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近年、起業家に占める女性の割合は約20%まで増加しました。
しかし未だに男性の起業家よりは数が少なく、起業を志す女性のロールモデルとなる女性起業家は多くありません。
そのため起業をしたいものの、どうすればよいかわからないという女性は多いです。
そこで今回は起業への意欲はあるものの、職種に迷っている女性に向けて、おすすめの職種を紹介していきます。
女性が起業する職種を選ぶ前にするべきこと
女性が起業する職種に選ぶ前にするべきなのは、起業する目的を明確にすることです。以下の例のように、起業には様々な目的があります。
- お金をたくさん稼いで良い暮らしがしたい
- 自分の興味があることを仕事にしたい
- 自分の裁量で自由に仕事をしたい
- 自分のスキルや経験を活かしたい
目的と選ぶ職種が合っていなければ、目的の達成は難しいです。
たとえばお金をたくさん稼いで良い暮らしがしたい方が、個人でカフェ経営を行うのは、良い選択ではありません。
自分の起業の目的と明確にしたうえで、その目的を達成できる職種を選びましょう。
タイプ別で考える起業アイデア
起業したいけど、自分に合っているものがわからない。
具体的なアイデアが浮かばない。
子育てしながらでもできるか心配。
起業したいと考えても、一歩目がなかなか進まないあなたに、起業のアイデア10選をご紹介します。
時間・場所・スキルなど個々の事情に合わせてタイプ別にまとめました。
起業のヒントが欲しい方はこちらの記事をご覧ください。
起業したい女性におすすめアイデア10選|タイプ別でわかりやすく分類
女性による起業の5つのパターン
女性による起業には主に5つのパターンがあります。
プチ起業
働く女性や、子育てや家事に時間を取られる女性に多いのがプチ起業です。
マイペースに自分の好きなことを仕事にできるため、新しい起業スタイルとして注目を集めています。また週末のみに事業を行う週末起業も人気です。
個人事業(自営業)
個人事業主は、税務署に開業届けを提出した人を指します。
個人事業主の社会的信用度は低いです。また税制上の優遇措置はなく、利益が大きくなると、法人に比べて不利になります。
以前は会社を辞めて個人事業主になってから事業を行う女性が多かったですが、現在は副業やプチ起業をして事業がうまくいってから個人事業主になるケースが多いです。
法人化
個人事業主として事業を行い、軌道に乗ると多くの方が法人化を選択します。法人化すると社会的信用度が高まり、個人事業主よりも節税の余地も生まれるからです。
なお起業するにあたって最初から法人の設立を検討する方もいますが、おすすめしません。
法人化は資本金1円で、従業員は自分のみでも、登記費用約25万円を支払えば法人化することは可能です。
しかし利益が少ないと税制上不利になります。
代理店業務
保険会社などの代理店制度を利用して、代理店として起業する方もいます。
資格があればすぐに事業をはじめることができ、保険会社の知名度を利用できるため、最初から売上を獲得しやすいです。
経営ノウハウや販促ツールを提供してくれる会社が多く、未経験者からでもはじめることができます。
フランチャイズ
フランチャイズは本部にロイヤルティを納めて、商標利用権や経営ノウハウ、販売システムを提供してもらう仕組みです。
フランチャイズは個人で起業する場合の2倍以上も5年後生存率が高いため、低リスクで起業したい方におすすめします。
個人事業主として起業する場合、知名度を獲得するまで事業が安定しないことが多いです。
しかしフランチャイズなら比較的簡単に事業が安定します。
女性の起業におすすめの職種ランキングトップ5
女性の起業におすすめの職種をランキング形式で5位まで紹介します。
1位:サロン
ネイリストやエステティシャンなど、女性からの需要が大きい美容サロン。
女性であることを最大限活かすことができる職種です。お店の規模次第では、自宅を開放して利用することができます。
サロンにもいくつかの種類があります。自分に合ったものを選択しましょう。
ただし種類によっては資格が必要な場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。
またサロンはフランチャイズを行なっている会社も多いため、フランチャイズを利用して開業することも可能です。
美容系は得意でも、マーケティング等に自信がない方はフランチャイズの利用をおすすめします。
2位:自宅教室
女性は男性よりも人当たりがよく、人の気持ちを理解する能力に長けています。そのため人に何かを教えることに向いている方が多いです。
人に教えるのが好きな方には、自宅を利用して低コストで始められる自宅教室をおすすめします。
自宅教室にも「着付け教室」や「料理教室」から「英語教室」「パソコン教室」など様々な種類があります。
自分の得意を生かせる自宅教室を見つけましょう。
なお自宅教室にもフランチャイズを提供している会社が多いです。
低リスクで起業をしたい女性は利用を検討してください。
自宅教室のメリット・デメリットは?
自宅がそのまま職場になり、家庭と仕事の両立がしやすいことでも人気の自宅教室。
低コストも魅力のひとつですが、当然デメリットもあります。
自宅教室のメリットとデメリットの両面をご確認ください。
併せて自宅で開業する際の注意点についても別の記事でまとめました。
自宅教室に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
女性が自宅で開業するメリットとデメリット!自宅開業の注意点は?
