提案と押し売りを一緒に考えている人|似ているが全く違う

ちょっとパソコン教室に興味がありますと言われて、ご来店されました。
あれこれお話を聞いていて、「いやー非常に良いですね。このコースで入会させてください」と言う感じでスムーズに決まりました。
その際に、「パソコンも欲しいです」と言われてパソコンまでご購入いただきました。

よくある勘違いで言うと「押し売り」と「提案」をゴチャゴチャにして考えられる人が多いです。
提案は常にするべきです。パソコンが欲しそうだったので、「パソコン販売もしています。ただ、無理にうちで飼う必要はありません。電気屋さんのカタログ持ってきてもらって良いですよ。うちのメリットは●●です。デメリットは●●です。電気屋さんのメリットとデメリットは●●です」
こんな感じであれば、嫌な感じはしません。
私は、この際に「売る気」は一切ありません。その方が困っているので、それを解決する為の「最適解は何か?」を考えて伝えているだけです。
その中に、たまたま、自店も選択肢に入ったというだけのお話です。
これを多くの人は勘違いして、「自分の所の商品を売る為のテクニック」みたなことをしていくと逆効果で売れなくなります。

「売りたい臭」が漂うと、一気に胡散臭くなります。
自分の所の商品に自信があり、そこそこ人気の商品になっているのであれば、自然とそのような気持ちは無くなるでしょう。
ですが、「これを売らないと厳しい」みたいな気持だったら、まともな販売は出来ないでしょう。
その辺り、お客さんの事を深く考えずになんとなく商売をしているのかなと思います。
お客さんが本当に困っていて、売る側が本当になんとかしたいと思っているのであれば自然と売れる方向になるはずです^^

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