こんにちは。
誰よりもパソコンができなかったパソコン講師、しかっちです!

MOSは、オフィスソフトのバージョン別に3パターンの試験があるのをご存知ですか?
例えば、同じMOSワード スペシャリストでも、MOSワード2010、MOSワード2013、MOSワード2016の3パターンがあるんです。

「できれば…難易度が優しいものを受けたい…!!」
「せっかく受けるなら、より実践力がつくもので受けたい…!」

受験を検討するときに、色々な思いがあると思いますので、今回はMOSのバージョンについてお話しさせてくださいね。

MOSは各バージョンで形式が違う

先ほども少しだけお話ししたのですが、MOSはオフィスソフトのバージョン別に科目があるので、同じワードでも3パターンのテストがあります。

MOSの試験科目は、ワード・エクセル・パワーポイント・アウトルック・アクセスの5科目です。それぞれに2010、2013、2016のバージョンがあるので、受験科目は全部で15科目になるということですね。

各バージョンの特徴を簡単に説明すると、

・MOS2010:一問一答形式。操作方法の暗記で対応できてしまうので実践力はあまりつかない可能性がある。
・MOS2013:試験の最中に1つのプロジェクトを完成させる形式。未完成の文書を完成させていくので、実践力がつく。途中で間違えると次の回答に支障が出ることもある。
・MOS2016:小さなプロジェクトを複数完成させていく形式。プロジェクトごとに関連はないので、1つできなくても次の回答には支障がない。実践力もつく。

というようになります。

それぞれに特徴があるので、難易度順に並べることにあまり意味はないです。
出てくる問題に対しての難易度は「同じ」と考えてよいです。

しかしながら、「合格できる難易度」という切り口であればMOS2010 < MOS2016 < MOS2013 になるでしょう。

MOS2013のみ「最初から最後まで作成する」という実務の問題形式になります。よって、1つ間違うと大きく間違える可能性があるので、他の試験と比較して合格が難しいです。

MOSの受験科目で迷ったら最新ものを受験すべき

MOSの受験科目が意外に多くてびっくりした方もいるのでは?
受験に悩んでいる人は、どの科目を受けたらいいのか困ってしまったかもしれませんね。
もし、自分にあった受験科目がどれなのか悩んだなら、最新バージョンの科目を受験することをオススメします。2017年10月時点の最新科目は、MOS2016です。

どうして最新のバージョンの受験をすすめるかというと、多くのパソコン資格は古いバージョンの資格を持っていても「資格を持っています」とみなされないからです。

例えば、パソコン上で写真を加工したり、イラストを描いたりする人に重宝されているAdobe(アドビ)社のソフトがあるのですが、そのソフトを使いこなす指標になる資格もそうです。サイトにはっきりと「〜〜のバージョンよりも古いバージョンで取得されている場合は、新しいバージョンで取得し直すか、資格保持の旨を職務経歴書などに記載しないでください」というような文言が書かれています。

パソコンソフトは、新しいソフトが出るまでの期間が短く、次々に便利な機能が追加されていくものです。古いバージョンにはなかった機能を使いこなせるようになるためにも、悩んでいるなら新しいバージョンで受験した方がいいでしょう。

MOS2010・2013・2016で実務が身につくのはMOS2013

「とにかく実務に使えるテクニックを身に付けたい!」という人は、MOS2013をオススメします。MOS2016は最新バージョンですし、実務も身につきやすい試験形態ですが、今の段階ではMOS2013の方がおすすめですね。

というのも、現在企業で使われているオフィスソフトでオフィス2016を使っているところは少ないと思うのです。おそらく、圧倒的に多いのはオフィス2010…。

「では、MOSも2010を受ければいい」と感じるかもしれませんが、MOS2010は出題形式が一問一答形式なのです。1から文書やグラフを作る経験ができるわけではないので、他のMOSに比べると実践力のつき方が低いのですね。

そこで、MOS2013です。オフィスのバージョンが違うとはいえ、2010と操作性はあまり変わりがありません。その上、試験形式もプロジェクトを完成させるタイプ。模擬試験を複数こなすことで、文書作成やエクセルシート作成の見本を学ぶこともできます。

実務で使われているオフィスと操作性があまり変わりなく、試験対策をしながら実務の勉強もできるということなら、MOS2013がおすすめということですね。

アクセスやパワーポイントの難易度は…簡単?

アクセスやパワーポイントの難易度についても触れておきますね。
アクセス・パワーポイント・アウトルックは、上級試験のエキスパートがありません。3つともスペシャリストだけの試験になります。

バージョンごとの難易度の変化は、ワードやエクセルと同じ程度。バージョンが新しくなるごとに実践力がつく難易度になっています。
スペシャリストに合格できれば、一通りの機能を使用できるようになりますので、これらの受験科目で迷ったなら、最新のものか業務上で使用するバージョンで受けるのがいいでしょう。

まとめ

MOSの受験科目で悩んだら、最新のもので受験するのが間違いがないです。
「簡単に合格できる」という噂にのって、実践力に乏しいバージョンで受けても、資格本来の役目は果たせないと思います。もし、勤め先ですでにパソコンを使っているのなら、そのバージョンに合わせて受験するのが実践力をつけるという意味ではベストでしょう。

受験料はどのバージョンで受けても差はありません。自分にとって一番いい科目を受験するようにしたいですね。