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Excel|置換でワイルドカードの使い方|わかりやすい動画解説付き

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今回は、エクセルでワイルドカードを使って置換えをする方法について解説します。

文字の置き換えとは、エクセルの「セル」に打ちこんだ文字を別の文字に変えるということです。

表などを作り「セル」に様々な文字を打ちこんだ時に、後で一部の文字を変える場合に変更したい同じ文字を打ちこんでいる「セル」を一つ一つ探して一つ一つ変更しなければなりませんが、その手間を省くことができるのが置き換え方法です。

一度に変えることができるので、作業を効率よく進めることができます。

※今回は、対象となる2つの文字をいっぺんに別の文字に変更しますがそのために、「*」…アスタリスクを使います。

分かりやすい動画解説は下記をクリック

ワイルドカードとは

Excelで特定の文字列を別の文字列に変えるには置換機能を使うと便利です。

しかし「先頭にAがつく単語だけを置換したい」などもっと広い範囲で検索したキーワードを置換したいというときもあるでしょう。

そんな時に便利なのがワイルドカードを使った置換です。

ワイルドカードとは任意の文字列の代わりに使われる特殊記号です。

文字列すべてのパターンに当てはまるので、不特定文字列の置換に大変便利です。

ワイルドカードの種類

*(アスタリスク)を使った文字列の置換

*(アスタリスク)は不特定の文字列を表します。

たとえば検索する文字列に「*会社」、置換後の文字列に「山田商事」と指定すれば、末尾に「会社」が付く文字列をすべて「山田商事」に置換することができます。

*は文字の長さを問いません。この条件ならば「A会社」も「ABCDEFGHIJKLMN会社」もすべて「山田商事」に置換されます。

では、実際に*を使った置換を試してみましょう。

教室と科目名が並んだ表から、末尾が1の教室だけを検索し、「講義中止」の文字列に置換したいとします。

まず、「ホーム」タブメニューの中の「検索と選択」→「置換」と進み、ダイアログボックスを表示させます。

検索する文字列に「*1」、置換後の文字列に「講義中止」と入力します。

「すべて置換」をクリックすると検索に該当するセルをすべて置換できますが、結果を見ると教室C15も置換されて「講義中止5」になってしまうことが分かります。

C15のC1の部分が*1に該当して置換され、最後の5の部分が残ってしまったのです。

これを防ぐためには「すべて置換」ではなく、「すべて検索」を選択する必要があります。

「すべて検索」を使うとダイアログボックスの下部に検索結果が表示され、どのようなセルが選ばれているかが分かります。

その後「置換」を押すことで、検索されたセルを1つづつ置換することができます。

置換したくないセルに移動したときは、「次を検索」を選んでセルを飛ばします。

(ちなみにWordには末尾文字のみを指定する「>(不等号)」というワイルドカードがありますが、Excelでは効果がありません。)

?(クエスチョンマーク)を使った1文字の置換

?(クエスチョンマーク)は不特定の1文字を表します。

たとえば検索する文字列に「?会社」、置換後の文字列に「山田商事」と指定すれば、「A会社」は「山田商事」に置換されますが、「ABCDEFGHIJKLMN会社」は「会社」の前に複数の文字があるので置換されません。

実際に「?」を使った置換を試してみましょう。

教室と科目名が並んだ表から、数字部分が1の教室だけを検索し、「講義中止」の文字列に置換します。

まず「ホーム」タブメニューの中の「検索と選択」→「置換」と進み、ダイアローグボックスを表示させます。

検索する文字列に「?1」、置換後の文字列に「講義中止」と入力します。「?」は任意の1文字を表します。

次に「オプション」をクリックし「セル内容が完全に同一であるものを検索する」に値チェックマークを入れます。

このチェックマークを入れないと、?は1文字ではなく文字列を表すことになってしまい、「*」を使ったときと同じ置換結果になります(つまりB11やC15 も置換されてしまうわけです)。

「すべて検索」で意図通りの検索ができていることを確認したら、「すべて置換」でセルを置換します(「置換」で1つずつ置換しても構いません)。

?や*のワイルドカード効果を無効にする~(チルダ)

「?」や「*」を使えばワイルドカードを使った柔軟な検索ができますが、一方で記号としての?や*を置換したい場合もあります。

「?」や「*」のワイルドカード効果を無効にし、ただの記号としてExcelに認識させるためには~(チルダ)を使います。

例えば、次の表で講義名の後ろに「*」が付いている部分を(教室変更あり)に置換したいとします。

この場合「*」はただの記号なので「検索する文字列」には「~*」と入力します。

こうすると*は記号として認識されるので「英語」「ドイツ語」「ロシア語」の後ろの「*」を(教室変更あり)に置換することができます。

ワイルドカードの応用-文字列の一部をそのままのこす置換方法

ワイルドカードを応用的に使うことで、文字列の一部をそのまま残すことができます。

例えばある懸賞の応募者名簿に「名字 名前」の順に名前が並んでいるとします。

この名簿、個人情報保護の観点からフルネームでの表記をやめて名字のみの名簿に作り替えるよう上司から指示がありました。

こんなとき、数百名に上る名簿を手作業で名字だけに切り替えていくのはあまりに重労働です。

しかしワイルドカードを使えば、この作業も非常に簡単に終わります。

まず、「検索する文字列」に「 *」と入力します。これは「スペース」とワイルドカードの「*」を組み合わせた検索キーワードです。

このように入力することで、スペースで区切られた後半の文字列、ここで言う名前(*を使えば、名前の長さを考慮する必要はありません)をすべて検索することができます。

「置換後の文字列」には何も入力しません(空白にするという意味です)。

こうすることで名前の部分を簡単に消去し、名字のみを残すことができます。

置換関数SUBSTITUTEでワイルドカードは使える?

Excelには文字を置換するための関数SUBSTITUTEが用意されています。

文字列を検索し、指定した文字列に置き換えるという「検索と置換」と同じような機能を持っていますが、残念ながら関数の中でワイルドカードを使うことはできません。

ワイルドカードを使おうとしても*や?は通常の記号として認識されてしまいます。

Excelのワイルドカードを柔軟に使いこなそう

ワイルドカードを使った置換は検索文字列と置換後の文字列を1対1で対応させる通常の置換とは違い、広い範囲でのデータ修正に役立ちます。

いろいろ試して事務作業を楽にしましょう。

 

 

 

 

ブログを書いている講師紹介(初心者の気持ちが日本で唯一わかるパソコンが苦手だった講師)

森分 然(もりわけ しかり)ミスターしかっち

パソコンが大の苦手だったところから、パソコンを覚えてきた経験を元にパソコン教室を開講。自身の経験から「専門用語を使わない」「例え話」「初心者の気持ちが唯一わかる講師」で人気。全国対応の遠隔レッスンで多くの問い合わせが殺到。初心者向けに少しでも役に立ちたいと、馴染み易いように始めた動画「ミスターしかっち式動画」が大人気。小学生が見てもわかるような動画を無料で掲載中。「ミスターしかっち」で検索!

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