パソコン教室を開校した理由|なぜパソコン教室だったのか?

元々私はパソコンが大の苦手でした。

今でもあまり好きではありません。

好きじゃないのにパソコン教室を開こうという発想にどうやったらたどり着くのかお話します。

そもそもパソコンが嫌いな理由

好きでない理由は「理解できない範囲が広すぎる」と言う事につきます。

そもそも、パソコンは

  • 仕事で使っている人が多い
  • パソコンで出来る事が幅広い
  • やろうと思えば何でもできる
  • 使っている人が大多数
  • 家電の中で最も使う頻度が高い
  • 範囲が広すぎて覚える事が膨大

この辺りがあげられます。

他の家電は使っていて、そう悩むことはありません。

  • エアコンの使い方
  • テレビの使い方
  • 洗濯機の使い方
  • 冷蔵庫の使い方

などなど基本的に使えない人はあまりいないでしょう。使えないとしても、レクチャーを受ければ多少は使う事が出来るようになります。

ですがパソコンはそうはいきません。

基本的に、覚える事がたくさんありすぎます。

ソフトを入れれば無限大に広がっていく世界です。

パソコン教室を運営しておきながら、パソコンの事をどれだけ知っているかと言うと、全体の1%も知っていないのではないかと思います。

広く浅く、知識を得ているだけです。

それらのよく使う機能で人気が高い部分の知識を知っているというだけで、全部を把握しているわけではないです。

頻繁に起こるトラブルが本当に嫌い

他の家電と大きく異なる点が「トラブルの頻度が高い」と言う事です。

多くは「操作を知らない」と言う事に起因しますが、あまりにも広すぎて全部を覚える気になれないです。

全体像やバックボーンを理解していないので、トラブルが起こるたびに「不安」や「イライラ」が募ります。

そんなものを覚える気になりません。

しかも、パソコンで作っているものは大切なものが多いです。

それらが消えたらどうしようとか思うと不安も増してきます。

そんな気持ちを抱えながらパソコンを触っていました。

そもそもパソコンが苦手なのって私だけ?

パソコン苦手な事に劣等感がありました。

周囲の人って簡単にパソコンを操作しているように見えるんですね。

「なんでこんなに僕はどんくさいのか。。」

その辺に悩んでいました。

トラブルが起きたら、とりあえずメーカーなどに電話して聞くなどして問題解決していました。

知り合いにも聞いたりしました。

聞く時にも、すぐに操作が出来るわけでもなく、物覚えも悪いので「今のもう1回説明してもらって良いですか?」とか言いながら聞いていました。

人に教えたことがきっかけ

嫌いながらもちょっとずつパソコンが操作できるようになった時。

パソコンで困っている人がいて、その人に教えてあげる機会がありました。

自分も悩んだポイントだったので、「気持ちわかるわかる」と思いながら、お話感覚で教える事が出来ました。

その時に言われたのが「誰よりも分かりやすくて理解できました」と言うものでした。

すごくうれしかったんですね。

苦手で劣等感があったのですが、それを克服できたことを、同じ悩みを抱えている方に対して生かすことができたという事が嬉しかったです。

この時に「教える仕事がやってみたい」と思いました。

特に「自分が苦手だったこと」

これであれば、「苦手な方の気持ち」が理解できます。

自分も苦手だった。

相手も苦手と思っている。

自分の経験で人が幸せになれるなら最高に嬉しい。

こういう仕事がしたいって思いました。

その時には、パソコン教室を開こうとまでは思いませんでしたが、「やってみたい仕事」になった瞬間でした。

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