新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務をしている人が増えていますよね。
とはいっても、次のような疑問を持ってはいませんか?
- 在宅勤務とテレワークとリモートワークの違いは?
- 在宅勤務が多い職種(仕事内容)は何があるの?
- 在宅勤務のメリットやデメリットは何かな?
そこで今回は、在宅勤務の職種(仕事内容)について徹底解説します!
将来的に在宅勤務をしたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
在宅勤務とは?
在宅勤務とは、会社や職場に出勤せずに、インターネットや電話などを通じて、「自宅」で仕事をする形態のことですよね。在宅ワークという言い方もあります。
フリーランスで仕事をしている人であれば、在宅勤務である可能性が高いです。
いっぽうで、働き方改革や長時間労働の是正で、在宅勤務を取り入れている企業もありますよ。
在宅勤務とテレワークの違い
テレワークは、英語でteleworkとあらわすように、tele(遠い、遠距離の)+work(仕事、労働)のことですよね。
つまり、ICT(情報通信技術)を使って、遠く離れたところでも仕事ができることを意味しています。
そんなテレワークには、次の3つの形態がありますよ。
- 在宅勤務
- モバイルワーク
- サテライトオフィス勤務(施設利用型勤務)
在宅勤務は、自宅で働く形態のことですよね。
モバイルワークは、カフェや移動中の電車、移動先などで仕事を行う形態のことです。
サテライトオフィス勤務は、サテライトオフィスやコアワーキングスペースなど、企業や職場以外で仕事をする形態のことです。
つまり、在宅勤務は、テレワークの一部であることがわかりますよね。
在宅ワークとリモートワークの違い
リモートワークも、英語で表すとremote(遠い、遠隔の)+work(仕事、労働)なのです。
つまり、意味合いとしては、テレワークや在宅勤務と、ほとんど変わらないことがわかります。
在宅勤務が多い職種(仕事内容)とは?
続いて、在宅勤務が多い職種(仕事内容)をご紹介します。
在宅勤務の代表的な仕事が、次の5つです。
- エンジニア
- webデザイナー
- プログラマー
- webライター
- 翻訳家
詳しく見てきましょう。
エンジニア
エンジニアとは、もともと工学(エンジニアリング)に関して精通している人のことで、専門的な知識や技術を持った技術者のことを指します。
実際には、ウェブサイトの設計から構築、アプリやサービスなどの開発、Webサイトの設計や構築を行うことが仕事です。
これらの仕事を行うには、一定のプログラミング言語の習得が必要になります。
エンジニアは需要が高いため、エンジニアの平均年収は高めです。
平均年収は、おおよそ500万円程度ですが、1000万以上稼いでいる人もいますよ。
エンジニアを目指したい人は、まずはクラウドソーシングサイトを使って、仕事を受注してもいいでしょう。
ただ、企業から業務委託を受けられれば、より一層の高い報酬を目指せますよ。
webデザイナー
webデザイナーは、デザインや構成を考えることが仕事です。
サイトを見やすくしたり、使いやすくしたりすることで、サイトでの成果が大きく変わってきますよ。
webデザイナーも、仕事を進めるうえで、プログラミング言語が必要になります。
さらに、デザインセンスも磨いていくことが求められます。
在宅のwebデザイナーであっても、スキルや実績があれば、年収400万円ほど目指せるでしょう。
ボーナスやスキル、実績によってはもっと高い年収の方もいますよ。
エンジニアと同じですが、webデザイナーも企業から直接受注できるようになると、高収入を目指せるようになりますよ。
プログラマー
プログラマーは、プログラミング言語を使って、システムを開発することが仕事です。
基本的には、エンジニアが構想したものを形にしていく仕事です。
具体的には、ホームページやLPの制作、アプリの開発、業務効率化などを行っていくことになりますよ。
プログラマーも、プログラミング言語の習得が必要です。
特に、CSSやHTMLは必須なので、事前に覚えておいた方がいいですよ。
プログラマーも、平均年収が430万ほどと言われています。
日本の平均年収と同じぐらい稼げているので、他の職種と異なっているということはありません。
プログラマーも企業案件を獲得できると、高い報酬を稼げるようになりますよ。
webライター
webライターは、ウェブサイト用の記事やブログを制作する仕事です。
クライアントが求める記事を執筆することが求められるだけでなく、SEOに関する知識や、取材力まで要求されることもあります。
とはいえ、エンジニアやデザイナー、プログラマーよりも、ハードルが低めです。
副業でライターをしている人も、たくさんいますよ。
最初から大きく稼げることはありませんが、スキルがなくても始めることができます。
スキルは数をこなしていけば身についていきますよ。
Webライターの平均年収は300万ほどと言われていますが、実際に年収700万以上稼いでいる人もいますよ。
webライターの場合は、クラウドソーシングサイトだけでも、大きく稼いでいる人もいますよ。
翻訳家
最後に、翻訳家は、外国語を日本語に訳す仕事ですよね。
とはいっても、単純に言語に強いだけでなく、外国の文化や歴史的背景なども把握できていないと、うまく訳せない場合もあります。
基本的には、本や映画、ドラマ、実務などの翻訳を行うことになるでしょう。
翻訳家はピンキリと言われ、収入の格差は激しいようです。
年収400~600万円あたりが一番多いとされていますが、トップクラスになると、年収3000万円を超えている人もいるようです。
翻訳家の仕事をするには、まずは翻訳会社への登録がおすすめです。
翻訳業界はコネが必要だとも言われているので、コネを使って、高収入へとつなげていきましょう。
在宅勤務のメリット・デメリットは?
それでは、実際に在宅勤務という働き方はどうなのか、在宅勤務のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
在宅勤務のメリット
在宅勤務のメリットは、次のとおりです。
- 通勤する必要がない
- 人間関係に悩まされることがない
- 仕事とプライベートを両立することができる
- 業務の効率化が図れる
在宅勤務の大きなメリットは、一人でコツコツ作業したい人にとっては、快適な環境であるということです。
誰かに邪魔されることもなく、自由に効率的に仕事を進めることができますよ。
在宅勤務のデメリット
いっぽうで、在宅勤務のデメリットは次のとおりです。
- コミュニケーションがとりにくい
- 自己責任で仕事を進めないといけない
在宅勤務が難しいのは、誰かに確認を取らないと進められない仕事を割り振られている場合です。
この場合は、関係者と離れていても、コミュニケーションを多めにとっていく必要があるでしょう。
さらに、誰にも見られていない環境だと怠けてしまう人にも、在宅勤務はあまり向いていません。
自己管理が苦手な人にとっては、在宅勤務はかなり大変ですよ。
まとめ:在宅勤務できる仕事を始めよう
今回は、在宅ワークの職種(仕事内容)をご紹介しました。
要点をまとめると、以下のとおりです。
- 在宅勤務とは、通勤せず自宅で仕事をすること
- テレワークとリモートワークはほとんど意味が同じ
- 在宅勤務でも、稼げる仕事はたくさんある
- 在宅勤務だと、一人で自由に作業が進められる
- その分、自己管理を徹底し、コミュニケーションをよく取る必要がある
これからの時代、色んな働き方ができるようになっていくでしょう。
在宅勤務はかなり快適なので、一度味わってしまうと、実はなかなか抜けられませんよ。
在宅勤務という働き方が気になる方は、ぜひ検討してみてくださいね。