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【MOS 2010とMOS 2013とMOS 2016の特徴と違い その2】

MOS2010(モス2010)の詳しい内容


■ もくじ ■

マイクロソフト オフィス2013とMOS 2013の特徴とは?

2010の次にマイクロソフト オフィスの機能が更新されたのは2013年のことでした。名前も「マイクロソフト オフィス2013」になって、より多彩なことができるようになったのです。

そしてMOSもマイクロソフト オフィスに合わせて2013となったのですが、ひとつ大きく変わったことがあります。それは試験問題の出題形式です。

MOS2010はクイズのように1問ずつ答えていく「一問一答形式」だったのに対して、MOS2013は、試験で1つのファイルを完成させる「ファイル完成型」になりました。

これは例えるなら障害物競走で、ファイルの完成というゴールを目指して、途中のさまざまな障害=問題を解いて進んでいく(ファイルを作っていく)というもの。

これは私たちが普段パソコンでやっている作業に近いので、MOS2010よりもマイクロソフト オフィスの操作技術をより実践的にはかる試験になったと言えます。

MOS 2013でワード2013はどんな問題が出題されるのか

それでは、MOS2013の具体的な内容を見ていきましょう。

まず文書作成ソフトのワードですが、2010と同じく基本的な操作をはかる「スペシャリスト」と、応用の操作をはかる上級レベルの「エキスパート」の2コースが用意されています。まず、「スペシャリスト」の出題範囲はというと……。

文書の作成と管理

・文書を作成する
・文書内を移動する
・文書を書式設定する
・文書のオプションと表示をカスタマイズする
・印刷または保存するために文書を設定する

文字、段落、セクションの書式設定

・文字列や段落を挿入する
・文字列や段落を書式設定する
・文字列や段落を並べ替える、グループ化する

表やリストの作成

・表を作成する
・表を変更する
・リストを作成する、変更する

参考資料の適用

・文末脚注、脚注、引用文献を作成する
・図表番号を作成する

オブジェクトの挿入と書式設定

・文書パーツを挿入する、書式設定する
・図形や SmartArt を挿入する、書式設定する
・画像を挿入する、書式設定する

と、基本だけあって「ファイルを新しく作る」から「印刷する」といったワードの基本操作から始まり、そこから少し高度な応用操作に続いています。

MOS2013の出題形式が1つのファイルを完成させる「ファイル完成型」になったので、出題範囲の並び順も実際の作業の順番をイメージしたものに感じられますね。

まずはファイルを作って文字を入力したら、いったん印刷する。シンプルな文書を作るならこれだけでOKです。そこから段落を作ったり、文字の色や大きさを変えたりして文書の飾り付けをする内容が出てきます。

さらにはワードのファイルの中で、エクセルのように表を作ったり、パワーポイントのようにイラストや写真を貼りつけたり、といった内容が続きます。

スペシャリストだけでもなかなか出題範囲が広いワード2013ですが、上級レベルの「エキスパート」ではさらにこんな内容が出題されます。

文書の管理と共有

・校閲用に文書を準備する

高度な機能を使用した文書のデザイン

・高度な書式設定を適用する
・詳細なスタイルを適用する

高度な機能を使用した参考資料の作成

・フォームフィールドと差し込み印刷を管理する

ユーザー設定の Word 要素の作成

・文書パーツを作成する、変更する
・ユーザー設定のスタイルセットとテンプレートを作成する

文書の管理と共有

・複数の文書を管理する
・文書の変更を管理する

高度な機能を使用した文書のデザイン

・文章の順番を入れ替える、文章をグループ化する

高度な機能を使用した参考資料の作成

・索引を作成する、管理する
・目次や引用情報の一覧を作成する、管理する

ユーザー設定の Word 要素の作成

・ほかの言語やユーザー補助機能に対応した文書を準備する

大まかに説明すると、スペシャリストでは文章の入力や表の作成・画像の挿入といった、何かを入力する操作が出てきました。

それに対してエキスパートでは、校正機能で誤字脱字がないかチェックしたり、ワードというソフトをあらかじめ自分が効率よく使えるように設定したりといった内容が出てきます。

文書を作るだけなら覚えなくても何とかなる機能ではありますが、使えればミスのない文書をサクサク作ることができるようになるでしょう。

ワードは仕事でも使うことが多いソフトなので、会社でワードを毎日使っている人はエキスパートの内容を勉強してみて、決して損はしないはず!

MOS2013で出題されるエクセル2013の機能はコレ!

