マウス操作が苦手な方への教え方|そもそもの教え方が間違っている

マウス操作が苦手な方や、パソコン操作が苦手な方がいらっしゃいます。

そう言う方への教え方のお話です。

どうやっても上手く伝える事が出来ないと思っているインストラクターの方はいらっしゃると思います。

マウスに限らずパソコン操作がなかなか覚えられない人がいらっしゃいます。

どのような手段を使っても理解が進まない。

私はこれで悩まされました。

ですが、私もこれがわかってから教えるのが非常に楽になりました。

なぜマウス操作やパソコン操作が上手くいかないのか?

そもそもなぜマウス操作やパソコン操作が上手く出来ないのか?

そこには「恐怖心」があります。

この恐怖心こそが、操作が上手くいかない原因です。

逆に言えば恐怖心を取り沿いてあげれば簡単に操作できるようになります。

その逆で言えば、恐怖心を取りぞけていない状態であれば、いつまでたっても操作はスムーズにいきません。

「この操作であっていますか?」という方の心理状態

インストラクションをしているとよくあるのが

「この操作であってますか?」と聞かれるパターンです。

また、インストラクターが「では、この操作をやってみましょう」と言っても

「このボタンであっていますか?」などと確認を1つ1つされるパターンです。

これは、「ボタンを押すのが怖い」と言う心理状況になっています。

ボタンを押すのが怖いというのは、「パソコンが壊れる」と思い込んでおられるという意味です。

基本的にパソコン操作が苦手な方は、パソコンを壊してはいけないと思われています。

日常でも周囲の方から「パソコンを壊すな」と言う感じでプレッシャーをかけられており、パソコンに触る機会も必然的に減ってきます。

その状態の中での操作はかなり恐怖です。

壊れても良いので思い切って触ってみませんか?

「壊れても良いので思い切って触って良いですよ。壊れたら私で直すのでご安心ください」

こんな感じで声掛けをしてあげると喜ばれます。

生徒さんは触りたくても触れません。

パソコンは覚えるというよりもなれるもの。

慣れてくれば良いです。

特に覚えるものではありません。

操作方法を教えても意味がない

不安感をぬぐってあげる事が最適なアドバイスです。

ここで操作方法やどうやったらうまく操作できるかを考えてもうまくいきません。

根本的な悩みが解決できていないと人間は先には進めません。

例えば、ダイエットでどれだけ運動が良いと勧めてもやらない人がいます。

それは、運動の方法を教えるとか、運動を習慣づける方法を教えるのではなく「そもそもなぜ痩せたいと思うのか?」と言う部分から見つめなおさないといけません。

自ら進んでいけるようになるためには「根本的な部分」での解決が必要です。

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