前回の内容

【MOS 2010とMOS 2013とMOS 2016の特徴と違い その3】

MOS2013(モス2013)の詳しい概要・内容


■ もくじ ■

マイクロソフト オフィス2016になって、MOS 2016はどうなった?

「マイクロソフト オフィス2016」は、2017年2月現在でいちばん新しいマイクロソフト オフィスになります。2013から2016に更新されるのに合わせて、MOSも新しく2016が用意されました。

MOS2016の最大のポイントは、2013から「出題形式」が変わったこと。

2010→2013でも大きく変わったように、2013→2016でも再び出題形式が大きく見直された、というわけです。

どう変わったかというと、MOS2016は「マルチプロジェクト」という出題形式になりました。これをわかりやすく言い換えるなら、「複数のファイルを同時に操作する」ということ。

OS2013の出題形式だった「ファイル完成型」は、1つのファイルだけを操作するというものでした。それがMOS2016は、ファイルがA、B、C……と複数あって、それぞれに出題される問題を解いていくのです。

実際にパソコンでマイクロソフト オフィスを操作する時を考えてみると、1つだけのファイルで作業することだけでなく、複数のファイルを同時に開いて作業することもありうるのではないでしょうか?

そう考えれば、MOS2016は2013からさらに実践的な出題形式になったと言えます。

実践的になったMOS 2016のワードからはどんな問題が?

MOS2016になって、それぞれのソフトの出題範囲はどうなったか、1つずつ解説していきます。

まずは文書作成ソフトのワードですが、2016もこれまでと同じように基本的な操作をはかる「スペシャリスト」と、応用の操作をはかる上級レベルの「エキスパート」の2コースが用意されています。

「スペシャリスト」の出題範囲は、このようになっています。

文書の作成と管理

・文書を作成する
・文書内を移動する
・文書の書式を設定する
・文書のオプションと表示をカスタマイズする
・文書を印刷する、保存する

文字、段落、セクションの書式設定

・文字列や段落を挿入する
・文字列や段落の書式を設定する
・文字列や段落を並べ替える、グループ化する

表やリストの作成

・表を作成する
・表を変更する
・リストを作成する、変更する

参考資料の作成と管理

・参照のための情報や記号を作成する、管理する
・標準の参考資料を作成する、管理する

グラフィック要素の挿入と書式設定

・グラフィック要素を挿入する
・グラフィック要素を書式設定する
・SmartArt を挿入する、書式設定する

実は、細かい違いこそあるものの、出題範囲がMOS2013とほとんど同じなのです。MOS2013から2016になっても、ワードの基本操作は変わらない、ということですね。

ただし、先ほどの「4-1:マイクロソフト オフィス2016になって、MOS 2016はどうなった?」で説明した通り、MOS2016は出題形式が2013から大きく変わっています。

複数のファイルを使ってワードの基本操作をはかるので、細かい操作を確実に行えるよう、しっかりと試験対策をしておきましょう。

続いては、上級レベルの「エキスパート」の出題範囲についてです。

文書のオプションと設定の管理

・文書とテンプレートを管理する
・校閲用に文書を準備する
・文書の変更を管理する

高度な機能を使用した文書のデザイン

・高度な編集や書式設定を行う
・スタイルを作成する

高度な機能を使用した参考資料の作成

・索引を作成する、管理する
・参考資料を作成する、管理する
・フォーム、フィールド、差し込み印刷を管理する

ユーザー設定の Word 要素の作成

・文書パーツ、マクロ、コントロールを作成する、変更する
・ユーザー設定のスタイルセットとテンプレートを作成する
・ほかの言語やユーザー補助機能に対応した文書を準備する

こちらも、細かい違いはあるもののMOS2013のエキスパートと同じ内容が出題されます。なお、MOS2016の出題形式「マルチプロジェクト」の場合、複数のファイルを同時に扱うので、「スタイルセット」や「テンプレート」といった複数のファイルに関わる機能を、より実践的に理解しておく必要があるでしょう。

そういったレベルの高い問題へチャレンジする場合は、キュリオステーションが全面的にサポートします!

MOS2016で出題されるエクセル2016の機能はコレ!