表計算ソフトのエクセルも、MOS2013には基本レベルの「スペシャリスト」と、上級レベルの「エキスパート」の2コースが用意されています。

ファイルを完成させる操作が試験の出題形式であるMOS2013では、エクセルもワードと同じように基本のスペシャリストの場合、ファイルを新しく作る→数字や計算式を入力する→その数字データをもとにグラフを作るといった、エクセルの基本的な作業の流れをたどる内容になっています。

エクセルのスペシャリストの出題範囲を見てみましょう。

ワークシートやブックの作成と管理

・ワークシートやブックを作成す
・ワークシートやブック内を移動する
・ワークシートやブックの書式を設定する
・ワークシートやブックのオプションと表示をカスタマイズする
・印刷または保存するためにワークシートやブックを設定する

セルやセル範囲の作成

・セルやセル範囲にデータを挿入する
・セルやセル範囲の書式を設定する
・セルやセル範囲を並べ替える、グループ化する

テーブルの作成

・テーブルを作成する
・テーブルを変更する
・テーブルをフィルターする、並べ替える

数式や関数の適用

・数式や関数にセル範囲やセル参照を使用する
・関数を使用してデータを集計する
・関数で条件付き論理を使用する
・文字列操作関数を使用して書式を設定する、文字列を変更する

グラフやオブジェクトの作成

・グラフを作成する
・グラフを書式設定する
・オブジェクトを挿入する、書式設定する

たくさんの項目が並んでいますが、どれもエクセルを使うための必要な操作方法ばかり。特に「数式や関数の適用」は、複雑な計算をしたり、たくさんあるデータの中から必要なものを見つけ出したりと、エクセルの柱ともいえる出題内容です。

関数とはいろいろな計算や分析を効率よく行うための機能。エクセルには膨大な数の関数が用意されており、「関数を制するものはエクセルを制する」と言っても過言ではありません。MOSの勉強を通して、しっかりチェックしておきたいポイントです。

上級レベルの「エキスパート」では、以下のような内容が出題されます。

ブックの管理と共有

・ブックの変更を管理する

ユーザー設定の書式やレイアウトの適用

・詳細な条件付き書式やフィルターを適用する
・ほかの言語やユーザー補助機能に対応したブックを準備する

高度な機能を使用した数式の作成

・関数を使用してデータを検索する
・高度な日付と時刻の関数を適用する

高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成

・高度なグラフ要素を作成する
・ピボットテーブルを作成する、管理する

ブックの管理と共有

・複数のブックを管理する
・校閲用にブックを準備する

ユーザー設定の書式やレイアウトの適用

・ユーザー定義の表示形式をデータに適用する
・ユーザー設定のスタイルやテンプレートを適用する

高度な機能を使用した数式の作成

・数式に関数を適用する
・シナリオを作成する

高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成

・ピボットグラフを作成する、管理する

スペシャリストの出題範囲をベースに、より高度で応用的な操作を行うのが、エキスパートの出題内容です。このレベルの機能はかなり複雑なファイルを作るときに使うので、文字通りエクセルのエキスパート向けの試験と言えるでしょう。

パワーポイント2013がMOS2013で扱う範囲をチェック

最後はスライドを作成するパワーポイントについて。MOS2013でも、パワーポイントは基本レベルの「スペシャリスト」のみになっています。出題範囲を見てみましょう。

プレゼンテーションの作成と管理

・プレゼンテーションを作成する
・スライドマスタを使用してプレゼンテーションを書式設定する
・プレゼンテーションのオプションと表示をカスタマイズする
・印刷または保存するためにプレゼンテーションを設定する
・スライドショーを設定する、実行する

図形やスライドの挿入と書式設定

・スライドを挿入する、書式設定する
・図形を挿入する、書式設定する
・図形またはスライドを並べ替える、グループ化する

スライドコンテンツの作成

・テキストを挿入する、書式設定する
・表を挿入する、書式設定する
・グラフを挿入する、書式設定する
・SmartArt を挿入する、書式設定する
・図を挿入する、書式設定する
・メディアを挿入する、書式設定する

画面切り替えやアニメーションの適用

・スライドに画面切り替えを適用する
・スライドのコンテンツにアニメーションを設定する
・画面切り替えとアニメーションのタイミングを設定する

複数のプレゼンテーションの管理

・複数のプレゼンテーションからコンテンツを結合する
・変更履歴を校閲する
・プレゼンテーションを保護する、共有する

やはり、パワーポイントも新しいファイルを用意する→スライドに文字やイラスト、写真などを配置していく→音やアニメーション効果を着けて仕上げる、といった、ファイル作成の基本的な流れをたどる出題範囲ですね。

パワーポイントは、発表したい内容をいろいろな手段で表現するためのソフトです。

そのため、ひとつひとつの操作はワードやエクセルに比べて比較的シンプルなものばかり。

そのため、どちらかというと操作する人間が「どんなことを、どんな形で表現したいか」というアイデアの方が重要と言えるでしょう。ただ、それを形にするにはパワーポイントの操作をしっかりマスターしておく必要があります。

ワードやエクセルにはないパワーポイントの機能のひとつが「アニメーション」です。これは配置した文字やイラスト、写真を動かすことができる機能です。

アニメーションを演出に使うと、見ている人に大きなインパクトを与えることができます。むやみに使うのではなく、「ここが重要なポイント!」と強調したいところに使うと、大きな効果を出すことができるでしょう。

 

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