをどうやって合計すればいいのかわからない」「離れたセルを1つずつ足していくのは面倒」と感じたことはありませんか?

実は、こうした飛び飛びのセルの合計は、やり方さえ知っていれば簡単にできるようになります。

しかも、状況に応じて使える方法がいくつかあり、それぞれに便利な特徴があります。

この合計方法をうまく使いこなせるようになると、面倒な集計作業もスムーズに行えるようになり、作業効率もアップします。

実務や日常業務の中で、「このセルとこのセルだけ合計したい」といった場面は意外と多いものです。

そこで今回の記事では、「飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法」から、「関数を使った効率的な集計方法」までをやさしく丁寧に解説します。

ぜひ参考になさってください。


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エクセルで飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法

エクセルで足し算をしたいとき、隣り合ったセルだけでなく、間が空いている「飛び飛びのセル」を合計したい場合があります。

そんなときでも、エクセルでは簡単に足し算ができます。

ここでは、まず「数式を使って自分で入力する方法」、次に「SUM関数を使って合計する方法」の2つを紹介します。

数式を使った直接入力での足し算

エクセルのセルに「=」から始めて、自分で足し算の式を作る方法です。

とてもシンプルですが、正しい入力の仕方を知っていないと、うまく計算されません。

下記の例を見てみましょう。

「りんご」「ぶどう」「もも」の売上だけを合計したい場合、売上は【B2】、【B4】、【B6】にあります。

合計を表示したいセルをクリックし、「=B2+B4+B6」と入力したら「Enter」キーを押して確定します。

エクセルで飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法

 

これで、選んだ3つのセルの合計が表示されます。

エクセルで飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法

★Point★

数式は必ず「=」から始めます。

飛び飛びのセルを「+(プラス)」でつないでいきます。

間違えて違うセルを入れてしまっても、修正できます。


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SUM関数を利用した飛び飛びのセルの合計

飛び飛びのセルの足し算は「SUM関数」でも可能です。

SUM関数の構文は

=SUM(数値1, 数値2, ...)

このようになっています。

飛び飛びのセルを半角のカンマで区切って指定できます

下記の例を見てみましょう。

「りんご」「ぶどう」「もも」の売上(セル【B2】、【B4】、【B6】)を合計するには、次のように入力します。

合計を表示したいセルをクリックし、「ホーム」タブの「編集」グループにある「オートSUM」(Σのマーク)ボタンを押します。

エクセルで飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法

 

セル【B2】をクリックします。

エクセルで飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法

 

「Ctrl」キーを押しながら、セル【B4】をクリックします。自動的に半角カンマが入力されます。

エクセルで飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法

 

同様に、「Ctrl」キーを押しながら、セル【B6】をクリックします。数式が入力出来たら「Enter」キーを押して確定します。

エクセルで飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法

 

これで、指定した3つのセルの合計が表示されます。

エクセルで飛び飛びのセルを足し算する基本的な方法

 

SUM関数のメリット

飛び飛びのセルもカンマで区切るだけで簡単に指定できます。

セルの数が多くても、見やすく整理しやすいです。

セルの位置が変更されたときでも、自動で追従するので便利です。


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SUM関数で飛び飛びのセル範囲を足し算する方法

エクセルでは、離れたセルだけでなく、複数の「連続したセル範囲」もまとめて足し算することができます。

しかも、これらを組み合わせて使えば、飛び飛びの「範囲」を合計することも可能です。

ここでは、ドラッグ操作で範囲を選ぶ方法と、キーボードを使って効率よく範囲選択する方法の2つを紹介します。

ドラッグして複数のセル範囲を足し算する

SUM関数で、複数の連続したセル範囲を足し算したい場合は、引数で足したいセル範囲をドラッグ操作で指定します。

2ヶ所目の範囲は、「Ctrl」キーを押しながらドラッグして選択すると、複数の連続したセル範囲を合計することができます。

「Shift」キーを使った範囲選択の方法

複数の連続したセル範囲を選択する際、広範囲の場合、ドラッグ操作が難しく感じることがあると思います。

そういった場合は、「Shift」キーを使った連続したセル範囲の選択方法を使ってみましょう。

「Shift」キーを使ったセル範囲の選択方法では、まず最初に選択の開始位置となるセル(例えば左上のセル)を選択します。

次に、「Shift」キーを押しながら選択する範囲の終わりのセル(例えば右下のセル)をクリックします。

これで、開始位置から「Shift」キーを押しながらクリックしたセルまでの範囲を一気に選択することができます。

2ヶ所目の範囲は、「Ctrl」キーを押しながら開始位置のセルをクリックし、次に「Shift」キーを押しながら選択する範囲の終わりのセルをクリックします。

 