先に言ってしまうと、表計算ソフトのエクセルもワードと同じように、MOS2013と2016では出題範囲はほとんど変わっていません。

特に初級レベルの「エキスパート」は、昔から変わらないエクセルの基本操作に関する内容なので、エクセルをある程度使い慣れている人なら、それほど難しくないかもしれません。

とはいえ、MOS2016の「マルチプロジェクト」という出題形式は、エクセルの機能を知っているだけでは不足で、それぞれの機能をきちんと組み合わせて使いこなせるかどうかが合格のカギ。試験対策講座などで、しっかりと学んでおきましょう。

これはワードやパワーポイントも同じです。

というわけで、まずはMOS2016におけるエクセルの初級レベル「スペシャリスト」の出題範囲をリスト化しました。

ワークシートやブックの作成と管理

・ワークシートやブックを作成する
・ワークシートやブック内を移動する
・ワークシートやブックの書式を設定する
・ワークシートやブックのオプションと表示をカスタマイズする
・配布するためにワークシートやブックを設定する

セルやセル範囲のデータの管理

・セルやセル範囲にデータを挿入する
・セルやセル範囲の書式を設定する
・データをまとめる、整理する

テーブルの作成

・テーブルを作成する、管理する
・テーブルのスタイルと設定オプションを管理する
・テーブルをフィルターする、並べ替える

数式や関数を使用した演算の実行

・関数を使用してデータを集計する
・関数を使用して条件付きの計算を実行する
・関数を使用して書式を設定する、文字列を変更する

グラフやオブジェクトの作成

・グラフを作成する
・グラフを書式設定する
・オブジェクトを挿入する、書式設定する

続いて、上級コースの「エキスパート」の出題範囲です。

ブックのオプションと設定の管理

・ブックを管理する
・ブックの校閲を管理する

ユーザー定義のデータ表示形式やレイアウトの適用

・ユーザー定義の表示形式と入力規則をデータに適用する
・詳細な条件付き書式やフィルターを適用する
・ユーザー設定のブックの要素を作成する、変更する
・ほかの言語に対応したブックを準備する

高度な機能を使用した数式の作成

・数式に関数を適用する
・関数を使用してデータを検索する
・高度な日付と時刻の関数を適用する
・データ分析、ビジネス分析を行う
・数式のトラブルシューティングを行う
・名前付き範囲とオブジェクトを定義する

高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成

・高度な機能を使用したグラフを作成する
・ピボットテーブルを作成する、管理する
・ピボットグラフを作成する、管理する

MOS2016のエクセルのスペシャリストの出題範囲は、MOS2013に比べて多少整理されています。

たとえば「高度な機能を使用した数式の作成」の項目がMOS2013に比べて多くなっていて、このテーマからたくさんの内容が出題されるようになった、というわけです。数式はエクセルを使う上で欠かせない機能なので、スペシャリストでより高度な内容を扱うのは納得ですね。

パワーポイント2016についてMOS2016で出題される範囲は?

プレゼンテーションなどで使うスライドを作るソフトのパワーポイントは、MOS2016でも初級レベルの「スペシャリスト」だけで、上級レベルの「エキスパート」はありません。

エキスパートの出題範囲もMOS2013からさほど変化はなく、ファイルを作成してスライドのパーツとなる文章や画像を配置して、切り替えやアニメーションなどの演出を設定するという、パワーポイントの基本操作が出題されます。

以下がスペシャリストの出題範囲です。

プレゼンテーションの作成と管理

・プレゼンテーションを作成する
・スライドを挿入する、書式設定する
・スライド、配布資料、ノートを変更する
・スライドを並べ替える、グループ化する
・プレゼンテーションのオプションや表示を変更する
・印刷するためにプレゼンテーションを設定する
・スライドショーを設定する、実行する

テキスト、図形、画像の挿入と書式設定

・テキストを挿入する、書式設定する
・図形やテキストボックスを挿入する、書式設定する
・図を挿入する、書式設定する
・図形を並べ替える、グループ化する

表、グラフ、SmartArt、メディアの挿入

・表を挿入する、書式設定する
・グラフを挿入する、書式設定する
・SmartArtを挿入する、書式設定する
・メディアを挿入する、管理する

画面切り替えやアニメーションの適用

・画面切り替えを適用する
・スライドのコンテンツにアニメーションを設定する
・画面切り替えとアニメーションのタイミングを設定する

複数のプレゼンテーションの管理

・複数のプレゼンテーションのコンテンツを結合する
・プレゼンテーションの仕上げをする

主に文章を入力するワードや、数字を入力していくのが基本のエクセルに対して、パワーポイントは文章に写真、イラストに図形などいろいろなパーツを組み合わせて作業を進めるソフトです。つまり、いろいろな操作を組み合わせて使うパワーポイントは、もとからMOS2016の出題形式「マルチプロジェクト」に近いソフトと言えるのです。

パワーポイントのいろいろな機能を試しながら使っているうちに、MOS2016の試験対策もしっかりできていくでしょう。

LINE@はじめました^^

LINE@はじめました^^
パソコンが苦手な方が
得意になれる情報をお送りします!
「ブログ」「動画」セットで届きます^^

↓↓↓ご登録は下記からお願いします^^↓↓↓

QRコードは下記からお願いします^^

次回のお話

【MOS 2010とMOS 2013とMOS 2016の特徴と違い その5】

MOS2010とMOS2013とMOS2016のどれを受けるべきか?