専業主婦が起業して成功するための7つのポイント

専業主婦は基本的に収入がありませんが、家計の助けにしたい等の理由から「起業」するケースも珍しくなくなってきました。

しかし、起業した専業主婦すべてが成功を収めているわけではありません。

そこで、専業主婦が起業して成功するためのポイントについて解説します。

起業して成功した主婦の例

日本には、専業主婦でありながら企業して成功したという例は意外と多いのです。

例えば「ママのアイディア工房株式会社」という会社は、専業主婦としての経験を活かして鈴木未夏子さんが法人化した成功例の1つとして有名です。

その他にも、「株式会社ブラウンシュガーファースト」の荻野みどりさん、「日本おひるねアート協会」の青木水理さんなど、主婦としての経験を活かして起業したという例はよく知られています。

もちろん、専業主婦の経験とは無関係な起業例も多く、成功を収めた専業主婦も数多くいるのです。

専業主婦が起業で成功するための仕事選び

専業主婦に限らず、起業で成功するためには「どんな仕事をするのか？」という点は極めて重要です。

では、専業主婦が起業するという条件下において、成功するための仕事選びのポイントについて解説します。

ポイント１専業主婦としての経験が活きる仕事

「専業主婦としての経験」を武器にして仕事を選ぶと、成功への近道になるかもしれません。

例えば前述の3名の専業主婦起業者は、どの人も専業主婦として家事や子育てに奮闘した経験からビジネスチャンスをつかんでいます。

専業主婦としての経験は、経験したことがない人に対してアドバンテージとなる武器として、起業する際の仕事選びの判断基準の1つとなるのです。

ポイント２以前の仕事に関連した仕事

もし、専業主婦になる前に何らかの仕事に就いていたのだとしたら、その仕事に関連した仕事で起業するという方法もあります。

例えば、「チューリップ不動産株式会社」の代表取締役である水谷紀枝さんは、不動産会社で働いていたという経歴があります。

前職がある専業主婦の場合、その経験や知識を活かした仕事であれば勉強や資格取得、取引先の確保などに必要な手間を減らすことができるのです。

ポイント３最初は趣味レベルの副業から起業につなげる

専業主婦の場合だと、「趣味」や「空き時間」を活かして「副業」からスタートするという方法がおすすめです。

例えばアクセサリーや小物の制作が趣味であれば、完成品などをネット販売するという副業ができます。

パソコンがあれば「イラスト制作」や「プログラミング」なども副業になるでしょう。

趣味を活かした副業は専業主婦が家事と家事の合間の空き時間でも実行可能であり、長続きしやすく、本格的に起業するよりも失敗時のリスクが少なくて済むというメリットがあります。

副業のまま仕事を続けることもできますし、軌道に乗ったら起業への足掛かりにもできるのです。

ポイント４初期投資の少ない仕事

専業主婦が起業するのであれば「初期投資」の少ない仕事であることが望まれます。

起業するうえでは、設備投資などにどうしてもお金がかかる仕事も少なくありません。

しかし、主婦業との両立などの観点から長続きするかどうか怪しいため、仮に起業後すぐに廃業する可能性があることも想定すると、初期投資の高額な仕事はリスキーです。

専業主婦の起業成功の3つのポイント

仕事選びだけでなく、専業主婦が起業で成功するためにはさまざまなポイントをしっかりと押さえておく必要があります。

ポイント５協力者を募る

専業主婦が起業で成功するためには「協力者」の存在が欠かせません。

例えば夫や家族、ママ友などに協力をお願いし、ビジネスの成功につなげる必要があります。

場合によっては、起業で協力してもらった人をそのまま従業員として雇用するという道もあります。

協力を頼める人が少ないのであれば、知り合いに別の知り合いを紹介してもらうなどの人脈を利用するという手段もおすすめです。

ポイント６ビジネスに対する熱意を持つ

専業主婦が起業で成功するためには「ビジネスに対する強い熱意」が必要不可欠です。

もちろん、専業主婦でない人が起業する場合でも熱意は必要ですが、基本的に専業主婦は起業では多少なり不利な立場にあることは否めません。

ビジネスの最前線に立っている人は、会社内外でさまざまな人脈を形成しており、人材や取引先の確保において有利です。

そうしたアドバンテージがない以上、ビジネスに対する熱意の強さで対抗しなければならないのです。

ビジネスを成功させたいという熱意だけでなく、成功のための「ビジョン」を明確に持っていることも重要になります。

ポイント７行動力を発揮する

専業主婦が起業で成功するためには、何よりも「行動力」が必要になるでしょう。

ビジネスの様態が変化した現代においても、起業というアクションは決して気軽で簡単なものではありません。

起業するということは、ビジネスにおいて大きな責任を果たすべき代表者になるということです。

しっかりとした行動力を見せつければ、取引先や関係企業の担当者への印象も良くなりますし、従業員を雇用するのであれば彼らのやる気を引き出すことにもつながるでしょう。

失敗したらどうしよう

この記事では、成功するためのポイント7つをご紹介しました。

成功のコツを学ぶと同時に「失敗しない」ための大切なポイントもおさえておきましょう。

失敗したらどうしよう・・・。の不安を解消するために、

失敗しがちな理由と、その対策についてはこちらの記事を参考にしてください。

おすすめの業種

なかなかアイデアが浮かばない。という方もいるかもしれません。

特に女性が始めやすい業種にはどのような種類があるでしょうか。

例えば、女性だからこその視点や繊細さが活かせる仕事。

ビジネスは具体的なイメージも重要ですから、女性であるあなたが普段から取り入れたり興味を持っていることは始めやすい分野といえるでしょう。

詳しくはこちらの記事も参考にしてください。

子育てしながらでも働ける？

専業主婦でも起業できる。とは言うものの、子育て中の場合は時間がなくて無理！と感じる方もいるでしょう。

そこでパパ・ママ向けに子育てしながらでも働ける仕事をピックアップしてみました。

自宅で働けるというメリットを最大限に活かして、子育てとのバランスを取りながら働くのはいかがですか。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

まとめ