3位:ショップ経営
以前は店舗を持つことが当たり前だったショップ経営ですが、近年はインターネットの発達で誰でもオンラインショップを作れるようになりました。
オンラインショップの経営は、プチ起業を考ええている人にぴったりです。
なお自分でハンドメイド作品などを作成して販売する場合と、セレクトショップのように既製品を販売する場合があります。
英語サイトから商品を購入する日本人は少ないため、海外の商品であれば、比較的簡単に差別化可能です。
4位:カフェ経営
内装やインテリア、コンセプトなどにセンスを活かすことができるカフェ経営は女性の起業家に人気の職種。
ドッグカフェや薬膳カフェ、絵本カフェ、おもちゃカフェなど、ユニークなコンセプトのカフェが人気です。
なおカフェ経営は、これまで紹介してきた職種よりも難易度が高いです。カフェ経営は初期費用に500万円程度かかることが多いうえ、毎月の固定費もかかります。また集客を行い、リピーターを獲得するのは簡単ではありません。
とりわけカフェ経営への意欲が高い女性以外は、他の職種を選ぶことをおすすめします。
5位:ネットビジネス
アフィリエイトやドロップショッピング、WEBライターなどのネットビジネスも低リスクではじめることができるためおすすめです。
アフィリエイトやドロップショッピングでは扱うことができる商品が限られています。
WEBライターも自分が興味のない記事を扱うことが多いです。ネットビジネスは自分の好きなことを仕事にするという点では、他の職種に劣ります。
しかしネットビジネスは、ほとんどコストをかけずにはじめることができるため、非常に低リスクです。
そのうえ一度収入を得る仕組みができれば、収入を徐々に増やしていくことができます。
成功するためのポイントは要確認
起業した人すべてが成功するわけではありません。
しかし、成功のポイントをしっかりおさえることで、成功した人間の一人になることに近づくでしょう。
成功のポイントは、実際に成功した人の例から学べます。
また、自分の経験や立場を最大限に活用してチャンスをつかみましょう。
詳しくは別の記事にまとめました。
成功する7つのポイントが知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
そもそも女性は起業に向いている
起業家として活躍しているのは男性の割合がまだまだ多いのも事実です。
入社して優秀なポストに就きやすいのも男性が多いでしょう。
企業によって女性は結婚・出産で退社・休職する人が多いと見られていることもあります。
前線に送り込まれる男性よりも、女性は後方支援を任されることも多く、結果的にビジネスへのノウハウが少ないことも考えられます。
ただし、女性ならではの着眼点や感性、気配りといった能力は、男性よりも遥かに優れているものです。
これらは起業家にも必要な要素であり、気配りができる女性は新しい顧客をつかみやすいといえるでしょう。
また、「起業が夢だったからとりあえずやってみよう」という漠然とした発想を持ちやすいのが男性の特徴ともいえます。
現実的な考えを持っている女性は、分からないことをしっかりとリサーチし、何が自分に足りていないのか把握して勉強を始める人も少なくありません。
起業する上で分からないことを理解できているのも強みの一つです。
起業家5人に1人は女性
女性の起業家も増加し、女性が社会進出することが当たり前になってきました。
しかし、まだまだ「女性だから」という性別だけで判断する人がいるのも現実です。
「女性」は、「男性」より劣っているのでしょうか。決してそうではありません。
むしろ「女性だからこそ」と言える、男性にはない強みがあります。
女性の強みを生かした起業でビジネスを成功させましょう。
女性の強みについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
起業する女性にはどんな種類が向いているのか?
