こんにちは。
誰よりもパソコンができなかったパソコン講師、しかっちです!

「P検(パソコン検定)とMOSならどちらがパソコンに強くなれますか?」
「MOSとP検って、何が違うんでしょう…?」

そうなんです…!パソコンの実務レベルをあげたいという人の多くが抱える悩み、それは「どの資格を受けるのがお得なのか」というところなんですね。
「どうせ受けるなら、一番実務に有利なものが受けたい!」というそのお気持ち、とってもよくわかります!

自分で比較しようとしても、受験範囲比較表があるわけでもなく、困ってしまいますよね。
そこで、今回はよく比較される2種類ということでP検とMOSを比較していきますよ。
「どれを受けようかしら…」とお悩みでしたら、参考にしてください!

実務スキルをレベルアップできるのはMOS

はっきりと申し上げますと、実務スキルのレベルアップでMOSにかなうパソコン資格はないです。MOSは基本レベルをマスターするだけで、今受けているお仕事の時間短縮に役立つ技能を習得できますし、受験も実務に沿った内容の実技試験なので、体が操作方法を覚えてくれます。

「パソコンには自信があります!」という方でも、「こんなテクニックがあるなんて知らなかった…」というテクニックを使用して問題を解くこともしばしば…。

他の試験にそれが一切ないといえば嘘になりますが、MOSほど「覚えた翌日の業務にすぐに活かせるテクニック」がふんだんに問われる試験はないと思っています。

P検では表面的なスキルした身につかない

P検は、MOSがエクセルやワードの実務を体と頭に染み付かせる試験なのに対して、パソコン全般に関する表面的な知識を得るための試験です。

パソコン全般に関するといっても、ちょっと想像がつかないかもしれないですね。
P検で問われるパソコン全般の知識は、こんなことに関する知識を問われます。

・ネットワーク、モラル、セキュリティのビジネス活用知識
・情報処理、通信に関する知識
・オフィスソフトの基本的な知識

…まだちょっとわかりづらいので、P検準二級の試験範囲を少しだけご紹介しますね。

【ネットワーク、モラル、セキュリティのビジネス活用知識】

・通信回線の種類と特徴を説明できる
・フォルダーの共有設定ができる
・ホームページが公開される仕組みを説明できる
など

【ICT活用(情報処理、通信)に関する知識】

・複数の情報のニュアンスを読み取り、関連知識と結びつけ有用性を判断できる
・文脈で得られた情報の性格付けを行い、データベース化することができる
・得られた複数の情報を重要度、緊急度を意識し関係づけできる
など

オフィスソフトの基本的な知識については、この後の章でMOSと比較しますね。
ここまでP検をみてどう感じましたか?「通信回線の種類と特徴…ホームページ公開の仕組み…どれも実務ではあまり使わなさそう」と、考えたのではないでしょうか。

P検(パソコン検定)vsMOSレベル比較

オフィスソフトの基本知識は、MOSと比較をしていきましょう!
P検の試験範囲でオフィスソフトの範囲がわかるのが2級までだったので、P検は2級の範囲を、MOSは2017年7月時点でもっとも受験者の多い2013の範囲で紹介しますよ。

【P検2級のワープロ(ワード)試験範囲】

● テンプレートの機能を理解している
● オリジナルのテンプレートを作成し活用できる
● フォームの機能とフォームの利用に適した文書が説明できる
● フォームフィールドの書式設定ができる
● アウトラインの機能の説明ができる
● アウトラインレベルの作成と編集ができる
● 文書をWebページとして保存できる
● 異なるアプリケーションデータをリンク貼り付けできる
● 異なるアプリケーションデータを埋め込みできる
● 変更履歴を設定できる(変更履歴、コメント)
● 変更履歴を活用できる(変更履歴の記録)

P検2級のワードの試験範囲は、たったこれだけ。準2級の範囲と合わせても、30項目程度しか学ぶことができません。操作方法を丸暗記してしまえば取れてしまう印象がありますし、「パソコンが使えます」という方なら常識レベルでできるテクニックばかりです。実務レベルの底上げに役立つとは、考えづらいと思いませんか。

それに対してMOSの試験範囲がこれです。

【MOSワード2013試験範囲】

● 新しい文書を作成する
● テンプレートを使用して新しい文書を作成する
● ファイルをインポートする
● Wordで外部データを直接開く
● WordでPDFファイルを開き編集する
● 文書内の文字列を検索する
● ハイパーリンクを挿入する
● ブックマークを作成する
● ジャンプ機能を使用する
● ページ設定を変更する
● 文書のテーマを変更する
● 文書のスタイルセットを変更する
● ヘッダーやフッターを挿入する
● 透かしを挿入する
● ページ番号を挿入する
● 文書の表示を変更する
● ズームを使用する
● クイックアクセスツールバーをカスタマイズする
● リボンをカスタマイズする
● ウィンドウを分割する
● 文書のプロパティに値を追加する
● 編集記号の表示/非表示を使用する
● 簡単なマクロを記録する
● ショートカットキーを割り当てる
● マクロのセキュリティを管理する

聞いたこともない用語、「え?そんなこともワードでできるの?」という操作がいくつかあったのでは?
前半にあげた部分は基本操作ですが、後半にいくに従ってマニアックな操作になってきます。ですが、このマニアックな部分が実務に効くのです。

「MOSを受験しなかったら、こんなテクニックを知ることはなかった…!」というテクニックこそが、実務レベルに圧倒的な差がつくテクニックなのです。

まとめ:パソコンスキルのレベルアップを狙うならMOS

P検準2級と2級の受験料合計は、11,200円。MOSスペシャリストの受験料は10,584円です。
同程度の受験料がかかるわけですが、試験の内容は大幅に違います。

パソコンに関する表面的な知識をつけたい場合は、P検を順番に取得するのもありでしょう。しかし、実務に直結する技能を身に付けることが目的ならば、MOSを受験することを強くオススメします。

ホームページ制作の方法などのパソコンに関する全般的な知識は、あれば役立つシーンもあるでしょうが、オフィスワークで役に立つシーンは稀です。情報の分類の仕方などについても、わざわざP検で受験せずとも秘書検定などのオフィス検定の方がより専門的な内容を学ぶことができます。

「事務の実務に直結させたい」「業務効率を改善したい」と考えているなら、迷わずMOSを受験することをオススメします。