こんにちは。
誰よりもパソコンができなかったパソコン講師、しかっちです!

MOSにはスペシャリストとエキスパートの2段階のレベルがあります。MOSの取得を検討している方には、「いきなりエキスパートを受けていいものか」「スペシャリストから段階的に取得するべきなのか」で悩んでいる方も多い印象がありますよ。

そこで今回は、MOSをどちらで取得するべきなのか悩んでいる方のために、スペシャリストとエキスパートの性質の違いについてご紹介します!

解説1 MOSエキスパートは上級クラスの試験

MOSエキスパートは、スペシャリストよりも上級クラスの試験です。それだけいってもわかりづらいですよね(苦笑)。後ほどエキスパートとスペシャリストの試験範囲の比較もご紹介しますよ。

MOSエキスパート試験は、スペシャリストに求められるよりも高度な内容の理解が求められます。例えば、エクセルでは、マクロ機能を利用して簡単な作業を自動化させたりVBAに関する知識が問われたりするバージョン(2003)がありました。

VBAとは、エクセルで利用できるプログラミングのことです。マクロは、エクセルを使用している人が実際に作業をした内容をエクセルに覚えこませるものでしたが、VBAはマクロで覚えこませるよりも複雑な作業を直接エクセルに指示することで、使用者の作業を楽にできるのです。

このような形で、業務の改善などに大いに役立つけれど、使いこなすのに高度な技術を要求されるものについての試験がエキスパート試験です。
「オフィスソフトでこんなことができるなんて、想像もしなかった…!」という内容も多いかもしれないですね。

解説2 MOSスペシャリストは実務に即した試験

MOSスペシャリストは、実務の即した試験ですね。スペシャリストの試験範囲の内容には「あ!この表(文章))って自分で作れるんだ!」という内容が多くあります。

例えば、エクセルなら2つの値を参考にして集計データを出す「ピボットテーブル」。ワードなら「図表、写真が挿入された案内状」、パワーポイントなら「アニメーションや動画が挿入されたプレゼン資料」など…。

「見たことはあるけれど、実際に自分で作ったことはなかった」「職場では『この部分は触らないで!』とロックがかかっていた」資料や書類を自分で作れるようになるのが、スペシャリストです。

解説3 エキスパート・スペシャリストの出題範囲比較

エキスパートとスペシャリストの出題範囲の比較をしていきましょう!最初にお伝えしますが、MOS試験科目のうちで上級資格のエキスパートがあるのは、、ワードとエクセルの2科目だけです。
パワーポイントとアクセス、アウトルックにはありませんのでご注意ください。

受験者の多い、MOS2013で比較しますね。

【ワード】

●スペシャリスト

・文書の作成と管理
・文字・段落・セクションの書式設定
・表やリストの作成
・参考資料の適用
・オブジェクトの挿入と書式設定

●エキスパート

・文書の管理と共有
・高度な機能を使用した文書のデザイン
・高度な機能を使用した参考資料の作成
・ユーザー設定のワード要素の作成

まずは、ワードです。
スペシャリストが、「文書を作成すること」に重点をおいた内容になっているのに対して、エキスパートは、「文書を管理すること」つまり「文書フォーマットの作成や共有文書の管理」に重点をおいた内容になっています。

実務上では、エキスパートレベルの人が作成した文書フォーマットを使用して、スペシャリストレベルの人が文書を完成させるイメージですね。

【エクセル】

●スペシャリスト…

・ワークシートやブックの作成と管理
・セルやセル範囲の作成
・テーブルの作成
・数式や関数の適用
・グラフやオブジェクトの作成

●エキスパート

・ブックの管理と共有
・ユーザー設定の書式やレイアウトの適用
・高度な機能を使用した数式の作成
・高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成
・ブックの管理と共有
・ユーザー設定の書式やレイアウトの適用
・高度な機能を使用した数式の作成
・高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成

エクセルもワードと同じように、スペシャリストは「見栄えのする表やグラフを作成・編集すること」に重点がおかれ、エキスパートは「関数やレイアウトの設定をし、フォーマットを整えること」に重点がおかれていますね。

解説4 エキスパートレベルは業務改善がスムーズに

スペシャリストは、「今ある業務をよりスムーズにこなす」「今ある業務にちょっとしたエッセンスを加えて時間を短縮する」ためのテクニックに関する試験。
エキスパートは、「今ある業務を根本から改善する」「新しいフォーマットを作る」テクニックに関する試験ということです。

エキスパートレベルのテクニックが頭に入っていて、しっかり使いこなすことができれば、「エクセルにこんな機能があれば、もっと時間短縮できるのに…」という業務を改善することができますし、今まで手作業で行なっていたデータ転載をワンクリックで終わらせることも可能になるのです。

解説5 いきなりエキスパートでも大丈夫?

いきなりエキスパートの受験も大丈夫です。ですが、目的は何でしょうか?

スキルをあげる為というお話であれば、「スペシャリスト」から取得する方が良いでしょう。基本的に、「スペシャリスト」と「エキスパート」は全く異なる問題です。確かにスペシャリストよりも上のレベルの問題が出てきますが、関連性があるわけではありません。

要は、「エキスパートを持っているからと言って、スペシャリストレベルは勉強しなくても理解できている」とはならないです。全く別物とお考え下さい。

なので、「エキスパートがスペシャリストを網羅している」と考えた上で「エキスパートだけ取得」というのであればやめたほうが良いです。

そうではなくて、会社の上司に「エキスパートをとりなさい」といわれたけど、スペシャリストも持っていないのにいきなりエキスパートで大丈夫?というご心配であれば、大丈夫です。

いきなりエキスパートの問題を行なっても問題ないです。

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まとめ

MOSスペシャリストとエキスパートの違い、わかりましたか?
簡単にまとめると、スペシャリストは、「今ある業務をスマートにこなす」ことができる試験。エキスパートは、「今ある業務を根本から改善する」能力を磨く試験ということです。

たまに「どうせ受けるなら一気に上級試験を攻める!」という方がいらっしゃいますが、記事内でご紹介したように、スペシャリストとエキスパートでは習得できるテクニックが全然違います。
MOSを取得した結果、自分がどうなりたいのかを想像してからどちらを選ぶか決めた方がいいですね。

もし、自分に必要な科目がどのバージョンか悩んだ場合は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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