女性が起業する上で、どのような種類が向いているのかみていきましょう。
ネイルサロンやエステなどの美容系
女性特有の美的感覚を活かし、ネイルサロンやエステを開業することができます。
自身がネイルやエステをよく利用して、美にこだわりを持っている人ならすでに知識を持っているので、自分ならこういうお店を作りたいとコンセプトが出来ているものです。
起業には何をやりたいかというコンセプトがとても大切なので、普段から自分で取り入れていることはビジネスにしやすいといえます。
ただし、ネイルサロンやエステといった対面式のビジネスはどうしても店舗を持つことを考えてしまいます。
店舗を持つと家賃が発生しますし、人を雇うと人件費が発生します。
そこで、美容系の開業を目指すなら出張型のサービスや自宅を開放して行うビジネスにすると経費を抑えることが可能です。
女性の美を意識したビジネスは他にも種類があるので自分が得意な分野を選んでみましょう。
インターネットビジネス
インターネットビジネスはコストを抑えて起業できるメリットがあります。
種類も複数ありますが、初期費用もほとんどかからず必要ありませんし、パソコンとネット環境さえあれば自宅で仕事をすることができます。
アフィリエイト広告
自身でSNSなどのツールを活用し、クライアントの商品やサービスを紹介して、それが収入につながった場合に報酬を受け取ることができます。インターネットビジネスにおいてもっともメジャーでありながら、とても簡単にできる仕組みになっています。コツコツ型の人に向いていますが、低リスクで運営できるのが魅力といえます。
ネットショップ
24時間で日本全国に商品を販売できるのが魅力のネットショッピングです。こちらも自宅で起業できます。商品を手元に用意する必要はありますが、ネットショップを代行する形だと商品を用意しなくても大丈夫です。商品のチェックや発送手続きを済ませて伝票を発行し、いかに集客を上げるかに集中することができます。
フリーランス
フリーランスは会社に属せず、プロジェクト単位で自分の好きな時間に働くスタイルになります。
主にプログラマーやグラフィックデザイナー、ライター、カメラマンなど、女性独特の感性を活かして高収入も期待できます。
フリーランスは自宅をオフィスにできるのと、時間に縛られないスタイルがメリットといえるでしょう。
実績を積めば大きな案件に携わることができるのも魅力です。
主婦が開業するならおすすめの業種
インターネットビジネスは、女性の中でも主婦が開業する場合にメリットが多いと言えるでしょう。
自宅がそのまま仕事場になり、育児や家庭との両立がしやすいことです。
主婦ならではの経験や立場を生かすこともできます。
開業は、独身のバリバリ働く女性だけに向いているわけではありません。
主婦の開業に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
自治体も女性の起業を支援している
国や自治体も女性起業家を支援する動きを見せています。
経済産業省では女性起業家支援として、起業家との懇談会や女性起業家等支援ネットワーク構築事業を展開しています。
同ネットワーク構築事業では、全国10か所に女性起業家支援ネットワークを形成し、地域の金融機関や創業支援機関と連携して女性の起業家支援を行っています。
女性、若者/シニア起業家支援資金
起業を継続していくのは何かとコストもかかります。個人事業主で起業する場合、信用度がゼロになりますので、一般的に融資は不利となります。そこで利用したいのが、女性や35歳未満の若者、55歳以上の高齢者を対象にした融資制度です。この女性、若者/シニア起業家支援資金の条件として起業してから7年以内となっています。元本は2年間猶予される仕組みになっており、店舗を持つ場合など、資金が必要なときは積極的に利用しましょう。
起業ノウハウで不安ならフランチャイズも視野に!
起業したいと思っても、ノウハウで不安になる場合はフランチャイズビジネスも視野に入れましょう。
フランチャイズはコンビニや飲食店のように開業コストが高いものもありますが、エステやネイルサロンはもちろん、ハウスクリーニングや家事代行のような女性独自の強みを活かす種類も豊富で起業することができます。
フランチャイズは自分のスキルを活かすこともできますが、すでに成功しているビジネスモデルですので、まったく未経験であっても問題ありません。
また、開業してからも本部の支援を受けられるのもメリットといえます。
フランチャイズは店舗型をイメージしている人も多いですが、店舗を持たずに自宅をオフィスにするタイプもたくさんあります。
先述したハウスクリーニングや家事代行、ピアノ教室や英会話教室など、開業コストを抑えることができます。
とはいえ、せっかく起業するのだから、店舗のオーナーになってみたいという人もいるでしょう。
もちろん、ここで紹介した職種以外にも、定番のコンビニやカフェといった店舗スタイルもフランチャイズなら多くの種類で低コストで開業できる仕組みを紹介してもらえますので、起業で迷ったらフランチャイズビジネスのセミナーに参加してみましょう。
人気の業種 5選
起業と一言で言っても、形態は様々です。
個々の状況や目的に合ったものを選びましょう。
起業の5つのパターンから、女性に人気の業種を5つご紹介しています。
「女性」であることを最大の強みとし、女性だからできる細やかな面を生かしてみるのはいかがでしょうか。
起業する業種選びに迷っている方はこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
繊細で感性豊かな女性は起業に向いています。
起業する種類もネイルサロンやエステといった女性特有の美を意識したビジネスは顧客が無くなることがないので、一定以上の集客を見込むことができます。
自宅で開業したい人はインターネットビジネスやフリーランスもあります。
起業するノウハウが分からないときにはフランチャイズビジネスを視野にいれるのもありです。
すでに成功しているビジネスモデルをパッケージにしているので、安心して開業することが可能です。
コンビニやカフェといった店舗スタイルもフランチャイズならさまざま種類を擁して、低コストで開業することができます。
起業には気軽にできるプチ起業や週末起業、責任と負担の大きな個人事業主や法人化、会社の知名度を借りることができる代理店業務やフランチャイズなど、様々な方法があります。
自分が起業する目的を明確にしたうえで、起業方法を選び、それから職種を選びましょう。
自分が何を選べば良いのかわからないという方は、フランチャイズを利用できる職種から選ぶことをおすすめします。
フランチャイズは宣伝や集客も本部が行ってくれることが多いです。
そのため事業をはじめてすぐに軌道に乗ることが多く、個人で事業をはじめる場合の2倍以上の5年生存率を誇ります。
またフランチャイズ にも様々な種類があるため、自分の興味のあるフランチャイズを見つけることが可能です。
起業する上で迷ったら、ぜひともフランチャイズビジネスを検討してみましょう。
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