「Ctrl」+「Shift」+「方向キー」を使った範囲選択の方法

複数の連続したセル範囲を選択する際、「Shift」キーを使った範囲選択も有効ですが、スクロールが必要になるような連続した範囲を選択する場合は、さらにいい方法があります。

そういった場合は、「Ctrl」+「Shift」+「方向キー」を使った方法で連続したセル範囲の選択してみましょう。

この方法では、まず最初に選択の開始位置となるセル(例えば一番上のセル)を選択します。

次に、「Ctrl」キーを押しながら「Shift」キーを押し、さらに方向キーの「↓」を1回押します。

これで、開始位置からデータが入力された連続したセル範囲を一気に選択することができます。

2ヶ所目の範囲は、「Ctrl」キーを押しながら開始位置のセルをクリックし、次に「Ctrl」キーを押しながら「Shift」キーを押し、さらに方向キーの「↓」を1回押します。

※「Ctrl」キーと「Shift」キーは押したままでOKですが、方向キーは1回押したらすぐに離すのがポイントです。


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条件付きで飛び飛びのセルを合計する方法

エクセルでは、「特定の条件に当てはまるデータだけを合計したい」という場面もよくあります。

たとえば、「科目がExcelの試験回数だけを足したい」といった場合です。

このように「条件に一致するセルだけを合計する」には、SUMIF関数を使うのが便利です。

下記の例を見てみましょう。

ExcelとWord、それぞれの合計の試験回数を右の表に集計します。

1行おきに飛び飛びになっていますが、SUMIF関数を使えば簡単に集計することができます。

条件付きで飛び飛びのセルを合計する方法

 

セル【G2】に「=SUMIF($B$2:$B$7,F2,$C$2:$C$7)」となるように入力し、「Enter」キーを押して確定します。

セル【B2:B7】の範囲(科目の範囲)からセル【F2】のデータ(Excel)を探し、セル【C2:C7】の範囲(試験回数の範囲)からExcelの回数だけを足し算するという意味の数式になります。

※この後、下のセルに数式をコピーするため、科目の範囲と試験回数の範囲はそれぞれ固定する必要があります。

条件付きで飛び飛びのセルを合計する方法

 

これで、表の中からExcelの回数だけを足し算することができました。

この数式を下のセルにオートフィルでコピーします。

条件付きで飛び飛びのセルを合計する方法

 

これで、Wordの試験回数も集計することができました。

条件付きで飛び飛びのセルを合計する方法

★ポイント・コツ★」

  • 条件(この例では「Excel」や「Word」)をセルで指定することで、数式を簡単にコピーできます。
  • 試験回数が「飛び飛びのセル」にあるように見えても、条件に一致する行を自動で見つけてくれるので安心です。
  • データが増えたときにも、SUMIF関数は自動で条件に合うセルを探してくれるため、手間がかかりません。

飛び飛びのセルの合計方法まとめ

いかがでしたか?

エクセルで「飛び飛びのセルを合計する」方法をいくつか覚えておくと、表の作成や集計作業がぐっと効率的になります。

今回紹介した方法は、どれも場面に応じて使い分けることで、ミスを減らし、作業時間の短縮にもつながります。

セルを「+」でつないで直接入力する方法は、扱うセルの数が少ないときに手軽でシンプルです。

一方で、セルの数が多くなると管理が難しくなりやすいため、数式が長くならないように注意が必要です。

SUM関数を使えば、連続したセル範囲を「:(コロン)」でまとめ、さらに「,(カンマ)」で複数の範囲を同時に指定できるので、効率的で見やすい式を作成できます。

特にデータが多い表では、キーボードやマウスを使った範囲選択と組み合わせることで、さらに操作がスムーズになります。

また、条件に合ったデータだけを合計したい場合は、SUMIF関数が非常に便利です。

たとえば「Excelのデータだけを合計したい」「特定の月の売上だけを集計したい」といったような条件付きの集計にも柔軟に対応できるため、実務での使用頻度も高い関数です。

こうした複数の方法を理解しておくことで、「どの方法を使うと最も簡単で正確か」を自分で判断できるようになります。

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