サラリーマンだったころ、仕事がちょっとずつ面白くなってきて、一生懸命頑張っていった結果店長になれました。
今思えば、「実力不足」です。
店長の器はありませんでした。
売れる能力があっただけ
その当時、販売力は多少ありました。
他の方よりも少し多く売れる能力はあったと思います。
あとは、単純に仕事が面白いと思っていたので、休日出勤や残業なども進んでやっていました。
- 少しの能力
- 努力
この辺があったので店長に抜擢されたんでしょう。
嬉しかったですが、店長になってからは仕事がどんどん嫌いになりました。
休みたくても休めなくなった
今までは「休みに出勤」をしていました。
これは自らの意思です。
ですが、店長になってからは「休みに出るのが当たり前」になりました。
休みが減りました。
やる事が増えたので、出ざるを得ないのです。
この辺が「やらされている感」に変わりました。
そうすると私は一気にトーンダウンします。
仕事自体が楽しくなくなりました。
売上達成が必須
今までは自分の売上を見ていればよかったのですが、お店全体の売上を見るようになりました。
なので、日の計画にいかない場合は上司に報告が必要になります。
明日はどうするとか言うお話をするのですが、そんな1日2日で変わるものでもありません。
また、店長と言っても出来る事は、販売の時に何をするかくらいです。
出来る事も限られています。
元々、個人の販売能力が多少あっただけなので、店全体の売上を上げる能力など持ち合わせていません。
上司への電話が毎日苦痛でした。
スタッフさんとのコミュニケーションが苦手
年齢も若かったです。
27歳のころに店長になりました。
6人くらいいた他のスタッフさんのほとんどが私よりも年上です。
そもそもコミュニケーションも苦手ですし、年上の人との話方も分かりません。
また、自分が責任者です。
なので、指示命令を出していく必要があります。
上司から言われたことをそのまま他のスタッフさんに伝える。
一度言っても、中々その通りに動いてくれません。
どうやったら良いのか分かりませんでした。
仕事自体がつまらなくなった
この当時は本当に嫌でした。
あれだけ仕事が楽しいと思っていたものが一気につまらなくなりました。
毎日仕事に行くのが嫌で、朝起きる事ができませんでした。
今思えば色んな解決策はありますが、その当時の自分にはいっぱいいっぱい以上の状態でした。